2021/7/25  19:30

帝劇 ミュージカル 「レ・ミゼラブル」 2021年度公演  舞台/ミュージカル/映画

東京に4回目の緊急事態宣言が出される少し前、

帝国劇場にミュージカル「レ・ミゼラブル」を観に行ってきました。
 
【舞台動画】
https://www.youtube.com/watch?v=u5zoFrYkXsA
https://www.youtube.com/watch?v=k1pHUUB3iF8

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コロナ禍でもチケットは発売初日に全公演即日完売。

朝からパソコンの前に座り
久々にチケット争奪戦に参戦しましたが
席番を迷っている間にどんどん席がなくなっていき、
最後の最後でギリギリ取った感じでした。

人気の作品ですね。

コロナ禍では公演中止と隣り合わせですが
劇場は感染対策に力を入れていることがよくわかります。

入口で手指の消毒、サーモカメラでの発熱チェック、
チケットのもぎりはお客さん自身で
劇場スタッフは「私語は控えてください」とプラカードを持って座席をまわり、
公演終了後は席ブロックごとに移動、
お客さんたちも理解して協力しています。

どの公演も出演者、スタッフはPCR検査を繰り返し、大変だと思います。
カーテンコールでのスタンディングオベーション、拍手、手拍子は
出演者、観客がひとつになって感動しました。

エンターテインメントは人間が心を保つために必要なものだと実感。

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19世紀初頭のフランスが舞台。
貧困、革命、愛、正義、尊厳など動乱期の社会情勢、
その中で必死に生きる民衆の姿を描いた作品。

1987年の日本初演から現在にいたるまで
東宝演劇史上最多の上演回数を更新し続けています。

ニューヨークで観たのを最後に20年ぶり今回が4回目の観劇。
演出や衣装が以前とは少し変わっていて新鮮な気持ちで舞台を見つめていました。

このミュージカルは最初から最後まで全て歌で進んでいきます。
台詞を全て歌で表現していて
メロディーで各人物の心情の変化を表していると言われています。

聴いていると歌詞の内容とメロディーが連動していて
怒り、哀しみ、葛藤、愛が伝わってくるのがわかります。

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【この日の出演者】

ジャン・バルジャン   佐藤 隆紀
ジャベール        伊礼 彼方
ファンテーヌ        濱田 めぐみ
エポニーヌ        屋比久 知奈
マリウス          内藤 大希
コゼット          加藤 梨里香
テナルディエ       駒田 一
マダム・テナルディエ  谷口 ゆうな
アンジョルラス      木内 健人

濱田めぐみさんは劇団四季時代から尊敬している俳優さんです。
濱田さんのファンテーヌが観たくて、今回は濱田さん出演日にしぼって
チケットを取りました。

20年前、私はまだ若かったので

革命に立ち向かう若く勇敢なアンジョルラス
恋に落ちるマリウスとコゼット
愛するマリウスに振り向いてもらえないエポニーヌ

の目線で観ていたのを覚えています。

でも今回は

過去の過ちに追われ、生きづらさを感じながらも愛と信念を貫くジャン・バルジャン
貧しさの中、我が子を想いながら息を引き取るファンテーヌ
法を順守し、職務に忠実、それが神の道だと信じながら
ジャン・バルジャンを執拗に追う警官ジャベール 

この3人の目線で観ている自分に気づきました。

長い年月が流れ、私も年をとったのでしょう。

学生たちと戦いに参加したジャン・バルジャン。
若者たちはみな銃弾に倒れ、
ジャン・バルジャンは疲れ切ったように座りこんで歌います。
神を頼るしか方法がないかのように。

傷を負ったマリウスをコゼットの元に帰して欲しいと
ジャン・バルジャンが神に歌う「彼を帰して」
 
【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=McxhfNR1234

疲れ切った中に愛情がにじみ出てくる歌い方が絶妙で、
4回目にして初めて涙があふれマスクの中がビショビショでした。

曲も、ストーリーも、俳優さんたちも、オーケストラの演奏も
全てがドラマチックで、何度観ても心が震える素晴らしい作品です。


さて…

日比谷シャンテ、東京ミッドタウン日比谷で

「レ・ミゼラブル」
レストラン&カフェコラボキャンペーン


というのをやっていると知り、後日行ってみました。

対象メニューを注文するとレミゼ登場人物の舞台衣装がデザインされた
コースターがもらえます。

メニューにはレミゼにちなんだ名前が付けられています。
 
https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/jp/event/upload/lesmiserables_cp.pdf
https://www.hibiya-chanter.com/special/?id=36

ファンにはたまらない…

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ゆとりの空間 日比谷店 (日比谷シャンテ2F)

料理家 栗原はるみさんのオリジナルレシピがいただけるカフェレストラン。

こちらの対象メニューは…

賛同する民衆たち
列に入れよ!スイーツの列に

(栗原さんちのデザート盛り合わせ)

劇中歌「民衆の歌」

列に入れよ 我らの味方に
   砦の向こうに憧れの世界

にかかっています。

チーズケーキ、シフォンケーキ、アイスクリーム、冷凍マンゴー
杏仁豆腐、紅茶ゼリー(アールグレイ)

お母さんが作ってくれたデザートプレートって感じでした。

入りましょう、スイーツの列に!! ぱくぱく

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ベーカリー&カフェ JEAN FRANCOIS (東京ミッドタウン日比谷)
 
ジャン・バルジャンの運命を変えたパンでつくった
バゲットサンドセット


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パンを1つ盗んで捕まり、脱獄を繰り返し19年服役していたジャン・バルジャンの
やりきれなさが伝わってくるようです。

彼を想い、しっかり噛みしめながらいただきましょう。

ハム、カマンベールチーズ、たっぷりの粒マスタードがはさまったバゲット。

マドレーヌは 愛と信念のマドレーヌ という名前。
まさにレミゼです。
はちみつが入っていてしっとり、オレンジの香りも爽やかで美味しかったです。

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会計時にコースターがもらえます。

銀色の封筒に入っていて、誰のコースターが出るかは開けてみないとわからない…

私はジャベールが欲しかったのですが

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コゼットとマダム・テナルディエでした。

貧しいファンテーヌは娘コゼットをテナルディエ夫妻にあずけ工場で働き、
給料を送金しますが、トラブルに巻き込まれ思うようなお金がつくれません。

マダム・テナルディエは自分の娘エポニーヌをかわいがり
コゼットにはつらくあたり、いじめます。
そんな二人が出るとは、ある意味「おぉぉ〜」ですね。


娘を想いながら息を引き取るファンテーヌにジャンバルジャンは
「私が育てる。約束する」
と言ってテナルディエ夫妻の元へ。
自分の娘としてコゼットに無償の愛を注ぎます。

別人として生きていても、罪人という過去の過ちは消えることなく
容赦なく彼を追ってきます。

法律を守ることが神の道だと信じる警官ジャベールは
不覚にもジャン・バルジャンに命を救われ、
マリウスを家に帰したら出頭するから猶予が欲しいという彼の願いを
受け入れてしまいます。

罪人なのに人助けをし、愛を注ぐジャン・バルジャンの姿と
彼を執拗に追う自分の姿。
ジャベールの正義は揺らぎ、星に向かって歌い、
セーヌ川に身を投げ自殺します。
 
【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=BbR2TDmMa3I

星に歌いかける姿に彼の別の顔が見えるような気がします。

冷徹に見える彼にも人間らしさと苦しさがあったのかも。
鎖につながれていたジャン・バルジャンと同じように
ジャベールにも心に重たい鎖がからみついていたのかも。

苦しさの中で 誰を想い、誰のために生きるのか…

彼らの愛と、葛藤と、生きづらさが胸をしめつけ、

観劇から1ヶ月近く経ちますが、私の心はまだ震えています。
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