2008/2/11  10:03

紀伊国坂(きのくにざか)  お散歩

雪続きの東京
寒くて、我が家の電気代は上がる一方です。

さてさて、お話は前々回にさかのぼります。
ホリデーランチへ行ったお話。
四谷〜東京ミッドタウンまでのお散歩でしたね。
あっちこっち寄り道をいたしましたのよ。

まずは、四谷〜赤坂見附方面へ向かいます。
迎賓館の塀づたいに歩いていくとすぐ、そこにあるのが迎賓館東門。

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瓦には菊の御紋が。
古くて立派なんですが、開いているのを一度も見たことがありません。
皇宮警察の方もいませんので、使われていないかと思われます。

【東門前の道】
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左に見えているのはホテルニューオータニ&赤坂プリンスホテル。
すぐそこは赤坂見附です。

この門の前を通ると、私の脳裏にいやぁ〜な思い出がよみがえります。
あれは幼稚園だったか小学校低学年だったか。
とある日曜日、家族で散歩にいきました。
お気に入りの赤いキティーちゃん自転車に乗って。
かなりご機嫌。

ちょうどこの門の前、まさにこの場所にさしかかった時、なぜだかその場で止まって
しまったのです。
写真をご覧いただくとわかりますが、門の前は斜めになっているんです。
斜めになっている場所で止まれば、どうなるか。
そりゃ横にバタっと倒れます。
それが自然の成り行きってやつ。
補助輪付いててもダメなんです・・・
スローモーションなんです。
あら?あらららら・・・
こうなると、自分では修復不可能。
自然の流れに身を任せるしかないのである。

バッタリいってしまった私を父は起こし、大爆笑していました。
その姿を私は見たぞ、今でもハッキリ覚えているぞ。
私のまぶたにはハッキリ焼き付いているんだぞ。
その後、この場所を通るたび、父は必ずこう言って笑いました。
『ここでバッタリいったね。』と。
忘れたい過去を・・・
レディーに向かって、失礼である。
この場所を通ると自然と体が横に傾く・・・トラウマです。
バッタリいく前に、さっさと先に進もう。

東門を過ぎると、そこは紀伊国坂。
『坂道大好きシリーズ第3弾』でございます。
そして・・・

ようこそ『のっぺらぼう』の世界へ

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上から見るとこんな感じ。

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坂道に来たら、由来を読まねばな・・・
基本だぞ。

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江戸時代に坂の西側に紀州藩上屋敷があったことから名付けられたこの坂道、
みなさんもご存知『のっぺらぼう』の舞台なのであります。
小泉八雲の怪談「むじな」が有名ですね。
「むじな」とはタヌキ。
タヌキが人にいたずらをしたってことかい?

【のっぺらぼうのお話】
江戸は赤坂・紀伊国坂は、日が暮れると誰も通る者のない寂しい道。
ある夜のこと。
一人の商人が通りかかると若い女がしゃがみこんで泣いています。
心配して声をかけると、振り向いた女の顔には目も鼻も口も付いていないじゃありませんか。
ひぇ〜

驚いた商人は無我夢中で逃げ出し、屋台の蕎麦屋に駆け込みました。
商人は今見た化け物のことを話そうとするも息が切れ切れで言葉になりません。
すると蕎麦屋は「こんな顔ですかい」とのっぺらぼうに変身、
商人は気を失いました。

この坂道、車はたくさん通りますが、現在でも人通りがほとんどありません。
夜は今でも出そうです「のっぺらぼう」が・・・
女のっぺらぼうは、どの辺で泣いていたのかな?
屋台の蕎麦屋はどの辺にいたのかな??
想像はふくらみますね。

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車道の向こう側は弁慶橋。
お堀のそばには怪談がよく似合う・・・そんな感じ。

紀伊国坂の上、迎賓館東門付近はソメイヨシノ&八重桜ロードです。
この春、お散歩をしてみてはいかがでしょう。
※詳しくは、当ブログ2007年4月の「四谷花便り」「上智大学グラウンド」をご覧ください。
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