2011/10/23  18:32

オリジナリティーを求めて  しっぽコラム/エッセイ

「年賀状印刷承ります」の文字を目にするようになりました。
街でこの文字を目にすると今年もあと残り数か月なのだと実感します。

写真屋の前で年賀状のカタログを手に取りました。
よくあるタイプ、いわゆる定番デザインが並んでいます。
毎年それを確認してニヤリとします。 ̄ー ̄ ふっ

私は毎年、自分でデザインを考えパソコンで作ります。
作り始めて今回で6回目となりますが
友人たちは毎年楽しみに待っていてくれているようで
喪中の人からも
「喪中だけど今回のデザインを見たいから送って。」
と依頼されるほどになりました。
年々、周囲の期待度が上がっていくことに少々驚き、
「続ける」ということの成果と大切さを感じています。

かつてはお店に写真付年賀状を注文していたのですが
しっくりこないわけです。
何がしっくりこないかって、
デザインと私が使いたい写真が別物みたいで。

お店で注文する写真付年賀ハガキは既製のデザインに写真を
かぽっ とはめこむわけです。
カタログの中から自分が気に入ったデザインを選んだのに
変な違和感を感じていました。

どこに違和感があるかって、
デザインと写真に共通のテーマがなく
お互いがなじまないわけです。

写真にしても絵画にしてもフレームの中には
ストーリーがあり、ドラマがあり、時も流れ、風も吹いています。
既製品にはめ込まれた写真たちが窮屈そうに見えるのは
写真、絵画に描かれた一瞬が持つドラマが生かされていないから

親ならば我が子にかわいいお洋服を着せてあげたいではありませんか。
でもイメージ通りのお洋服が見つからない・・・
じゃあ、どうするか。
自分で作っちゃえばいいわけです。
自分が想い描くものを形にすればいいんです。

お母ちゃんにまかせとき
あんたにピッタリな服作ったるわGOOD!おばあちゃん

お母ちゃんはパソコンの前に座り、シコシコ作業を始めるわけです。
シコシコ、シコシコ、合間におやつを食べながら、シコシコ、シコシコ

お前はうどんか!!   ツルツル、シコシコ

と突っ込まれても、お菓子をくわえながらシコシコ。

年賀状の定番イメージを超えて
もっと自由で、個性的で、洗練されていて、
その人がもらった年賀状の中で一番オーラを発していて、
何度も見返したくなるような、
世界にひとつしかない年賀状は作れまいか。

年賀状は正月色を出せ
年賀状はこういうものなんだ

なんて誰が決めたの。

超えるぞぉ〜、定番を超えてみせるぞぉ〜 パンチ

他の人とは違う物を作りたいと思ったら、あえてへそ曲がりになって、

他の人とは違う所に目を向ける ことです。

発想の転換、他の人がやらないことを見つけて、それを模索してみるってこと。

私の年賀状作りは、デザインを考えることからではなく
テーマを決めることから始まります。

@一年間で印象に残った事をいくつかピックアップする
Aそれに合う写真があるか探す
Bそのテーマで詩や文章が書けそうか考える(写真と一緒に載せるもの)
Cテーマ、写真、文章が新しい年のスタートにふさわしいかどうか確認する

テーマを1つにしぼったらデザインへとりかかります。

ハガキ作成ソフトは非常に簡単。
写真、イラスト、文字がパーツにわかれていて
それを自由に配置してデザインします。

毎回、完成までに4パターンくらい考えます。
作っているうちに

何かいまいちだなぁ・・・
悪くはないけど、小さくまとまってるなぁ・・・

と不完全燃焼を感じた時は、そのデザインを一回バラしてみます。

そこで、
「何日もかけてせっかくここまで作ったのに・・・」
と執着心を出してしまうといい物は作れません。

思い切って手放してみることが大事。

そうするとさらにいいデザインに出会えるものなんです。
他人と違う物を作りたいと思うなら、ただひたすらいっぱい作ってみることです。

最後に

@今までの年賀状とデザインが似ていないか
 (デザインの使いまわしだとは思われたくないもんで・・・)

Aデザイン全体の色味が地味でないかどうか

最終審査を通過した年賀状はプリンターを通り
友人・知人の所へ送り出され 
数か月に及ぶ年賀状研究会の活動はとりあえず幕を閉じます。

掃除機をかけていたら鏡台の上におもちゃの万華鏡が置いてあるのを見つけました。
懐かしいな・・・と思い掃除の手を止めてのぞいてみました。

万華鏡はまわす度に中のビーズが無造作に転がるわけだから
一見同じような柄に見えても、形、色の並び方、どこかが微妙に違うはず。

デザインとか発想は万華鏡のように 無限 なのだと思いました。

自分が想い描くものを、時間をかけて自由に形にしていく

それを誰かの心に受け入れてもらうためには

「あ〜、今回もいいのができたぁ〜」

自己満足で終わらせないこと

受け取る人の喜ぶ顔を思い浮かべること
その人の幸せを願うこと

いい物を作るため手間を惜しまず試行錯誤すること


定番=よく見かけるもの

よく見かけるから 印象に残らないもの とも言えます。
せっかく発信したのに印象に残らないなんて残念すぎます。

他の人と同じであることに安心していてはいけません。
他の人と違うことに不安や劣等感なんて感じる必要はありません

もっと自由に、もっと広い視野で、もっと洗練された感性で

多くの中で埋もれることなく、きらっと輝いてやりましょうよ。パンチ


写真屋からもらってきた年賀状カタログを開き、またニヤリ  ̄ー ̄ ふっ

おっと、自己満足はいけませんよ。No.1!


※今回の年賀状のテーマは今年最後の更新時に発表いたします。
3




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ