未確認空中現象!
何かこのところ、UFOに関する映像が出てびっくりしている。この数年前からアメリカの空軍機が撮影した「未確認空中現象」を、国防総省がお墨付きで公開しているのだ。一体何を企んでいるんだろうか。
おめでたい人が大騒ぎするのは目に見えている、やっぱりUFOはいたのだと。
この発表が何を意味しているかと言えば、ただこの映像が、地球の上空何千メートルかで映されたと言っているだけだ。それを映したパイロットの声が、あれはいったいなんだ?と叫んでいるというだけのことだ。そりゃパイロットが不思議な物をあるいは現象を見たことはたくさんあるだろう、だからといってそれがUFOとは言えないと再三言い続けてきたではないか。
驚くのは、そうしたアメリカ国防省が、今回はそれを自ら事実だったと認めたということだし、それだけのことなのだ。
これらの現象に対する反響が、もう機密扱いするべきじゃないものと腹をくくったのである。
もちろん、それには裏があるに決まっている、だが、なぜそれを今どき認めたのか。
ぼくは地球外生命体などがいれば、それほど怖いものはないと思っているが、人はなぜかそれを楽しむ傾向にある、素晴らしいじゃないかなどと。
まあ、いいけどさ。
かつて南米の人が、どこからか来た白い人を喜んで迎えて全滅に至ったことを思えば、人同士でさえこれなのに、異星から来た生命体がいかに恐ろしいかもしれないものか、考えてもわかろうというものだ。時を期せずして今未知の侵入者が世界に災厄をまき散らしている、その名はコロナ。
いや、またしても侵入者は人間のほうなのだが、どのみち人は人間中心にしかものを考えることができない生き物である。人の知能はそれ以上には(正しく)進化していないシロモノだ。
きょうもまだ仕事を休んでいる。昨日一昨日とまた感染者が増えている、一喜一憂せざるを得ないのである。仕事場に行き何をするということもなく掃除や書き物をしているが。時間ばかりがどんどん過ぎていく。仕事をしてもしなくても時間が早く過ぎてしまう感じは同じなのだ、やれやれ。一体何がやれやれなのかもわからないが、そういう心持なのである。夕方から雨が降り始めて小降りになってから帰る。

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