今朝はティラノサウルスに追われたり、裸でゲリラ戦をしている自分の夢を見て目覚めたが、ついその続きを見たくて二度寝をしてしまった。その結果治療院に40分も遅刻してしまった。あとで30分も待ったが来ないので帰ったという電話をもらったりの体たらくだった。申し訳ない。
しかしいつも通りの単純な夢だった。前の日に原発の「想定外」発言にぼくは、それじゃまるで「ジュラシックパーク」じゃないかと言ったのだがそれが記憶の底に残ってたんだろう。だから街角からこちらを伺うTレックスの姿が夢に出てきたのだ。逃げようにも体は動かないしけっこう怖い思いをした。
そして裸で敗走するゲリラ戦の夢はたびたび見る類の夢のひとつで、なぜかぼくは逃げているときにふと下を見るとパンツを履いていないといった夢をよく見るのである。
これにはもうひとつのパターンがあって、遅刻しそうになって急いで歩こうとしているとパンツを履いてないのだ。「逃げ」と「遅刻」はぼくの夢の定番である。
しかしその時なぜぼくはいつもパンツをはいてないのだろうか。
今でも鮮明に覚えているのは、九段の高校に通っているぼくが遅刻しそうになってあせっていると飯田橋駅からの坂の途中で、ズボンをはくのを忘れて下着のパンツだけで歩いている自分に気付いてひどく困惑するのである。その夢はしかし、もう50歳を過ぎた頃にもたびたび見た夢なのである。いつまで高校の授業に遅刻したことを悔いているのだろうかとわれながら感心する次第。
ま、今回のゲリラ戦パターンでも、その敗走中にこれでは仲間の部隊に合流するのに遅れちゃうとあせっているところだったのである。いつも遅れちゃう、しかし自分は裸同然で一体どうしたら・・!というシチュエイションなのである。
そして起きてみたらやっぱり寝坊してたのである。遅刻する夢を見て遅刻しちゃうんである。なら、なぜその夢のなかで気付かんかなぁ。
怖いが何となくもっと見たいと思わせるのも不思議だ。結果二度寝してしまうのもコレいつものことなのである。
しかし目覚めてみたら、世の中はもっと恐ろしいことになっていた。
これは夢ではない。

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