「SOSしていいものか分からない子供の心理、大したことでないと思い込もうとする心理」
虐待
今日たまたまヤフーニュースで知りました。祖父母を殺さざるを得なかった、少年の背景を取材し続けた本です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20170701-00072772/
に詳しく書いています。(リンク切れになっていたら、ごめんなさい)
少年は、懲役15年になったそうですが、これは、母が負うべき罪じゃないのかと、思いました。(母親は、強盗罪だけ)
殺人はしてはいけない事だけど、どうして¨少年院¨って判決に出来なかったんだろうと、個人的に悔しい思いになりました。
まともな暮らしがない中、少年は幼い妹を育て続け、今も妹が、刑務所から出てきた母によって、売春させられてしまうんじゃないかと、心配しているそうです。
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彼の壮絶な人生と私を比較したらいけないのですが、 この本のタイトルに対し、私は、心にグッとくるものがありました。
私は、彼とは対称的に物理的には、十分すぎるくらいに何でもそろっている家庭に育てています。
でも原家族の中で生活している間
家族、学校の先生、クラスメイト・・・・周りの人達みんなが、
「誰も私を見ていない」と 感じていました。
誰一人として、私が、過酷な環境に置かれている事に気が付いていず、未だに、一緒に生活していたはずの原家族でさえ、
「私は、ずっと幸せな環境にいた」と思っているのですから、悲しい事です。
今思えば、あの状況は、面前DVがあり、教育虐待があり
「虐待」を受けてたって事なんですけどね。
同じ場所に生活していても、立場によって、家庭内の環境は、天と地ほどの違いがあるって事です。
誰も、見てくれていない、誰にも気づいてもらえていない、SOSする方法も分からない、いや自分の状況がSOSすべき状況なのかも分からない。SOSしてもいいものか、こんな事大したことでないと思い込もうとするそんな追い詰められた状況、孤独な心理が、裁判官の人に、理解できただろうか。
SOSする事自体、もっと家庭内が大変にな事になり、居場所を失うかもしれない・・・・そんな恐怖が(裁判官の人に)理解できるだろうか。
穏やかな家庭に育てた人には、決して分からない事だと思うのです
☆現在 私はカウンセラーとして活動しています。
AC(アダルトチルドレン)のカウンセリングルーム/相談室
私のカウンセリングルームです。
私のメインブログ(兄の家庭内暴力の事、虐待の事、強迫性障害の事 私の人生記録をいろいろ綴ってあります)最近は 日常の話題も多いです
強迫性障害克服体験記 も 書いています。
家庭内暴力のある家に生まれ育ち 今カウンセラーとして/カウンセリングも書いています。
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