任期満了(来年二月二十三日)に伴う岐阜市長選(一月二十二日告示同二十九日投開票)で、再選を目指す細江茂光市長(五七)の対立候補として、地元財界の有力者から出馬要請を受けていた建設会社社長杉山文康氏(四五)=岐阜市=は十九日までに、不出馬の意向を固めた。
杉山氏は若手経営者として活躍し、岐阜青年会議所理事長も務めた経歴などから、細江氏の対立候補として出馬を望む声が強く、一時は出馬が有力視されていた。
杉山氏は岐阜新聞の取材に「家庭などの環境が整わなかった」として、不出馬を決めた理由を明らかにした。
岐阜新聞2005年11月20日付朝刊社会面(26)面 より

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