年に6回ある
「千秋楽」という日。各力士とも「勝越し」、「負越し」というまさに「天国」と「地獄」の2種類の成績を必ず与えられる。 また、「千秋楽」に決定することだってある。
この「千秋楽」は、優勝が決定していようが、いまいが、満員御礼。早い時間から多くの観客で盛り上がっている。が、終戦まじかなもの悲しい気持ちも・・。
取的の
着物や
浴衣も部屋によっては、この日は打ち上げに備えてか揃いのものであったりする所に千秋楽の景色有。俺もパーティー参加の為、
スーツで決めていざ相撲場へ。初口から結びまでひいき力士の取組には1番1番一喜一憂。関取衆がいつもより少し早めの場所入り。
十両、幕内の取組もどんどん進行し番数も残り僅か。
「これより三役。」これがまた、感慨深い。少し前までは、
武蔵丸関、
出島関、
武双山関、
雅山関が扇を作っていたな。
ちょっと外へ出てみると、付け人達が
「明け荷」を担いでいる姿(花相撲時もあるが)を目にする。これも千秋楽ならではの光景。
ちなみに俺はこの
「明け荷」が大好きだ。「明け荷」中身は何?それは、締め込み、さがり、タオル等だけではないぞ。
付け人が、一生懸命担いでいる明け荷の中身は尊敬してやまない関取衆の「白星」。
関取衆が、詰めている明け荷の中身は信頼してやまない若い衆への「愛情」なのだ。
我ながらなかなか素晴しい締め文句?(笑)
表彰式も終わり打ち上げ会場に急ぐ木戸口付近では昨日まで鳴り響いていた「
跳ね太鼓」も千秋楽には打たれることもなく、悲しいかな千秋楽百景を後にする。
戦闘竜関と星誕期関の明け荷モデル↓


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