2021/5/14

「タイタニック」重箱のスミ感想  その他の映画・ドラマ・舞台

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映画「タイタニック」を初めて見ました。

では公開当初はなんで見なかったのかなぁと当時のことを思い出してみたら、逆に見た映画は「ガタカ」。このジュード・ロウの輝きにクラクラしていた頃で、誰が見てもかっこよく作られた「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオは「太陽と月に背いて」の危なさはもうないなあ、ケイト・ウィンスレットは「乙女の祈り」でその美しさに惚れ惚れしたけど・・・とうるさいオタクになっていた、いや実は当時私が嫌いだった女が「タイタニック」とセリーヌ・ディオンが好きでカラオケで歌っていたのでものすごく嫌なイメージになってしまったのがホントのところでした。

今年になって「ディカプリオは眩いばかりに美しい」というさえぼう先生のフェミニスト本の一言が気になったのと、「アンモナイトの目覚め」で久々にケイト・ウィンスレットを見て、解説で彼女のキャリアの中でのタイタニックの大きさを知り、まあそれならば見ておこうかな・・・とhuluにあったので^^

昔嫌いだった女のことも24年も経ってるから忘れてたんですが、これってジェイムズ・キャメロン監督ってことも忘れてました!もうね、同じなんです、「ターミネーター」「エイリアン」と!私「エイリアン」はデザイナーのギーガーの画集を持ってたくらい好きだったんですね、それにあのジェットコースターのような怖いことが起こるのがわかっているドキドキ、実際に起こる、切り抜けた安堵、以下繰り返しが続く・・・のも同じでした〜 誰だよ〜ラブロマンス映画と言った人!

真面目な話、ディカプリオかっこいい話は否定しませんが、脚本がよくできてるな、とかアーティストで生存能力高いのは魅力だな、とか理屈で考えてしまいます。これはもうどうしようもありません。

でも予期してなかったところの感動の多い映画でした。まず船の造り。世界最大の蒸気機関船のエンジン室とか操縦室とか!石炭をくべてあの巨大な塊を動かしていたのか?!とびっくりです。その規模が大きくて、働く人たちが誇りを持ってキビキビと頑張れば頑張るほど、のちの事故を予期させて怖いんです。

下の操縦盤のような円系のパーツ、その昔日本人が夜も眠れなくなった黒船が来た下田のカフェで見たことがありまして、確かmade in ベルファーストではなくグラスゴーだったのですけど、その重厚さと手作り感が印象深かったので、映画で実際に使うところが見れて興奮してしまいました。

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ベテラン船長は、この航海が最後の仕事とのことで、彼は避難が開始され部下が乗客の避難を誘導する中操縦室に戻りました。ここで思い出したのがラジオドラマ「キャビン・プレッシャー」で知った「キャプテンたるもの、沈みゆく船と命運を共にする」という概念・・・まさしく。

それとどうでもいいことですが、イギリスの上流階級の男性が救命胴着をつけず正装で最後を迎える、というシーンで、彼が手にしていたお茶はレモンティーだったのも印象的で。よくイギリス通の人が「イギリスでレモンを紅茶に入れるの見たことない」と言うようで、でも私はどこかで見たことがあった気がしたんです。それでそのシーンを見て「上流階級の習慣だったのか?!」と椅子の中で飛び上がりまして。

主役のカップル、ジャックとローズが仲良くなった3等室パーティーではケルトの曲が演奏されて、ふたりともアイリッシュダンスができたのがきっかけで意気投合したのも感慨深いものがありました。船の作られたベルファーストに敬意を払ってのエピソード?このずっと後のシーンで船が沈没始めてふたりが水から逃げるシーンでもケルトミュージックが使われていたし、あの大ヒット曲もエンディングで流れたらケルト調のメロディと多分楽器も!造船した15.000人のアイルランド人への敬意だったのかな。

上流階級の人から優先して救命ボートに乗せられる中、下々の人間はまだ鉄格子で下の船室に閉じ込められていました。その時子どもに恐怖を与えないようにママがおやすみのお話を聞かせていたシーンがこちら。「300年間幸せに暮らしました。・・・

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あああ、タイタニック号はティル・ナ・ノーグの国へ旅立ったのです。

よくできた映画でした。ほぼ古さを感じさせないです。唯一ローズのフィアンセがどこを切っても100%ヤナ奴で、ローズを正当化するには完璧な理由でしたが逆によくできたディズニーみたいだ・・・と思ったもののディズニーだって今はそんなことしないのでやはり時代性なんですかね。

ローズは駆け出しピカソの絵を買った才能で画商にでもなれていたのか気になります。

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2021/5/19  20:34

投稿者:しましま

colin's grandmaさん

マーリン、シリーズ1と5を思い出すと、最初はみんな少年少女のようで
やがて、それぞれの道をたどり別の方向へと1人で歩くという・・・

>>なんとかガイアスが助けてくれないかと

その発想も私にはなかったです!なんとなく姫だから
孤高の道を行くしかないように思えました。

>>ガイ・リッチー版『キング・アーサー』があったので観ました。
なんとケイティー・マグラーがチラッと

そ、それは、やはり彼女は英国ではモルガーナですので
ゲストでしょうね〜!

>>「ロンドン 追う者たち、追われる者たち」のためにhuluを再契約
>>AmazonPrimeに最近お目見え

ぬわんと!ああいうのはタイミングですからねー
私はもう解約手続きしました。
アニメや邦画が多くあまり見たいものなくて。
でもまた何かきたらチマチマと契約します^^
多分「ロンドン 追う者たち、追われる者たち」2はAXNミステリーに
先にくるかな〜って感じですが。

2021/5/19  16:39

投稿者:colin's grandma

しましまさん えむさん

長くなったので分けました。

モルガーナと言えば
せっかくhuluを再契約しているのだからと何か観れるものを探したら
ガイ・リッチー版『キング・アーサー』があったので観ました。
なんとケイティー・マグラーがチラッと出ていて
ウーサーの弟ヴォーティガンに殺されてあっと言う間にいなくなりました…
ちょい役と言うには失礼なので「ゲスト扱い」だったと解釈。
『The Huntsman: Winter's War』のコリンと同じ?

そしてついでにもう1つ。
「ロンドン 追う者たち、追われる者たち」のためにhuluを再契約したのに
悔しいかなAmazonPrimeに最近お目見えしました。
遅いよ、Amazon様!とつぶやきました…

2021/5/19  16:22

投稿者:colin's grandma

しましまさん えむさん

>愛する音楽とともに最後を迎えた

美しいものを愛する人達にとって
もう無理だとわかっていながら見苦しく逃げ惑うのは美意識が許さなかったのかも。
他の乗客達は演奏を聴く余裕なんてなさそうでしたから
愛する音楽で命の代わりにご自分達の魂を救ったのですね。

>このヤングワーロックが話を逆にややこしくして

はい。その通りだと思いました。
マーリンの人の良さが裏目に出て面倒なことになっていると。
でも、それが制作側の狙いだと思って耐えました。

>モルガーナと協力関係に

協力関係とまでは考えませんでしたがマーリンを導いたように
なんとかガイアスが助けてくれないかとそればかり思ってました。
ガイアスもモルガーナの悪夢は魔法の兆候と気づいていながら
ウーサーには必至で隠してましたよね。
だけどやはり彼女は王族ということで遠慮もあったのでしょう。

ここでやっぱり制作側の意図を考えてしまうのです。
マーリンに対抗する魅力的なヴィランが必要だったのですよね。
だからこそ65エピも引っ張れたと…

そう考えると私はBBCあっぱれ!と言うしかないのです。

2021/5/19  14:57

投稿者:しましま

colin's grandmaさん えむさん

>>人がジャックとローズの舳先でのポーズをまねするのも見たくありませんでした

わかります!なぜか腹が立った!なぜそこまで?!

>>バンドが最後まで演奏していた「主よ、御許に近づかん」が脳内でループ

彼らミュージシャンは愛する音楽とともに最後を迎えたなんて
死に様としては理想的なような。


>>愛する人を失った私可哀想とか思って生きてる

でも他の人と結婚して孫にも恵まれ長生き!
1度も木の上と水の中を交代しなかったのは、
それはやはりお嬢様育ちローズの愚かさかと思ってましたが、
それを後で悔いてもいませんでしたね。
あの木に捕まるまではちゃんとジャックを助けに行ったり
水の中を逃げ回ったり野生児のように頑張れたのにな〜
ピラピラドレス1枚の薄着だったのに。

>>BC/AC

対極ですねえー
え、でも冷静なときはモルガーナとマーリンがタッグを組むという発想が?
私は1度たりとも考えつきませんでした。
だって2人はアーサーをめぐってライバル・・・





2021/5/19  8:53

投稿者:えむ

しましまさん

2回観ていつも同じシーンで夢から醒めるような気分になるのがジャックの水没シーン。

本来なら滂沱の涙シーンだと思いますが、皮下脂肪は女性の方があるから交代で水に入ればいいのにと理屈っぽく考えてそっからダメです。相手を救いたいという気持ちの差が見えて。愛する人を失った私可哀想とか思って生きてるようだが、そこは自責だよと。
キャリアに何の得にもならない運動に熱心なのを好感してほぼ彼の全作品観ましたが、この作品はあまり…

マーリンも1度目の鑑賞では
〜このヤングワーロックが話を逆にややこしくしてないか?モルガーナと協力関係になってアーサーを説得すれば魔法合法化できるだろうに。アーサーとの日々が楽しすぎて心の底で「変わらないこと」を望んだ代償だ〜
がBC(before Colin)期の感想でした。理屈っぽくて身も蓋もないです。
それがAC期に入った途端に全肯定、ドラマへの見方がひっくり返りました。惚れた弱みは理屈を黙らせます笑

2021/5/18  21:04

投稿者:colin's grandma

しましまさん

私もかなり後になってこっそりDVDレンタルして観ました。
日本公開前の評判がものすごく良かったので
あまのじゃくの私は意識的に避けてました。
人がジャックとローズの舳先でのポーズをまねするのも見たくありませんでしたし
あのテーマソングが巷に溢れているのもうんざりでした。

ただ、やっぱりケイト・ウィンスレットが好きだったので
いつかは観なきゃという意識はあったのです。

でもそれもずいぶん前のことなのできっと忘れている部分も多いだろうし
何よりタイタニック号がベルファストで造られたのを知ったのが最近(汗)で
(コリンを知ってからのこと)親近感がわきまた観たいと思っていたところでした。

>タイタニック号はティル・ナ・ノーグの国へ

これを知ってしまったらますますまた観なくちゃ!という気になりました!!
本当に神話が根付いているのがわかりますね…
神話について少しかじったのもコリンのお陰です。

実はこちらの記事は前に読んだのですがその時から
バンドが最後まで演奏していた「主よ、御許に近づかん」が脳内でループしてました。

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