2020/9/12

金の毛が3本生えた鬼   コリン・モーガン

グリム童話の「THE DEVIL WITH THE THREE GOLDEN HAIRS」朗読にコリン・モーガンがキャスティングされているので、さっそくPhilip Pullmanの原書Kindle版を買って読みました。日本アマゾンでなんと450yenで購入できます。

童話ですから直ぐに読み終わって、前に読んだことある話だと気付きました(苦笑)。

原作にかなり近い日本語版もネットで読めるので、内容把握にはコチラで十分です。

クリックすると元のサイズで表示しますばくっとあらすじ:

「この子は運が良くて14歳になったら王の娘と結婚する」と予言された男の子が貧乏な家に生まれた。それを知った王は両親を騙して子供を取り上げ捨てるが、子供は生き延びて14歳に。王は再び彼を殺そうとするのだが、器量のいい子に育った子は盗賊に会っても味方につけ王の娘と結婚する。王はしつこく「鬼の金髪を3本取ってこないと結婚はダメ」とまた少年を鬼の餌食にしようと旅に出すが、少年は鬼の祖母をも味方につけ王の命令を達成して帰国する。途中でよその村を助けた少年はお礼の金貨を持ち帰り、それを見て欲を出した王にフェイク情報を吹き込んで王を旅に出し王が2度と帰れないように嵌めた可愛いだけでない賢い少年であった。」

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この童話の挿絵って鬼とおばあさんばかりで主人公の絵がなかなか見つからなかった!

よくある童話っぽいのだけど、違和感がふたつあるんですよ。

まず、「王の娘と結婚するだろう」という逆玉の輿予言。よくあるパターンは「娘は美しく育ち王子と結婚するだろう」じゃないですか?

アラジンも貧しい若者がプリンセスと恋に落ちるんだけど魔法のじゅうたんという技が必要でした。なのにこの男の子は「ハンサムでやさしい」だけで姫にもそしておそらく女王にも気に入られ、旅で出会った盗賊団の老婆、鬼の家の老婆に助けてもらいます。でもちょっと待って。童話って何100年も前からの言い伝えだったりするので、ここには老婆と書いてあるけど実年齢は40代だったりするのもあり得る。昔は人生50年だったんだから。つまり少年の強運はその魅力によるものだった、モテ運最強。

ハンサムでやさしい少年は、旅の途中でよその村人をも助けるほど性格がいい。

それなのに、違和感その2は、

ラストで王様を一生川の渡守にしてしまうリベンジ魂を見せたこと。いや、王様は悪人だけどさ、自分の妻の父なのに。。。王様が身の回りにいたら命狙われっぱなしなので、2度と近くに来てほしくないけど命だけは助けてあげた、とも言えますけど。

でも王の娘と結婚して、その王がいなくなったから自分が王・・・イングランドの薔薇戦争もびっくり。

この最後の王の追放さえなければ、ただのルックスと気のいい強運少年だったのに、実は策士でもあった・・・これは意外でした〜。

途中まではコリンのこれまでの役柄にも重なる「清純派」だったのに、その後の意外な展開を、どうコリンが演じてくれるのか?!

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バッジ・・・
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2020/9/13  20:14

投稿者:しましま

枝龍さん hedgehogさん

>>少年=コリンなので、どんな挿絵でも「違う!」

確かに!
でも1番上の絵、よく見ると少年が毛を3本手に持っていて、
その顔が遠目だけどHappy Princeのコリンボジーに似ている気がします^^

そもそもタイトルが「3本毛の鬼」と言う話だから鬼の絵ばかりなのか、
でもやっぱり強運を持って生まれた美少年とは描きにくいのか、
Kindle版買ってお安い〜と喜んでたけど
挿絵のついてる絵本もあるなら見たくなってきました・・・
いや、早くコリンの出てる動画が見られればもう満足なんですが。

>>大人過ぎるほど大人ですが、今から童話読んでも頭の良い子に育ちますか

はっ!
鬼の話だけ読んで読破した気になってましたが、
まだまだ他の話もあったんでした。
しかしコリンが出てないとモチベーションが1%くらいに下がって・・・

きっとフェニックスシアターはアインシュタインの教えを知っているに違いない!

2020/9/13  19:28

投稿者:しましま

hedgehogさん

>>ちゃんと本を買って英語で

マイナーな童話だと日本語訳はどうせ期待できないと思ったら
リンク先がかなりいい感じに全訳を載せて他ことがわかりました!
ので、頑張って英語で読んでもサラリと日本語訳で読んだのと同じという。

>>大人の理性だと違和感とか理不尽まみれに思える

実は私はほんの少し前までただ読んだだけで終わっていました。
ブログに書くには文字にしないとならないって切羽詰まり
違和感の原因を理屈で考えなくてはならないからです。

でもそれだって、

>>「もっとおとぎ話を読んであげなさい」

たくさんお話を知っていればこそ違和感を感じられるのですよねー
読書家の子供の方がよっぽど私よりも頭いいと思います。
私なんてドラマとか見てやっと今ココ。
うちの親がアインシュタインの言うことを聞いていたらよかったのに。

2020/9/13  9:54

投稿者:枝龍

しましまさん、hedgehogさん

私も450万円支払ってkindle購入しました〜

>>少年の強運はその魅力によるものだった

どんだけ魅力的な少年なんでしょう!
やっぱり、この少年を演じられるのはコリンしかいない!
少年の挿絵が少ないのは、読む人それぞれがイメージする少年像は様々だと思うので(特に外見は)、絵で「こんな少年です」と描くことは敢えてせず、人それぞれの想像を崩さないよう配慮しているのでは?と思ったり。
私の脳内変換は、完全に、少年=コリンなので、どんな挿絵でも「違う!」となってしまうのは明らかです(笑)。
でも、バッジの少年はかわいくて好きです〜〜

頭の良い子に育ってほしかったらおとぎ話を、というアインシュタインの逸話、すごく興味深いです!
今回kindleを購入して、童話って英語が易しいので、英語勉強の教材としても役立つなあと思い(特に私レベルの英語力にはちょうどいい感じがします)、他のお話も読んでみようかなと思っています。
もう大人過ぎるほど大人ですが、今から童話読んでも頭の良い子に育ちますかね?!

2020/9/12  21:19

投稿者:hedgehog

しましまさん

私はこそこそネットで日本語訳を読んでお茶を濁してしまいました。ちゃんと本を買って英語で読まれたとは立派!

>よくある童話っぽいのだけど、違和感がふたつ

超有名どころの童話と違って、ちょっとマイナーな作品って「え、なんでそうなるの??」な展開が多い気がします。だからこそメジャーになってないのかもしれませんが。

先日、全然別件のエッセイを読んでいて、「アインシュタインは「頭の良い子供に育ってほしかったら、どうすればいいですか」と訊かれ、「おとぎ話を読んであげなさい」と答えた。「もっと頭の良い子供に育ってほしいんですが」と言われると、「もっとおとぎ話を読んであげなさい」と答えた」という逸話に出会いました。大人の理性だと違和感とか理不尽まみれに思える話も、むしろそういう割り切れない混沌をたっぷり含んでいるからこそ、子供に聞かせるのにいいんでしょうね——と頭でわかっていても、やっぱり私はあんまり得意じゃないです。でも、コリンの朗読には期待してます♡

http://ameblo.jp/hedgehog42/

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