2020/7/8

ノーザンガー・アベイ(1987)  その他の映画・ドラマ・舞台

オースティン原作の最新映画「EMMA.」が楽しめたので、あの世界をもっと・・・と「ノーザンガー・アベイ」の1987年テレビドラマ版を見てみました。主役の女性が可憐でかわいいなーと思いまして。

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ゴシック小説大好きな田舎娘の主人公が、叔母に連れられて当時の華のバースの社交界にデビューし、途中で馬車から見えたゴシックなお屋敷に招待もされ、男も女も少しでも自分より金持ちの相手を血眼になって狙う世界に揉まれ・・・

という期待通りの筋書きで、特に楽しめたのは、当時ロンドンよりも洗練された社交界だった18世紀バースの街を見れたことです。

有名なロイヤル・クレッセントを走る馬車は観光で行ってもいませんし。

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さらに有名なローマ式お風呂に浸かる人々、入浴着を着るのはわかるけど、お帽子は外出着そのまま?!

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そして首からおリボンで何か下げて入浴するんですよ・・・

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私はあまり温泉に詳しくないのでピンと来なかったのですが、散歩中ふと目に入ったポスターの、ご馳走を目一杯積んだ船、温泉で日本酒をチビチビやるというのは知ってましたが(私はすぐのぼせるのでアルコール摂取しながら熱い湯に浸かるなんてできません)酒のみではなくお食事もというのは、この18世紀イングランドから、もしかしてもっと辿ると紀元前ローマからの伝統なんでしょうか。

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ストーリーに戻りまして、果たしてヒロインはめでたく紳士にプロポーズされるのですけど、当時の会話がまるで舞台のセリフのように長く、それなのに感情はこもってないという特徴もあり、ヒロインが求婚を承諾するお相手の何が魅力と彼女の目に映ったのか不明のままクライマックスを迎えるので「それでいいのか?!」という疑問だけが強い印象に残って終わるという。。。

まるでティモシー・シャラメ=ローリーと結婚しないシアーシャ=ジョーわけわからん「若草物語」の反対です。

でもちょっと本作のヒーローの容姿(写真1番上)でふと思い出したのが、

唐突にデュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、写真右上。

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80年代のトップUKアイドルグループですが、日本では確か前後列ともに左のふたりの人気が高かった。でも本国では右上のサイモン・ル・ボンが1番人気があったんです。「ノーザンガー・アベイ」の俳優さんと特に似てはいないのですが、この日本人から見たら「ふつうの外人さん」的な人がイギリス人女性の心をときめかせる現象。

80年代に現れたダニエル・デイ・ルイス、ヒュー・グラント、コリン・ファースなどは当時から英日でともに人気があり美的感覚に差はなく見えるのですが、サイモン・ル・ボン的な魅力というのは比較文化的にも今後研究の待たれる分野です。
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