2019/10/22

執事が見たイギリス王室  イギリス

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「NHK世界のドキュメンタリー」というシリーズで「執事が見たイギリス王室」を見ました。

「執事」という言葉で思い出すのはTVドラマ「ダウントン・アビー」やカズオイシグロ原作の映画「日の名残り」、それに王室の舞台裏という意味ではドラマ「ヴィクトリア」「クラウン」もあります。

そういうドラマに比べ、実際のところはどうなんだろう?リアルな使用人の世界は?と興味が出たのですが、


(以下NHK公式ページより)
チャールズ皇太子のための究極の靴下のたたみ方、王室ハウスキーパーの採用試験、ウィリアム王子の結婚式で出されたケーキのレシピ…。イギリス王室には、執事、料理人、乳母など千人以上が仕え、それぞれプロの仕事の流儀がある。華やかな世界に身をおく憧れの仕事は、安い給料でも大人気だ。ロイヤルファミリーひとりひとりの性格をうかがわせる秘話も織り込みながら、執事たちの目線でイギリス王室の知られざる一面を描く。


「事実は小説よりも奇なり」という言葉がこれほど当てはまると思ったことはありません。

皇太子の靴下のたたみ方を実際にやって見せてくれたのは、古いグローブトロッターのトランクに下着のパンツ(カルバンクラインでした。アメリカなのね)にもアイロンをかけねばなりませんと言いながら衣装をしまっていましたので、ヴァレット(ご主人様の身の回りの世話係り)も兼ねた執事のようです。それが真剣にそのたたみ方がご主人が靴下を履きやすくすると話しています。

「ダウントン・アビー」では突如相続人となった弁護士のマシューが「主人が服を着るのを手伝うなんて一人前の男の仕事か」とヴァレットという職を否定するシーンがありましたけど、21世紀の使用人達は100年前のドラマの世界なんかよりもずっと仕事に誇りを持っているではないですか!

それに別の執事は、自分がその仕事に応募したのは「日の名残り」「ダウントン・アビー」のイメージに憧れたからだというんですよ!

そして中には長く王室メンバーに近い仕事をした後、マスコミにその仕事を通じて知った王室のプライバシーをしゃべりまくる人というのがいて、そういう人のことをこの番組に出演した人たちは本気で軽蔑していました。(これは王室に限らず企業秘密は厳守が鉄則ですよねー)そりゃそうです。人権侵害ですわ。

「ヴィクトリア」で女王の衣装係長の可愛い女性が出てきてましたが、彼女は恋人ができても女王を優先します。まあ日本の感覚だったら仕事優先というのはよくあることですけど、真剣に自分がいなければ女王の公務が回らないと心配しているんですが、あの姿は現在の宮殿でも健在でした!

王室ドラマ好きの私もでもびっくりする王室への忠誠心。

どんなにリベラルな社会ができても、「王様」「女王様」って特定の人に魅力のある存在なんだな〜と改めて確信しましたです。


*NHKオンデマンドが見られる方は放送しているとのこと。
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