2018/2/19
陰陽師 その他の映画・ドラマ・舞台

ピョンチャンオリンピックの男子フィギュアスケートで、選手と曲のことを考えると感慨深い。
羽生くんの「SEIMEI」がど真ん中ストレートの「和」、宇野くんも「トゥーランドット」は中国のお話、フェルナンデスはドン・キホーテの曲、そしてネイサン・チェンもアメリカ代表ながら「小さな村の小さなダンサー」、アジア風の曲だなあと思ったら、なんと中国の村からアメリカへ亡命したダンサーの映画のサントラというではないですか、
一昔前まではロシアと欧米のスポーツであった世界で、マイノリティとしての自分を強烈に印象づける選曲だと思うとともに、
今やファイギュアのトップには日本と中国、それにアジア系アメリカ人、東欧の小国の選手もズラリと並び、もはやこの世界ではマジョリティになっているではありませんか。
そして改めて羽生くんの「SEIMEI」の元ネタ「陰陽師」を知りたくなり、遅ればせながら映画を見ました。
野村萬斎がカッコイイですね〜!!!ステキ!セクシー!
3回転や4回転はしないけど宙に舞い上がるのですね。
私はいつも洋画とか洋ドラばかり見ているくせに(というか、だからなのか)、昔から日本の人はお醤油テイストが好きです。古い話なので知らない方を承知であげると、少年隊なら東山くんや及川光博ミッチーの顔の気品にフラフラ〜っと引き寄せられます。
野村萬斎の安倍晴明も、身分は祈祷師のような聖職のようなものなのでしょうけど、貴公子然としつつこの世のものではない感がステキ!
時代劇のセリフの喋り方って、演技が上手いのかそうでないのか全く判別つきませんが、基本的に好きです。平安時代には本当は随分と言葉も発音も違ったはずですが、あの平坦な話し方は精神的に落ち着かせる効能があるのではないでしょうか。
私はあまり日本のドラマや映画を知らないとはいえ、こんないいものをなぜ知らなかったのかなと思ったら2001年の作品で、その年は私にとって妊娠・退職・ロンドンへ引越・出産・育児と自分のこと以外全く気に留める暇がなかったのでした。
強大な力を持った呪術師と天然系のパートナーといえば「日出ずる処の天子」を即座に思い出しましたが、映画は実写なので魔物や向こう側の世界を描くのは大変なのでしょうけど、スケール感では厩戸皇子&蝦夷の方が宇宙まで行ってしまって面白かったですが。
撮影技術と予算を考えると、あれから17年も経って進歩した映画製作技術と金メダル連覇で「陰陽師」の知名度が高まった今なら興行的にも期待でき、映画「陰陽師」をリメイクして壮大にやってほしいなと妄想してしまいます。
陰陽師は鬼や魔物を操る力を持つので、晴明が宿った羽生選手が「オリンピックの魔物」をも操れたのだな、と思いました。

2018/2/25 15:17
投稿者:しましま
2018/2/25 9:31
投稿者:Riek
こんにちは。私も萬斎さんの陰陽師が大好きなのでうれしいです。きっかけは何か忘れてしまいましたが、DVDも2枚持ってるし、2の時に発売された「野村萬斎写真集-陰陽師」も持ってます(汗)。「貴公子然としつつこの世のものではない感がステキ!」がすべてを言い表していますね。私は呪を唱える仕種が特に好きです。セクシーで♡
狂言も一度舞台で観ましたが、よく通る声でさすがだなーと思いました。夢枕獏の小説も好きで、文庫で出たのは全部読んでいるのですが、夢枕獏編の「陰陽師読本」という本に夢枕先生と萬斎さんの対談が載っています。面白いですよ。
http://cabin-pressure.blog.so-net.ne.jp/
狂言も一度舞台で観ましたが、よく通る声でさすがだなーと思いました。夢枕獏の小説も好きで、文庫で出たのは全部読んでいるのですが、夢枕獏編の「陰陽師読本」という本に夢枕先生と萬斎さんの対談が載っています。面白いですよ。
http://cabin-pressure.blog.so-net.ne.jp/
2018/2/21 8:30
投稿者:しましま
モグモグさん
ちゃんとした順番でご覧になった方の意見いただけて嬉しいです。
なんか今見るのとリアルタイムで見るのと違うんだろうなあって。
>>彼以外はイマイチ
あはは!なんだかそこは同じ!真田幸村は途中まで良かったですが。
萬斎さんは、当時育児中だった私はNHK子供番組では見たことありました。
伝統芸能でマルチな活躍されててステキな人ですね!!
ちゃんとした順番でご覧になった方の意見いただけて嬉しいです。
なんか今見るのとリアルタイムで見るのと違うんだろうなあって。
>>彼以外はイマイチ
あはは!なんだかそこは同じ!真田幸村は途中まで良かったですが。
萬斎さんは、当時育児中だった私はNHK子供番組では見たことありました。
伝統芸能でマルチな活躍されててステキな人ですね!!
2018/2/20 22:13
投稿者:モグモグ
陰陽師、なつかしいですね。岡野玲子氏の漫画から入り、漠さんの原作(まだ続いてるんですよ)もずっと読んでます。勿論萬斎さんは、大好き。古典に留まらず、いろんな実験的舞台を創作されるの凄い才能の持ち主ですよね。彼に惹かれて陰陽師二本とも観ました。ハッキリいって、彼以外はイマイチでしたが、萬斎が舞うシーンは綺麗でうっとりしました。羽生君の振り付けもアドバイスしたそうですね。
野村萬斎写真集、オークションを見たら1冊だと2000円前後、2冊セットで5000円でした。
年月が経っても価値が落ちず逆に高騰してるのでは?
>>私は呪を唱える仕種が
力一杯叫ぶ西洋魔法使いと違い、ささやくところがいいですよね。
>>夢枕獏編の「陰陽師読本」という本に夢枕先生と萬斎さんの対談が
原作は著者の名前が怖くて本屋さんでも手に取ったことがありません。
萬斎さんと羽生くんの対談は見たことがあるのですが、
やはり元の元、原作を知らねばと思いつつも何故か近づけないでいます。
陰陽師のような人なのではないかと勝手に思って(笑)。
>>貴公子然としつつこの世のものではない感
そういえばローレンス・フォックスにもそういう雰囲気があると思います。