2015/11/25
London Spy3 感想 London Spy
ネタバレですので、嫌な人は見てから読んでね。
11/4に書きましたが、脚本のTom Rob Smithのインタビューに
「60年代に書かれたCIAハンドブックには、ターゲットの殺し方についての記録が本当にあった。暗殺のベストな方法というのは・・・その人の日常に事故を紛れ込ませることだ。アル中にはアルコール。スピード違反常習者には、スピードの出し過ぎ。食べ過ぎの人間には喉を詰まらせる。誰もが信じるだろう。」
とありまして、私はこれを読んだ時、AlexがSM趣味だという意味なのか?と腑に落ちなかったのですが、出て来ました!エピ3の冒頭に。
真犯人の何者かは、Alexのフラットの屋根裏に仕掛けた舞台&小道具ばかりでなく、Dannyの過去の人間関係を調べ、なんとDannyの部屋でのAlexとの会話でさえ電話の記録という形にすり替え、洗濯物はすべてドライクリーニングに出しているAlexからDannyの体液のついたシーツを盗み、数ヶ月の間周到な準備をしてDannyとAlexの関係は秘密のデート相手紹介所と薬物漬けの乱交セックスの仲間、という設定で証拠物件を警察に見つかるように仕込んだのです。

物的証拠を突きつけられて、「嘘だ!」と言う以外に何もできないDanny。
このあたりは、同じベン・ウィショーが主人公を演じたCriminal Justiceにソックリでもあります。
どういうわけか、映画ドラマの製作者というのはウィショーさんを追いつめるのが好きなようです。ウィショーさんってひどい目にあう主人公役ナンバー1ですよ・・・!
あとついでに、製作者はウィショーさんを脱がせるのも好き。あんな華奢な身体は服の中でどんなことになっているのか?と興味をそそるのでしょうか。ファンにとっては嬉しい時もあるけど、今回みたいに警察に寝込みを襲われたり、あんな細い身体をひどい目にあわせるなんてひどい!と胸が痛くなります。はっ!それが狙いか?でも今回はプールとサウナ風呂のシーンまであって、そっちは痛くなかったので眼福だけですみましたけど・・・(笑)
それとDannyの痛い過去のつながりに、Rich(マーク・ゲイティス)という怪しい怪しい薬中で好色の音楽家が、Scottieの痛い過去として「青色」に癒しを求めたロンドンで初めてエイズの犠牲となった美しい恋人が出て来ました。両方ともリアルな怖さ満点でした。ゲイには才能豊かな人も多いのは周知の事実で、売れているアーティストなら華やかな作品と社交活動は一般の人の目にも届くけれど、その暗い部分は噂にはなってもこうしてお茶の間に映像としては届かなかったのではないでしょうか。
そのリアルな怖さのリアルな極みがHIVテストで、DannyがGP(国の医療施設NHSのクリニック/イギリスでは誰でも登録して受診できる)でテストを受け、陽性という結果が出るのです。まったく身に覚えのないDannyは、警察で血液検査などをした時に仕組まれて感染させられたんだと失意のどん底に突き落とされます。このあたり、私はGPの看護婦かテスト器具が仕組まれていて、実は陽性ではないんじゃないか、とも思うのですが、そのへんは謎のままドラマは進行・・・
Scottieが罠にかかったDannyと共に闘う意思を見せたので、Dannyもついに彼にAlexのPCから持ち出した秘密を打ち明けます。そしてその小さな容器を開ける暗号を解き中身を知るためには専門家が必要だと、ScottieはDannyの身なりを整えて外部の力を借りに連れ出します。この時にScottieが言った今と昔の秘密の形の違いがおもしろかったですね。昔のは完全にTTSSのファイル(笑)。よく考えたら、表に「重要機密」とかってハンコを押したら見つけてくれと言わんばかり。

↓ ウィショーくんとジムさんのサイズの差にびっくり!
ジムさんってなんとなく小柄なイメージだったんですが大きいんですよ

↓「スーツのカットによっては話も聞いてもらえない」と言ったScottieもソックスまでは用意してなかったのか・・・?!
誰だこのファンへのクリスマスプレゼント考えたのは!

スーツを着てAlexの大学長に彼が親しかった人を尋ねたり、排他的なジェントルマンズ・クラブでScottieはポッシュな旧友にこの事件への意見を尋ねますが、答えはDannyには謎のようなジョークで返って来たうえ、Scottieはクラブから除会されます。ここの会話がもうほんっとに排他的でおもしろかった。もちろん理解できないDannyにScottieが説明してくれるので私達も意味がわかるのですが。そして退会させられたScottieの言い草が最高。
「残念だ。エッグ・ベネディクトが絶品だったのに。」
AlexがDannyに残したものは、世界中の国家が開けたくないものなので、DannyとScottieは世界中の秘密組織を敵に回したことになるとScottieは解説し、
ひとりになったDannyが突然Richから受け取った包みを開けると、中から携帯が・・・・
というエピ3でした!
今回の英語はいくつかの単語が難しかったけど、また文が短くてわかりやすい方だったかな?
2
11/4に書きましたが、脚本のTom Rob Smithのインタビューに
「60年代に書かれたCIAハンドブックには、ターゲットの殺し方についての記録が本当にあった。暗殺のベストな方法というのは・・・その人の日常に事故を紛れ込ませることだ。アル中にはアルコール。スピード違反常習者には、スピードの出し過ぎ。食べ過ぎの人間には喉を詰まらせる。誰もが信じるだろう。」
とありまして、私はこれを読んだ時、AlexがSM趣味だという意味なのか?と腑に落ちなかったのですが、出て来ました!エピ3の冒頭に。
真犯人の何者かは、Alexのフラットの屋根裏に仕掛けた舞台&小道具ばかりでなく、Dannyの過去の人間関係を調べ、なんとDannyの部屋でのAlexとの会話でさえ電話の記録という形にすり替え、洗濯物はすべてドライクリーニングに出しているAlexからDannyの体液のついたシーツを盗み、数ヶ月の間周到な準備をしてDannyとAlexの関係は秘密のデート相手紹介所と薬物漬けの乱交セックスの仲間、という設定で証拠物件を警察に見つかるように仕込んだのです。

物的証拠を突きつけられて、「嘘だ!」と言う以外に何もできないDanny。
このあたりは、同じベン・ウィショーが主人公を演じたCriminal Justiceにソックリでもあります。
どういうわけか、映画ドラマの製作者というのはウィショーさんを追いつめるのが好きなようです。ウィショーさんってひどい目にあう主人公役ナンバー1ですよ・・・!
あとついでに、製作者はウィショーさんを脱がせるのも好き。あんな華奢な身体は服の中でどんなことになっているのか?と興味をそそるのでしょうか。ファンにとっては嬉しい時もあるけど、今回みたいに警察に寝込みを襲われたり、あんな細い身体をひどい目にあわせるなんてひどい!と胸が痛くなります。はっ!それが狙いか?でも今回はプールとサウナ風呂のシーンまであって、そっちは痛くなかったので眼福だけですみましたけど・・・(笑)
それとDannyの痛い過去のつながりに、Rich(マーク・ゲイティス)という怪しい怪しい薬中で好色の音楽家が、Scottieの痛い過去として「青色」に癒しを求めたロンドンで初めてエイズの犠牲となった美しい恋人が出て来ました。両方ともリアルな怖さ満点でした。ゲイには才能豊かな人も多いのは周知の事実で、売れているアーティストなら華やかな作品と社交活動は一般の人の目にも届くけれど、その暗い部分は噂にはなってもこうしてお茶の間に映像としては届かなかったのではないでしょうか。
そのリアルな怖さのリアルな極みがHIVテストで、DannyがGP(国の医療施設NHSのクリニック/イギリスでは誰でも登録して受診できる)でテストを受け、陽性という結果が出るのです。まったく身に覚えのないDannyは、警察で血液検査などをした時に仕組まれて感染させられたんだと失意のどん底に突き落とされます。このあたり、私はGPの看護婦かテスト器具が仕組まれていて、実は陽性ではないんじゃないか、とも思うのですが、そのへんは謎のままドラマは進行・・・
Scottieが罠にかかったDannyと共に闘う意思を見せたので、Dannyもついに彼にAlexのPCから持ち出した秘密を打ち明けます。そしてその小さな容器を開ける暗号を解き中身を知るためには専門家が必要だと、ScottieはDannyの身なりを整えて外部の力を借りに連れ出します。この時にScottieが言った今と昔の秘密の形の違いがおもしろかったですね。昔のは完全にTTSSのファイル(笑)。よく考えたら、表に「重要機密」とかってハンコを押したら見つけてくれと言わんばかり。

↓ ウィショーくんとジムさんのサイズの差にびっくり!
ジムさんってなんとなく小柄なイメージだったんですが大きいんですよ

↓「スーツのカットによっては話も聞いてもらえない」と言ったScottieもソックスまでは用意してなかったのか・・・?!
誰だこのファンへのクリスマスプレゼント考えたのは!

スーツを着てAlexの大学長に彼が親しかった人を尋ねたり、排他的なジェントルマンズ・クラブでScottieはポッシュな旧友にこの事件への意見を尋ねますが、答えはDannyには謎のようなジョークで返って来たうえ、Scottieはクラブから除会されます。ここの会話がもうほんっとに排他的でおもしろかった。もちろん理解できないDannyにScottieが説明してくれるので私達も意味がわかるのですが。そして退会させられたScottieの言い草が最高。
「残念だ。エッグ・ベネディクトが絶品だったのに。」
AlexがDannyに残したものは、世界中の国家が開けたくないものなので、DannyとScottieは世界中の秘密組織を敵に回したことになるとScottieは解説し、
ひとりになったDannyが突然Richから受け取った包みを開けると、中から携帯が・・・・
というエピ3でした!
今回の英語はいくつかの単語が難しかったけど、また文が短くてわかりやすい方だったかな?

2015/11/27 20:29
投稿者:sofiaandfreya
2015/11/27 16:09
投稿者:hedgehog
しましまさん
あのソックスは最高でした。緊張が続くシーンの連続だっただけに、思わず笑いました。ったく、よりにもよって何であんな柄なの!
>製作者はウィショーさんを脱がせるのも好き。
気持ちは分かるが、何もわざわざサウナまで……とはちょっと思いました。密談にはあまり向かない場所でしょうに。ま、眼福だから細かいことは気にしない♪
>「残念だ。エッグ・ベネディクトが絶品だったのに。」
日本同様、イギリスでもエッグ・ベネディクトが(明後日の方向に)流行ってるんですね、きっとw
http://ameblo.jp/hedgehog42/
あのソックスは最高でした。緊張が続くシーンの連続だっただけに、思わず笑いました。ったく、よりにもよって何であんな柄なの!
>製作者はウィショーさんを脱がせるのも好き。
気持ちは分かるが、何もわざわざサウナまで……とはちょっと思いました。密談にはあまり向かない場所でしょうに。ま、眼福だから細かいことは気にしない♪
>「残念だ。エッグ・ベネディクトが絶品だったのに。」
日本同様、イギリスでもエッグ・ベネディクトが(明後日の方向に)流行ってるんですね、きっとw
http://ameblo.jp/hedgehog42/
<<あのソックスは最高でした。
ほんと、私はこのスクショだけは撮って乗せたくて、何度失敗したことか!
このエピ1の名場面w
<<密談にはあまり向かない場所
サウナって室内だから盗聴されやすいんじゃないの?とも
裸だからコートやカバンにマイク仕掛けられても安全か、とか
家でもお風呂シーン満載なのに、もうついでか?とか・・・
<<イギリスでもエッグ・ベネディクトが(明後日の方向に)流行ってる
ソックスといい風呂といいエッグ・ベネディクトといい、
文化と言葉の差って何?!と思うほどのツボでしたね。絶対にLondon Spyファンには国境はないです。