満を持して、地上最強の漢
「スティーブン・セガール」登場!
セガールといえば「沈黙」シリーズ(最近は「漢字2文字」シリーズもありますが)ですが、今回紹介するのはそのどちらでもない
「グリマーマン」です。簡単に言うと、セガール扮する暴れ刑事のバディムービーです。
ロサンゼルスで連続猟奇殺人事件が発生する。捜査に手を焼くロス市警に強力な助っ人登場。それこそ我らが”セガール”扮する「ジャック・コール」であった。しかし、こいつが登場してから事件は混迷を極めていく。無茶な捜査をするジャックを相棒である「キャンベル」(キーネン・アイボリー・ウェイアンズ)が調べてみると・・・何も出てきません。一体あいつは何者なんだ?それもその筈。ジャックはかつて秘密組織に属し「グリマーマン」として恐れられていた漢だったのだ!
グリマーマン?故 「淀川長冶」氏の解説によれば、”グリマー”はピカピカ光る、という意味。闇夜でその光を見た時、そいつの人生は終わる・・・と言われている。らしい・・・何が光るんだろうか?まぁ、とにかくメチャクチャ恐ろしい漢という事です。
そんな彼に目を付けられたのが、町の有力者「デヴェレル」彼が真の黒幕とわかった途端セガール、じゃなかった、ジャックの怒りに火が点きます。
と、まぁ、ストーリーとしては特筆すべき物はありません。流行の猟奇殺人を盛り込んでみても、結局は「セガール拳」大爆発で終わるのですから。
この作品に限らず、セガールは過去に秘密があるメチャクチャ強い漢(しかも東洋かぶれ)の役が多いです。いや、強いというレベルではなく、
「無敵」です。悪党共はコテンパンのボロ雑巾です。しかし、それで良いんです!セガール映画は彼のアクションと、彼にやられる悪党共の姿が見られれば満足なのですから。
さて、数あるセガール映画の中から、
「沈黙の戦艦」や
「暴走特急」のようにプレイメイトも出ておらず、ストーリーもいつも通りのセガール映画が何故選ばれたのか?それはもう再三言っている様に全編セガール拳大爆発だからです!セガールの暴れっぷりを観るのならば、この作品をおいて他にはありません。
何も考えず、彼の無敵っぷりを観て日頃の鬱憤を晴らしたい。そんな時にお勧めなのがこの「グリマーマン」なのです。
グリマーマン 1996年 アメリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★★☆ セガール好きな人は必見!個人的意見だが、この作品もTV吹き替えで観る事を勧めたい。セガールの吹き替えはやはり「大塚 明夫」氏以外に考えられない!
女優度数(5点満点)
★☆☆☆☆ セガール作品に女っ気はいらぬ!一応奥さん役の人が居るのでこの点数とした。プレイメイトが出ていれば、一気に点数は上がったのだが・・・

0