呆気にとられるエンディング?
今回紹介は
「ヴァンヘルシングVSスペースドラキュラ」です。
はい、タイトルから
プンプン臭ってきますね、
B級臭が。ってか
VSってだけで80%は
B級確定と思いますが・・・
遭難した宇宙船と遭遇したサルベージ船のクルーが、船内に居たヴァンパイアと
戦ってるような戦ってない様なお話。あらすじ紹介の適当さからも立派なB級である事が判りますね(笑)。
エイリアンの舞台で吸血鬼モノをやろう、といった思い付きだけのストーリー、安っぽいロケーション、
おっぱいデカいパツキン美女、と
安い・グロい・エロいと3拍子揃った
見事なB級作品。
そもそも、この作品を観ようと思ったのは、件のおっぱいパツキン美女が、
元プレイメイト「エリカ・エレニアク」だったからである!彼女だけ観たかった、
それだけです!
元プレイメイト出演、という事で
スケベシーンを期待しますが一切無し。代わりにタンクトップにレザーパンツという衣装で、
ゆるゆると船内を走るエリカ嬢の
揺れるおっぱいがそれに相当するというエロさはかなりマイルド。彼女も少しお年を召した様子で目元の皺が気になりましたが、自慢の巨乳は健在。
満足満足。
宇宙船の中に棺桶がずら〜っと並んでいたり、宇宙ヴァンパイアがレトロなドラキュラ伯爵の衣装だったり、
シュールな画が続くが、終始安っぽいロケーションのお陰で全く違和感がありません。
全くSFという感じがしないのは、ある意味スゴい。
ヴァンヘルシングは船長の名前で、一応宇宙ドラキュラと戦うがあっさり
敗北、という
タイトル負けの展開。どうなるの?と思ったら、ラスト
唐突に宇宙船が爆発して終了。
???どういう事?・・・まぁ、こんなエンディングでも別段深く考え込む必要も無い作品ですが、余りにも唐突過ぎてビックリします。
構わずネタバレするが、エリカ嬢はアンドロイドという設定。モロエイリアンのパク・・・オマージュだが、彼女が宇宙ヴァンパイアに噛まれなかった理由も何となく判る。
杭や太陽光線(っていうか太陽そのもの)でやっつけようとかレトロモンスターであるドラキュラの設定を持ちこんで、ストーリーを脳内補完させようとする意気込みや、脱がないけどコスチュームや乳揺れでエロスさえも脳内補完させるという
終始投げっぱなしのB級作品。
あなたのハートには、何が残るでしょうか?
「ヴァンヘルシングVSスペースドラキュラ」 2004年 ドイツ・南アフリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ 全てエリカ嬢の点数。映画として盛り上がる所は
皆無である。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ エリカ嬢の他に1人女性クルーが居ますが、こちらも良く見ると年増。そしてアッサリ殺されます。

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