料理次第でこんなに美味しく!?
今回紹介する作品は
「特命係長 只野 仁 最後の劇場版」です。
電王堂の冴えない窓際係長「只野 仁」には、裏の顔があった。それは、社内外のトラブルに対処する「特命係長」。
電王堂が進める社内プロジェクト「フラワー・アース・フェスタ 2008」のイメージキャラクター「シルビア」
(秋山 莉奈)が何者かに命を狙われている、と知った会長より只野に特命が下される!彼はイベント開催までシルビアを守る事が出来るか?
原作は
「週刊現代」に連載されていた
「柳沢 きみお」の漫画「特命係長 只野 仁」。正直、氏の画が
馴染めないので見る事はあっても、読んだ事はなかった。TVドラマも見た事はなかった。そんなわけで、この作品に関しては殆ど知識が無いまま、たまたま今回観る機会があったわけだが、ぶっちゃけた結論は
「面白い」。あの原作
(失礼だが)が、こんな面白い作品になるんだ、と感動。
先ず、主人公の設定。冴えない主人公が眼鏡を取るだけでイイ男に変化。スーパーマン的な設定は実に判りやすい。そして、原作の色を出すお色気シーン。主人公のベッドシーンが2回あるが、H最中の主人公が
無表情に天井を見つめるショットが、原作通りで、ニヤリとする演出だ。女の子をイかせる際の演出もバカバカしくて面白い。
ストーリーも2転3転して飽きさせないし、脇を固める俳優もいい演技してます。全体的に
小気味良い演出が光る。
正直邦画(アニメーション以外)に対しては、ある意味
「見下した」偏見を持っていたが、少し見直しました。
「特命係長 只野 仁 最後の劇場版」 2008年 日本映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★☆☆ 見直したと言っても、TVドラマの枠を出ていない気はする。映画というより
長いTVドラマという感じだ。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ ヒロイン役の「秋山 莉奈」は、結構頑張っている。が、それよりも西川女史こと
「西川 史子」が良い感じ。やはり悪女が似合うキャラだな。

↑これがこんな感じに↓

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