竜騎士の映画魂

　ヒロインのみで突っ走る！
　
　今回は、久しぶりにＺＥＮピクチャーズ作品を紹介。「ＤＡＲＫ　ＡＲＥＡ　緑の宇宙人」です。
　
　鉱物学者「ゆりえ」は、謎の鉱物を発見し分析していた。そんな彼女の前に謎の宇宙人が現れて・・・
　
　まぁ、毎度の事だがストーリーはあってないような物で、物語の３分の２はヒロインがいたぶられるシーンである事に変わりはありません。
　余談だが、いたぶられるシーンが長いだけに、演じる女優さんも大変だと思いますよ・・・
　
　今回のいけにえ（？）は、（確か）レースクィーン出身の「ＭＩＳＡＫＩ」さん。スラリとしたプロポーションで、黒のビキニ姿でいたぶられまくります。
　いたぶりの内容は、もはや定番の「ぶっかけ」（今回は血糊）と「腹殴り」。ドロッとした血糊が（笑っちゃうくらい）これでもかと滴り落ちます。それらが、眠くなるくらい延々と続く様は、もう「ＺＥＮ作品」だから許せる展開です。
　
　ラスト、敵の宇宙人は実にあっけなく倒されますが、ヒロインを助ける野郎に全く華が無い。「誰こいつ？」って感じ。ＺＥＮ作品は、ヒロインが売りなので、その他のキャストはホントどうでも良いのだが、全くやる気のないヒーローもいかがなものかと・・・
　
　気になるキャストがもう一人。この「ＤＡＲＫ　ＡＲＥＡ」は「トワイライトゾーン」の様な展開で、ダークエリアという不思議空間で起こった事を紹介している、といった語り口なのだが、解説のおっさん（世にも奇妙な物語のタモリみたいな役）がストーリーの設定をぜ〜んぶ喋っちゃう。っていうか、このおっさんが喋らないと意味不明な物語に収集がつかなくなるのでは？
　
　というわけで、とにかくヒロインがキレイなので、「ＭＩＳＡＫＩ」さんが好みならば（爆弾覚悟で）怖いもの見たさに観てみるのが吉。
　
　「ＤＡＲＫ　ＡＲＥＡ　緑の宇宙人」　２００８年　日本作品
　
　竜騎士採点（５点満点）　★☆☆☆☆　ストーリーやら構成やら特撮やら、全く見るべき所はない。
　女優度数（５点満点）　★★★★☆　ＭＩＳＡＫＩさんは、スタイルグンバツ！黒の三角ビキニがそのスタイルを浮かび上がらせる。そして、そのままいたぶられる！良いですねぇ〜。