愛息みぃたろう。
すくすくと元気に育ちあと数ヶ月で2歳です。
月日の経つのがはやいこと!はやいこと!!!
みぃたろうが8ヶ月のころから始めていたある習い事があり。。。。
その関係で、今度発売されるDVDに出れるかも??
というチャンスをゲット!
いっぱ〜〜〜〜いいる日本各地のベビちゃんの中から選考してもらえたんです

そして、さらに選考ベビーの中から別格で選ばれる!!!
(ウチにはコネもなし。プロダクションにも所属してない)
ここで、母舞い上がる
『ちゃんとしてね〜。せっかくのチャンスなんだよ〜〜〜』
今、思えばコレがよくなかった。。。。
本番前、場所見知りも人見知りもせずいろんなスタッフに超愛想を振りまいて
いろんな芸を見せてめちゃご機嫌

この調子だとバッチリですね。なんて言われて私もすっかりその気に
ところがいざ本番になると一変
さっきまで出来ていたことが出来ない!
落ち着いて座ることさえ困難に。。。。
まあこんなものだろう。
次の抜擢されたので頑張って
気持ちを入換え出番を待つ。
ところがこれが長いのなんのって。。。。
出番が来ないので
そのあいだに寝かせようと試みるも大勢のいる中で
興奮して眠れず
スタジオ入りしてかれこれ5時間以上が経過

朝も早かったしみぃたろうの体力も限界に
ところが、やっと寝そうになったときにお呼びがかかる。
前の子が寝んねしちゃったからその間に。。。。って。
ウトウトしはじめたときに起こされた息子はもう号泣。
それでも泣くシーンってことだったので
かえって好都合!というわけで6時間以上待って本番を向かえたのです。
リハと本番で一発OKをもらいやっと寝んね出来ると
控え室で授乳zzz
安らかな顔でウトウトし始めた。
「やっと寝んね出来るね〜」と安堵したのも束の間
【みぃたろうくん。出番です〜】
『え??今寝ちゃいました。少しでも寝かせてもらえると
機嫌もよくなると思うんですが・・・』
すると、
『機嫌が悪いままでいいので。。。』
???
『何も出来ませんよ。それでもいいんですか?』
『はい。いいです!』
・・・これが終われば少しは寝かせてあげられる。
そう思い、ウトウトしている息子をスタッフに託した。
案の定、号泣。ヒクヒクするほど泣いている。
心が痛いよ。私。。。。
息子の希望は私に抱っこされおっぱいを飲みながら寝たいってこと。
本番が終わるとすぐさま息子の希望を叶えたい!
すぐにそうしてあげると泣き止み穏やかになるが
また引き離される。の繰り返し。
普段は全く人見知りがないのにもう誰を見ても
『イヤ〜イヤ〜』
私の抱っこだと出来ることが
私の手を離れるともうパニックを起こさんばかりの不安定ぶり。
『じゃあ後にしよう』ってことでやっと開放。
スタジオ入りから7時間が経過したころで
やっと寝んねが出来ました。
それから2時間あまりが経過。
あと1シーン残っているというので
待機しているもなんだか終わりそうな雰囲気。
担当者を呼び話を聞くと
『これだけよく寝ているので、もう無理ですね。
続きは明日にでも。
今日は帰って頂いて結構です』
は〜〜〜〜??カッチ〜〜〜ン
『待つように言われたのでこの子に無理させて
今までいたんですよ。
そういうことでしたら、もっと早く言っていただければ
他に対処できたのに。。。。。』
悔しくて申し訳なくて、泣きそうでした。ってか、泣きました。
翌日、今度はスチール撮影。
某芸能人夫妻に抱っこしていただく役目。
これも大抜擢!!
ところが、前日のトラウマがあってか
私の手から離れず。。。。。。。
アレコレ手を尽くすもダメ!
すると、みぃたろうくんと○○くん変わって!
○○くんは笑顔はないけれどすんなり抱っこされた。
そこで、みぃたろうは脱落。
○○くんは普段からお母さんがいなくても
平気な子なんですって。
演技、表現、笑顔の前にまず母から離れらなくちゃダメなのよね。
いざって時に!!!
みぃたろうは人見知りも場所見知りもしないけれど
こだわりの強い男で、感性も豊か。
いろんなことを敏感に感じちゃうからね〜〜。
スタッフも息子のオン・オフの切り替えに
驚いた様子。
いつもならそれが息子の個性だと認め
容認している(そう努力している)私だが
なんで、いつも出来て今出来ないのよ〜〜〜


息子にイライラ。怒りの矛先が息子に。
私の荒れた心を感じ取ってか益々私が望まない態度を取り続ける息子。
息子の記念に!思い出に!!なんて言いつついつの間にか
自分本位。自己満足以外のナニモノでもなくなっていた。。。
あ〜〜、最悪だ。
初めての場所で知らない人に大勢囲まれて心細さもあるだろうに
こういう時こそ息子の一番の味方になるべきなのに
息子に過剰な期待をし責任を負わせ
思い通りにならないからとイライラし、ダメじゃないかと責め。。。
私の方こそ、いざって時にダメじゃないか。
ごめんね〜。
初めての経験で気持ちが高揚して母は大事なことを
忘れてしまっていたよ。
息子の一番の理解者になる。
息子の心のよりどころになる。
息子は長男だけれど何も背負わせたくない。
誰がなんと言おうと自分だけは息子の味方でいる。
息子の全てを受け止める。
自分の過去と照らし合わせ
息子を授かったときに心に決めたこと。
いや、心に決めたはずのこと。
代役は他にもいるけれど
大事な息子のあなたの代わりになれる人なんて誰もいない。
芸能人に抱っこされるより、私に抱っこされていたんだ〜って
泣いてくれる子なんて他にいない。
思い起こせば
長女として生まれた私は
とにかく親に認めて欲しくて欲しくて仕方なかった。
祖父母に叱られた時、味方になって欲しかった。
話を聞いて、自分の気持ちをわかって欲しかった。
本当は甘えたかったけれど、弟がいて
私はお姉ちゃんだから我慢しなさい!ちゃんとしなさい!!って言われて
いつのまにか甘えることが出来なくっていた。
母の顔色ばかりうかがっていた私。
暗い顔をしていると胸が苦しくなり
悲しい顔をしていると不安になり
怒っている顔をみると心がざわざわした。
息子にはそういう思いをさせたくない。
私は母の笑顔が見たかった。
きっと息子もそうだろう。
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連日の疲れからまだ夢の中の息子。
目が覚めたら笑顔で「おはよう」と挨拶しよう。
そして、きちんと謝ろう。
ごめんね。みぃたろう。
母ちゃんのせいで負担を掛けてしまったね。
きちんとあなたの気持ちに寄り添えていなかったね。
そしてそして、いっぱい抱きしめてあげよう。
いや、抱きしめさせて
もらおうが正解かな?

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