高校野球、毎日、熱戦が続いています。
私は、幸せ者です。毎日、どこかで教え子たちが活躍してくれています。
でも、高校野球は「どこかで負ける」スポーツ。
その教え子たちが、ひとりひとりグランドから消えていくのは、寂しい限りです。
高校野球は、勝利するとグランドに校歌が流れ「校歌斉唱」がありますよね。
いつも思うんです。
勝った高校の「校歌」を歌うんでなく、負けた高校の「校歌」を歌えばいいと思うんです。
健闘をたたえて「校歌斉唱」を行うんなら、やっぱり負けてしまった高校の「校歌」でしょう。
そうすれば、どこの学校だって、一度は必ず校歌を唄えるんですから。
最後まで校歌を唄えなかったチームは、甲子園で優勝したチーム。
甲子園の閉会式後にでも、それこそがんばったしるしとして「校歌」を唄えば良いんじゃないですか・・・
70歳を過ぎた私の知人。
水戸一高の出身。
熱烈な水戸一高野球部ファン。
何年か前「甲子園で水戸一高の校歌を唄う会」を結成。自らが代表になって、母校の野球部を熱烈に応援しています。
その方 曰く、
「藤田君、甲子園で校歌を唄うのは、甲子園に行くだけじゃダメなんだよ。甲子園で一勝しないと唄えないんだよ。」
なるほどな・・・・ 冷静に見ていますね。
その方が存命のうちに、甲子園で校歌が唄えるかどうか?
何でも、水戸一高の監督さんは、木内さんの教え子で優秀な方らしい。
なんとしても、がんばって、その夢を実現させてあげたいと思っています。

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