紀藤真琴さんの会社(パーソナル電電)の本社は、水戸市見川町にあります。
本社屋の半分は、事務所。あとの半分は室内投球練習場になっています。
普通の会社の中に投球練習場というのも珍しいことです。
本格的にマウンドを作りたいという紀藤さんの希望で、土を入れることに。
紀藤さん曰く「甲子園の土を入れることは出来ないかな?」
このマウンドで、子供達に投球術を伝授するという紀藤さんの心の先には、教えた子供が甲子園に行って欲しい・・・という気持ちがある。
だったら、マウンドの感触を甲子園と同じにしたい・・・その気持ちよく判ります。
果たして甲子園の土を譲ってもらえるのか?
電話しましたね。阪神園芸株式会社。そう、甲子園のグランド管理などをしている会社です。
事情を話すと、快く土を譲ってくれる言う。土の値段は、それなりだが、何せ兵庫県から運ぶのだから運賃が半端じゃありません。いろいろな方の協力で、その甲子園の土がようやく水戸に着きました。
ユニックを操っているのは、何でも出来てしまう、水戸東シニアの谷井監督です
1立方メートル入る大きな袋で4袋。重さにして約6トン。無事、水戸に着きました。
この土で、マウンドを完成させます。
紀藤真琴投手塾の塾生も、このマウンドが出来るのを心待ちにしています。
今シーズンオフには、紀藤さんの大の友人。中日の山本昌投手が、ここのこけら落としに来ることが決まっています。
その他、来春の自主トレに使いたいという選手もいるそうです。
しばらくは、にぎやかになりそうです。

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