2007/6/25

ジョージ vs PSB  音楽(洋楽)

今日はジョージ・マイケルの44歳の誕生日なので、彼についてちょっと書こうと思います。まあ、どうせ脱線するに決まっているけど。

 44歳って、意外にまだ若い。少なくともここ日本ではジョージは“昔のアイドル”“ゲイなんでしょ”“まだ歌っているの?”くらいの認識が一般的なのかも。伝わってくる話題が全くもってスキャンダラスなものばかりだからいたしかたない。日本人ってのはスキャンダラスな人を見下す傾向にある。しかも日本でコンサートをやったのは、ソロになってすぐの15年以上前だし、去年の来日もドキュメンタリー映画のためだった。
もちろんイギリスではまだ絶大な人気を誇るし、ベストアルバムも出たし、コンサート・ツアーだって行われている。去年から今年にかけて立て続けに起こした、お薬ガラミの交通事故騒ぎさえ、ツアーをやっているところを見ると、みんな「しょうがないか、ジョージだから。」って許してくれてる感じさえ受ける。

 30歳半ば以上にとって、Wham!あるいはジョージ・マイケルは甘酸っぱい青春の味がする。短パンのバカっぽいアイドルに見えて、曲はすべてジョージの手によるものだったし、解散後のイケてるソロ・アーチストとしての転身は見事だった。が、ここに不満のある人たちが一組。

 ハイ、出ましたよ、ニール&クリスです。ニールはジョージが嫌いらしく、しょっちゅうネタにしている。87年のソロ転向時、「今日からアーチストになります、なんて冗談言うな」といって、「How can you expect to be taken sonorously?」(マジでシリアスだと思って欲しいワケ?) を書き、PVではご丁寧にジョージのコスプレまでしている。
 また、87年のヒット曲「I Want Your Sex」のPVで共演したモデル女性との恋人説の元になった写真(↓微妙な相手のブスっぷりがゲイ・セレクトらしい。皮肉にもこの写真が載っているのはPSBが表紙の90年の「Rock’in on」なのだが)を見て、「Bet, she is not your girlfreind」(それ、ホントは君の彼女じゃないんでしょ)を作った。ジョージがカミングアウトするのは10年も後のことなので、ニールはジョージが本当はゲイであることを知っていて、女性とのスキャンダルを自らでっち上げたことを責めているように思える。

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 ただ、「Bet, she is not your girlfreind」については「学生時代の自分」というコメントもあり、ニール自身周りからのゲイ疑惑を払拭するように、ガールフレンドと街を歩くということをしていたみたいだけど。「でも僕は醜い童貞」という歌詞は自らに捧げたものか、それともジョージに…。

 クリスはニールほど毒舌じゃないけど、よくジョージを皮肉ネタに使う。自分のコンサートで、熱狂的な観客を見ると必ず「これ、ジョージ・マイケルのコンサート会場だろ」という。あれ、これは褒めてんのか?いやいや、クリスは簡単に他人を褒めないから、皮肉でしょうね。でも、ジョージとクリスには共通点がある。ほぼ同時期に恋人をHIVで亡くし、Queenの歌を捧げていることだ。ハタから見れば仲良くなれるような気もしないでもないが、音楽以外では極力目立ちたくないクリスは、悪目立ちばかりするジョージをミュージシャンの悪いお手本とでも思っているのかもしれない。ちなみにクリスは「モリッシー」が笑いのツボらしい。

 組合員同士の抗争といえば、ジョージは英国音楽界の組合長であるエルトン姐さんと犬猿の仲で、孤立している。一時期はデュエットまでしたというのに。姐さんが何か言ったらしいが。ただ、姐さんの結婚披露宴には出席したようなので、仲直りはしたようだ。↓仲直りの記事。
http://www.barks.jp/news/?id=1000009513

 一応正組合員である(のか?)ニールはエルトン姐さん側についているようだ。まあ、でも大人なのであからさまな批判は最近ではしないし、どこかで遭ったら写真くらい撮ってあげるさ。

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90年代初頭頃、ブラジルの空港で偶然バッタリ。

 ジョージもまだ44歳だし、もう44歳だ。去年結婚するといっていたパートナーのケニーとはまだゴールインしていないし(だってジョージがつまみ食いばっかりしているんですもん)、そろそろやんちゃはやめてはいかがでしょう。人として成長できるきっかけはいっぱいあったし、味わった苦労が花になることをみんな期待しているのよ。
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