2019/11/18

『Hotspot』妄想  Pet Shop Boys

とあるBBCインタビューの感想。


私達が、放映したばかりのBBC6ミュージックのインタビューから知りえたもの:

1) 『Burning the heather』は、新しいアルバムの唯一のギタートラックである。

2) 歌は寂しい男について。静かな田舎のバーに入り、バーの女性店員と歓談していることを不思議に思う。 バーの女性店員は口説かれるのかと思うけど、彼は”そういう男”ではない、と言う。

3) アルバムタイトル『Hotspot』は冷戦からインスパイアされた。ベルリンはホットスポットだった。『Monkey Business』も同じキャラクターで、hotspotを探している歌。ちょっと混ざっている。

4) クリスは相変わらずおもしろい。


アルバム10曲のうち、まだ2曲(Dreamland、Burning the heather)しか公開されていないのですが、タイトルだけで妄想してみました。


まず概観ですが、ジャケット写真が意外でした。「Electric」と「Super」と3部作という割には、デザイン的には続いてない。ファロウデザインのアイコニックな奴じゃない。

2曲聴く限り、ディスコポップ寄りではなく、メロウ寄り。「Elysium」に近い(私は好きだけど、多くのファンは早いやつを望んでいるような気がする)

でも明らかにPSBの音。間違いなく。そしてテーマ的にも。

PSBのファーストアルバム「Please」はほぼ、2人が20代の時に作った曲。まだデビュー前の彼らは、不安定な社会情勢と、不安定な自分たちの存在にもやもやしていたと思う。だから田舎の閉塞感から逃げて、都会に行き、一獲千金を画策し、闇も光の含め、いろいろなものに出会う。

「Two divided by zero」
「West End girls」
「Opportunities (Let’s make lots of money)」
「Love comes quickly」
「Suburbia」
「Opportunities(reprise)」
「Tonight is forever」
「Violence」
「I want a lover」
「Later tonight」
「Why don’t we live together?」

若いころの重要ファクター、愛を求め、誰かとどこかで一緒に暮らしたいという予兆でアルバムは閉まる。

このアルバムで彼らはスターになり、欲しかったものは大概手に入れ、世界中で愛され、以後、彼らの音楽に対する姿勢は一貫性をもって変わらないが、社会情勢が刻々と変わりるにつれ、歌の世界観もその都度対応してきた。

でも、彼らが「何処か」「誰か」を探していることだけは、ずっと変わらない。

特に切なさを伴う曲にはそういう曲が多い。「The Way It Used to Be」とかは切なすぎて泣けてくる。

カバー曲である「Go West」や「Somewhere」(ウエストサイドストーリーの曲)など、どこか新天地で愛する人と一緒になる夢が、夢で終わる悲しい歌で、わざわざそれを選んでいる(知られていることだけど、カバー選曲はほとんどクリスがやっている)。

クリスなど数年前まで自分の家を持たなかった(ホテルや仮住まい)とか、根を張らないタイプなんだと思う。そういえばニールも実家の近くに建てた家を売却していたっけ。

あれから35年。

まだ探しているらしい。

だけど、最後の曲「Wedding in Berlin」が、ほんとに文字通りのハッピーエンドソングなら、彼らの旅はようやく終わったのかな。心情的なものであっても、大きな変化だと思う。もしもリアルとちょっとでもリンクしているんなら祝福したいです。

(ちなみにベルリンはヨーロッパ最大の、LGBTが結婚できる首都です)

早く聴きたいですね!!
5



2019/11/21  19:19

投稿者:Margaret

REMIさんこんにちは!

私も、ニールはクールに振舞っているんだと思います。だってあんな情熱的な…時にツンデレ時にドラマチックなリリックを書く人ですもの。

真実は目に見えない…サンテグジュペリの言葉でしたっけ…。

だからクリスはめっちゃ陽気。意外に自己評価が低い。

ものすごく人間ぽいです。

神なのに。

私らに近いんですよ。だから共感ハンパなし。

わあ、娘さん、すごい感性!将来有望です。

本当に、以前にファンが集まったイベントで、ファンが中年ばかりで、今後どうする、若いファンをどうやって取り込んだらいいのか、とか、しんみり話し合いました。ぜひ、お嬢さんにPSBのインフルエンサーになってほしい!

2019/11/21  13:00

投稿者:REMI

ニールって多分すごく情熱的な人だと思っているのですが、表に出す面は冷静だったり厭世的なのかな。
いつもPSBは裏腹な感じがあって、そこがすごく人間らしいなと思います。多分、そこに惹かれて離れられなくなってるんですけど。

個人的にはBehaviorはベストアルバムです。売り上げが良くなかったからなのか、継子扱いなのが悲しいです。
ReleaseやElysiumも好きなんですけどねー。
なので新作がメロウだと嬉しいな!と思いつつ。
セールス的には??で心配したりとか。

ちなみに、18歳の娘はアルバムを全部聴いて、メロウな方がいい!って感想でした。(普段はテクノとHRヴィジュアル系を聞く子です)色々先入観なく(PSBは上げ系ディスコ!とか)聴くと違うのかも?って思いました。

2019/11/19  16:52

投稿者:margaret

タカヤスさんこんにちは。いろいろ妄想できて楽しいですね。タイトルはHotなのに、勝手に寒い場所のイメージです。あと2か月、楽しめそうです。

2019/11/19  16:50

投稿者:margaret

Karen ・Planktonさんこんにちは。

Olafur Eliassonもベルリンにスタジオがあるそうなので、コラボレーションしたのかもしれませんね。今回のアルバムは全面的にベルリンをフィーチャーしているのでしょう。

海外のファンの間では、ActuallyやVeryなんかが好きなアルバムで、BehaviorやReleaseがあまり好きじゃないアルバムとか言われていますけど、私は逆だったりします。好き嫌いだけなら別にいいんでしょうけど、本人や公式にあからさまに文句を言うファンもいて(それで本人発信のTwitterは閉鎖されて今は公式adだけの存在に…。)しまったくらいですから、そういうのはファンではないと思っています。

いろいろ妄想が楽しいですね。

2019/11/18  22:00

投稿者:タカヤス

個人的にはナイトライフっぽいんじゃないのかなぁ
ホットスポットだけにダンスチューンのような。。

2019/11/18  12:56

投稿者:Karen ・Plankton

またまたお邪魔して、推理(妄想?)に参加させてください。周りに洋楽を聴いてる人がいないもので・・。 ジャケット写真ですが、これはかのテートモダンで撮ったものじゃ無いかと。秋頃の展示でオラーフ・エリアソン(Olafur
Eliasson)て作家のブースの様子がtwitterに出てたのとよく似てるんですよね。 新曲についてですけど、私は過去のPSBの曲を集めだしたのがごく最近なので、とっても不思議に思う事があります。ファンの人たちがどこか不満だったりするのって、彼らの音楽性をファン自ら狭めてる感じ。
私から見ると、PSBをシンセポップとかダンスミュージックとか思って聴いたことはないので、むしろ引き出しの多さ、幅の広さに惹かれています。
推理に戻って、PSBのtwitterに載ってたニューアルバムの短い動画に電車の発車音みたいな音が・・・。やっぱりベルリンに行くのかな・・。
なんて、発売日まで結構楽しめるじゃないですか。彼らの計算にすっかりはめられてるかも(笑)。

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