2015/10/31

犬筥柄のきもの  ドール/仕事

鮮やかな色の、大正時代の子供の着物。

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とても珍しい、犬筥(いぬばこ)の柄です。

犬筥は皇室や公家文化なので、関東ではあまりメジャーではありませんが、皇室や西日本などでは今でも子供が誕生した時に送ったり、お雛様のわきに添えて飾ったりもします。写真は古いもので、雌雄の対。胴体がパカッと開いて、お道具をいれます。

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関東では犬張り子のほうがメジャーですね。

犬は子宝・安産・健康な子供の象徴です。犬筥は犬の顔ではなく、人間の子供の顔です。

実はこの着物をとある骨董屋で見つけて購入した時も、骨董屋のご主人は犬筥を知らないようで、「人形の絵柄」とか言っていました。

昔の、赤ちゃんが生まれた時のお祝いの絵柄は、「宝尽くし」といって、さまざまなモチーフをアレンジして着物などの柄になっています。この柄もかわいくて大好きです。

宝尽くしの柄 形と意味

朝ドラ「あさが来た」のオープニングで、宝尽くしの「分銅」のモチーフ絵が踊っているのがなんかかわいいです(分銅はお金の象徴です)。

昔も今も、子供の健康を願う気持ちは同じですね。

と、今日、知人の赤ちゃんを見せてもらったので、しみじみ感じました。
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