2009/9/28

レビュー訳(ラス・ヴェガス後編)  Pet Shop Boys

PSBツアーの音楽ディレクター、ピート・グレダルのツイッティングによれば、一行はアメリカ合衆国を後にして、メキシコのモンテレーに到着したようです。ここでは火曜日にライブです。

以下、ヴェガスのレビュー・後編でございます。

Las Vegas city life.com

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CityLife:「Yes」で私の好きな歌は「More Than a Dream」です。私はそれがオバマ大統領についてだと読んだのですが、それは本当ですか?

ニール: この歌は希望についてだ。僕は歌詞を書く際に時々、個人と政治について書く。だから「Dream」は関係性や政治についてだと言える。ヒラリー・クリントンとバラク・オバマが予備選挙で徹底して猛烈に戦っていたとき、イギリスで多くの取材があった。でも、それは外からループに入って来た何者かの決めつけのように思えた。僕たちはオバマを支持していた。ヨーロッパでは、みんなアメリカ嫌いであることが嫌だった。そして、彼らはブッシュがとても嫌いだった。多くの偽善がヨーロッパにあった。僕たちはアメリカをとても好きだった。ここでこの重圧を、魅力的で、雄弁で、知的なこの男によって持ち上げられることは…驚異的だ。だからアメリカに変化があったような気がした。

CityLife: あなたの歌詞には、階級と社会経済の状態についての論評がたくさんあります。アメリカの音楽では、それはヒップホップが最も一般的のように思えます。それに興味がありますか?

ニール: まさしくそうだね。僕たちが活動を始めたとき、僕たちの初期の影響の1つは、以前のニューヨークにあった。それはラップとエレクトロニック・ミュージックのミックスとドラム・マシンだった。僕は、酷いここ数年の、ある種のギラギラ感には退屈していた。いま僕はカニエ・ウェストに興味がある。ラップは終わりなき個人的コメンタリーだ。大ファンではないけどね。それが自然の経過をたどったと思う。でも、音楽が再びおもしろくなる方向が良いね。それはさらに解体された。それから突然、ヨーロッパのダンス・ミュージックがラップへの興味を増加させた。カニエ・ウェストのエレクトロニック、それってグレートだと思う。

CityLife:ここにはあなた達のカルトなファン達がいます。パブリシストたちに語った事で、あなた自身が発見したことはありますか?我々はファン層を超えた向こうに何かがあると思いますが。

ニール: うん。実際にレコード会社Astralwerksはとても一生懸命に「Yes」を扱ってくれている。僕は感動したね。それはイギリスと同じだ。本当にレコードがどれくらい良いかは重要ではない。ラジオはそれをプレーしないだろう。彼らは実際に言ったんだ。それはいいレコードだ、私たちはそれをプレーするつもりはない、ってね。彼らは君たちにも言うだろう!ドイツではプレーされている。しかし、人々は彼らが興味を持つ人口統計学を持っている。ちょっと80年代的だから、彼らは君たちをもっと快適にする。君の25年後は、新鮮なポップ・レコードは1枚も作ることはできないだろう。自分自身のつまらない反応が悲しいはずだ。何でも起こり得る。突然、尊敬を得る瞬間がある。そして名作だと考えられる。それが僕たちにも起こり始めた。

そしていつも、80年代後半以来の同性愛嫌悪がある。 彼らは、ミュージシャンがゲイなら、音楽もゲイでなければならないと思う。彼らはゲイの観衆にそれを売り出すだろう。それはおかしい。

CityLife: アメリカン・アイドルにあなた方を招いて、キッズたちに古い歌を歌う必要があると言いましょうよ。乗りますか?

ニール: たぶん行くよ。前回アメリカに行ったとき、僕たちは、Starsと「Dancing」をやった。視聴者はたくさんいた。1800万人がそれを見た。でも彼らは僕たちに「West End Girls」をやって欲しかっただろうね。僕がラジオについて言ったみたいだ…”彼らはあなたが80年代であることを望んでいる。それは、あなたの受け皿だ、ノスタルジアなんだ”とね。

終わり


*ファンクラブ会報誌の「お気に入りの5枚のレコード」にも、カニエはピック・アップされていたけど、相変わらずお騒がせです。先日もMTVアワードで、テイラー・スイフトの受賞スピーチを邪魔した件で大バッシング。しばらくは活動自粛でしょう…ニール&クリスがせっかく音楽性をかっていたのに…コラボもありえたかもしれないのに。軽率な行動が悔やまれますよ。
4



2009/10/2  13:21

投稿者:margaret

評価と言うのは本当にいろいろです。

前、知人の知人…ロンドン生まれロンドン育ちの41歳英国人男性に、私がPSBのファンだと言ったら、彼は「ああ、あの戦略的な人たちね。」と言いました。彼がPSBファンではないことは確かですが、彼にとっては彼らの音楽性よりも"賢く立ち回って成功している"方が印象的だったようです。

とある知人には「今さらなんでPSB…」とも言われました。「まだやってたんだ」と言った人も。

ホント、口には気をつけろよって感じですが、興味のない人はそんなものです(それが原因ではないですが、そういうことを平気で言う人とは、現在みんな疎遠です)。

私がPSBのHPを書いているのも、「なつかしい」だの「ただのダンス・ミュージック」だの、2度と言わせないような解説を大真面目にする人間が、日本に一人ぐらいいてもいいかと思うからなんですが。

ピーター・バラカンは、いつも"性別に関係なく人間を魅了する男性"の存在に否定的ですよね。つまり、ただのヲンナ好き。

2009/10/2  12:12

投稿者:エイプリル

人々に、「ノスタルジアの対象であること」を期待される・・・
そこ! そうです、そこがいつも、ベテランである彼ら、そして彼らを愛する私たちの悩みの種でもあるところですね。

自分が 彼らのファンだと他人に知らせる時、大体いつも「ああ、懐かしいね」という反応が返ってくる・・・
特に、ここは日本ですからね、何でもすぐに飽きて水に流してしまう国民性の。

でも、彼らは ずっとずっと続いている・・・
しかも、ただ同じ事を繰り返しているのではなくて、ちゃんと時代性にリンクしていて、知性と技術とアイデアと、何よりも尽きることない音楽への愛情が、脈々と息づいているのよ!

というのが我々の力説ポイントですが、まぁ生理的に合わない人もきっといるし(はるか昔、あの癒しヴォイスに対して「こいつのミャーミャー声は何とかならんのか」と言い放ったピーター・バラカンとか)、ホントに
難しいところですね。

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