数回にわけてきました「地元で生きる」ですが、今回で最後です。
今回は、実際の発表では時間の都合で省略させてもらった、部分です。
発表の最後につく予定でした。
今日は、とりとめもない話になったかと思いますが、
障害を持つ子供の保護者として、これまで思ってきたことや、これからの不安などを、ここで話させてもらいました。
最後になりますが、正直言いまして私もショウタが生まれ育てるまでは
「障害を持つ子は養護学校にいくことが普通である」
と思っていました。
しかし、今になって初めてわかります。
「普通」とは地元の小学校に行くことなんだと。
時代も動いています。
障害を持つ子を育ててこられた、私から見れば先輩保護者さんらのご努力で、今ではどの学校でも「特別支援教育」が受けられるようにはなりました。
大変ありがたいことだと思います。
しかし今一歩、それでも行き先を選択しなければならないという現実はまだ残っています。
そういったことを、ぜひ、今日お集まりの皆様にも知ってもらいたいと思います。
障害を持った子は、バスに乗ってどこにあるかわからない学校に集まって勉強するのが普通ではない、ということを知ってもらいたいと思います。
そして、どうやったら、そういった子どもたちが地元で、地元の人の間で成長をしていくことができるのだろうか・・・。そんなこともぜひ考えていただきたく思います。
この西条市の街のなかで共に生活ができることを目指し、お力をお借りできれば幸いかと思います。
以上で発表を終わります。どうも、ありがとうございました。

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