電車通学〜通勤15年目でございます。
学校が高校以来ずっと大阪、就職して大阪・東京の会社に勤めていたので、14年間、郊外〜都心の通勤をしております。
通勤の友といえばヘッドホンステレオでございます。
一番初めに使った、パナソニックのカセットタイプのものから、カセットテープ・CD・MP3対応CD,そしてMP3メモリタイプといろいろなタイプを使ってまいりましたが、いつもそれにて聞くアルバムがございます。
THE BEATLES
PASTMASTERS
VOLUME TWO
というCDです。
特段ビートルズ好きって訳でもなく、高校ぐらいか中学ぐらいか、レンタルCDで何気なく借りて、テープにとって、そのまま聞き続け、今に至っているのです。
高校に入って、毎朝7時22分(当時)の近鉄大阪線・上本町行き準急にのっていました。乗る直前、カセットを頭から再生します。一曲目は"DAY TRIPPER"で、丁度、二上ー関屋間のちょっとカーブのきつい区間を思いっきり飛ばしてくれる車窓と妙に会っているのです。二上駅〜田畑〜あしびハイツ(団地)〜田畑〜関屋駅の景色が。
2曲目の"WE CAN WORK IT OUT"を聞き終わると大体国分駅、町の中に入ります。ここから準急電車、高安まで4駅通過で結構スピードを出すのですが、それと"PAPERBACK WRITER"の速いテンポがまたばっちり…と言う具合でした。
こんな通勤を社会人1年目までやりました。その後は仕事が変わったり、転勤したりでJRなどを使うようになりましたが、高校出たくらいかにアルバムを買って、今までお世話になっています。先日、京王相模原線で久々にそれを聞いていたのですが、懐かしさと同時に、当時の光景も一瞬目に浮かびました。少しばかりあの頃に戻った気がしました。

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