楽しみにしていた、阿佐ヶ谷ジャズストリート。この前の横浜ジャズプロムナードも、用事で少ししか聞けなかったけど、今回も、色々な雑務で、到着すると、午後4時、2日間の最終日の最後の5時間と言うことになった。
むむむ、・・・さてどこを聞くか?最初向かった2カ所は、残念・・・、ちょっと趣味に合わなかったので、・・・ノーコメント。
★3カ所目、野口久和グループと、混声ジャズコーラスグループのブリーズのセッションは、ゴキゲン!グレンミラーメドレーのハーモニーにうっとり。エンターテインメントあふれるステージは素敵だった。衣装も、赤、ワインレッドなどと、揃えているのが良い。
野口君は、お父さんの久光さん(高名なジャズ、映画評論家で天皇陛下から勲章を貰っている方)とは僕が20代の頃、三木敏悟、松本英彦と一緒にモントルージャズフェスに行ったご縁があった。息子の久和君はその後に知り合ったころはバリバリのロックミュージシャンだった。お父様が「最近、息子がスタンダードに興味を持ち始めてね?」と嬉しそうに語っていたのを思い出す。その彼がジャズピアニスト、アレンジャーとしての進境も素晴らしく、久光さんも、天国で目を細めて喜んでいることだろう。
★さて、4カ所目は、聖ペテロ協会にて、ギラジルカLIVEを鑑賞、竹中俊二くんのギター一本なのに、広がりのある音楽、素晴らしい!!ゲストの矢巾歩さんは、フェイスブックだけの友達だったが、今日は本物にお会いできて感激、素晴らしい声と表現力だ。ギラさんとのコンビもばっちりで、スペインなど強烈なスリルを感じた。
★5箇所目は、平田フミトバンドのラテンジャズ、盛り上がりが凄い。以前「由紀さおり&安田祥子童謡ツァー」でルパンで有名な大野雄二さん(p)とご一緒した日本のラテンパーカッションの草分け、能見義徳さんと再会できて感激。
他のメンバーも素晴らしかったが、やはりリーダー平田フミト君の強烈重厚なラテンピアノは圧巻で、キャラバンなど強烈さでは、ミッシェル・カミロを思い出した。日本の音楽界も底上げが続いて(レベルが上がって)きて居るのを実感する。またこの手の音楽はもともとダンス音楽なので、しっとり系のルンバでは、ステップを踏みたくなる。
しっかり心に栄養を与えて頂いたた素晴らしい一日だった。素晴らしい出演者、音楽家の皆さんと企画した阿佐ヶ谷ジャズストリートの関係者、お客様に感謝!!

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