今日は、KOSE です。昨日は、少し時間があったので、気晴らしにピートたけしの「座頭市」と「千と千尋の神隠し」を DVD 借りてきて見ていた。
ピートたけしの映画は好きで、ブラザー、バトルロワイヤル(これは、出演のみ)が良かった。今までの話題の作品も徐々に見ていこうと思っている。たけしの本も、いつも面白すぎるので、落ち込んだときなどは元気が出てくる。
勝新太郎の「座頭市」も存在感有ったが、たけしのもなかなか良かった。昔の時代劇になくて、たけしの「座頭市」に有るのは、暴力の生々しさかな?作り物だと解ってはいるのだけど、あの血しぶきのぴゅーっと飛ぶのは今までにない感じだ。実際に人の肉を切るのって、変な例えだけど、豚肉とか、牛肉を包丁で切るのにあれだけ力が要るのだから、そう簡単では無いと思うのだが、実際はどうだったんだろう。昔の盗賊の残虐さが描かれていて、それをたけしの「座頭市」がどんどんやっつけて行く、単なる悪者をやっつけてすかっとする類の映画なのだが、たけし流の暴力の描き方は、なにかリアルな感じがして、ぴったり来るのだ。黒沢監督の一連の作品や、武光徹の映像作品などと比べて、なぜ自分に直接ぴったり来るのか?と考えると・・(続く)

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