一昨日は、以前大変お世話になった世良謙さんの息子さんから。東京ソシアルクラブなるバンドに参加してくれと頼まれてバードランドという店を目指す。
六本木もしばらく見ないと、アマンドもなくなっているし、ミッドタウンや六本木ヒルズは知っているが方向が解らない。
その場所にたどり着くとバードランドはどこにも見あたらず、建築中のビルが・・(汗・・)。
守衛のおじさんに尋ねると、3年前に赤坂へ移転しましたよとのこと(>_<)。バードランド六本木は、松本秀彦や、世良譲さんの時によく出させて貰った記憶があるがそういえば移転するという話があったのを思い出した。最近、都心のジャズ関係の店とは縁がなくなっているので、今日は浦島太郎状態であった。(笑)
タクシーで赤坂バードランドへ乗り付けると、すでにリハーサルが始まっている。広い縦長の箱で、広げれば200人は入るといういいライブ会場である。太田ママの趣向で、現在はハワイアンとジャズを両方やる店になっている。
http://www.birdland-tokyo.jp/index.html
メンバーは、世良譲さんゆかりの方々、木村由起夫(dr)、ジャンボ小野(b)、小松みゆき(Vo)、熱田修二(tp)と言った面々。なにやらあ同窓会的な気分。何をやるのだろうと詳しくは聞いていなかったので、ほとんどが歌判で、インストを少しやることに。
何か曲を持っていませんか?と言うので、オリジナル曲サンバ東京横浜をやらせて貰った。優秀な女性ラテンパーカッションの阿部梓穂さんが入っているのでサンバはばっちりだった。
小松みゆきさんは初対面だったが、なかなか歌唱力のあるジャズ歌手。スタンダードの数々を歌ってくれた。歌判も楽しい。
http://km-jazz.com/
熱田修二さんも初対面。島根県で活躍するベテラントランペット奏者だが、さすがに熟練の味でした。今日のために東京に出てきたという。
http://atuta.net/topics/jazz_disc.html
お客様に僕のサックス教本の読者もいて、CDも売れて、客数/販売物指数は過去最高かも?
打ち上げで焼き肉に行ったが久々の韓国焼き肉はおいしかった。20数年前は赤坂のディスコクラブや、六本木のクラブに仕事で通っていたのに、あまりの町の風景が変化していて、どこにいるのかさっぱり付けないつかめない。一瞬、大阪のキタにいる気分にも。浦島太郎になった気分だ。(笑)
打ち上げでは、熱田修二さんが僕の演奏を絶賛して、どうして良い音でそういう華麗なフレーズが連続して飛び出すのか・・という質問だが、神の恩寵であるとしか言えないだろう(笑)。音程がよいのは、一部楽器が良いからだろうという意見もあったが・・・。
プロ奏者の場合、音色、音程、リズム、演奏内容は、人格を表現していると言えるだろう。「お前、音程悪いな!」とは人格否定発言の意味になるので、プロ同士で表立っては絶対悪口は言わないものだ。
ピアニストに音が良いのはスタンウェーだからだね?と言えばユーモアになる(笑)。
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昨日は、僕の音楽理論、作編曲の師匠でもある三木敏悟のプロデュースする五束六文というグループのライブに原宿へ。
五束六文 http://ameblo.jp/gosoku
この集団は、演歌、昭和歌謡をジャズやレゲエ、ポップなリズムで歌うと言うことで楽しみにしていた。4人の女性歌手が皆浴衣で歌うようなので、自分も和服で出かけた。
歌有り、寸劇ありの楽しいライブ。演奏も悪くない。衣装のデザインが面白く、和服なのだけど、下はスパッツなのがちらりと見えたり、片腕だけ半袖とか、寸劇の台本をもう少し洗練させれば良いだろう。
4人とも歌唱力はあるのだがより強烈な個性、存在感が欲しい。楽しいライブでした。三木敏悟氏には、9月のキュリアンコンサートの招待チケットを渡して帰ってきた。
演出面でも演奏編曲面でも工夫されていて楽しめるライブでした。さらなる発展を期待したい。会場のレストランLa Donna もお洒落なライブ会場で、こういう箱が探すとたくさんあるんだなぁと、浦島太郎を卒業しないとと思う日々であります(笑)。

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