「段位制が好調に始動!菊地康正サックス、フルート道場にて」
音楽エッセイ
私の教室・菊地康正サックス、フルート道場では、かねてからの構想を具体化し、段位制を採用することになった。
簡単に言うと、世の中で楽器をやる人は、吹奏楽やクラシックの教育を受けた人は、楽譜を読むことに終始していて、アドリブへの糸口が見つからない人が多いのです。
それには相対音感を発達させないといけないのだが、それを徹底するために、楽器の演奏技術に加えて、その達成度合いを細かくグレードを設定し、それを達成していくことで、音感、そして音楽的記憶力、演奏力を伸ばすという考えを実行に移しつつあるわけだ。すでに数人の生徒さんに認定証を発行した。
師範代と呼ばれている私の片腕の先生たちにも、検定を受けて貰い、実際の実力が、生徒から見ても解るようにして、道場としての体裁がますます整ってきた。うやむやにしないで、はっきり見えると言うことは良いことだと思う。
実際に検定を受けた生徒さんからは、本当に音楽が自分のものになった実感がするのと、頭の今まで使っていなかった部分が回り始めた気がすると好評。
僕の実感は・・・・
そこを使って(脳の君の今まで使っていなかった部分)我々は日夜音楽をやっているのだよ。我々の世界の仲間として歓迎と尊敬の気持ちを表明し、ともに切磋琢磨して良い音楽を楽譜を使わずに楽しんでいきたい。
禅問答のようだが、●音は音だよ●。楽譜でもドレミでもない。(途中まではドレミを使うけど・・・)曲は暗記して初めて練習が始まり、表現する楽しさが始まる。どんなキーでも自由に歌える歌手のような世界に早く来て一緒に楽しみましょう。
http://kose-sax-flute.jp/Grade2010.htm
卒業生の方も、検定だけ受けたいというのも可能です。お問い合わせ下さい。

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