今晩は、KOSE です。事務的な仕事も一段落、フルート、サックスの稽古に戻ると、ジェイムス・ゴールウェイ(fl)効果か(笑)、自分の心構えが、違ってきているのに気が付く。
長年の修練で、あそこまで高い表現と、素晴らしい人間性になれるのかと思うと、高い目標が出来た感じで、全くゼロから、女王陛下から爵位を頂くところまで努力した彼の生き方に、素晴らしいヒントを頂いた。
音楽のやっている分野は、サックス、フルートとまたクラシック、ジャズと多少違っていても、良い音楽を目指して、音を磨いて、世の中に貢献することに変わりはない。松本英彦師匠や世良譲さんが、鬼籍に入られて、目標とする偉大な先輩を捜していたのだと思う。
あの人に出来たのだから、自分も・・と思えば、努力も充実感を覚えるものだ。さっそく、タファネル・ゴーベール(フルート吹きの日課練習)の今まで避けていた(笑)難しいアルペジオ、アルテスの後半のエチュードなどにも挑戦し始めてみている。なるほど、常に新たらしい目標の設定は必要だった。頭では解っていたのだが、やはり実例を目の前で見せつけられると、乗り越えようとする、やる気は違ってくるものだ。
テナーは、ゴールドプレートのネックにエアの入り方がようやく慣れてきて、フラジオ(ハイトーン)が以前より楽にそして中域からのつながりが良くなってきているようだ。フルート用の教本をテナーサックス練習するというアィデアが浮かんできている。やはり何かいい方法は考え続けていると、いいことを思いつくものだ。
そう言えばジョン・コルトレーンもハープ用の教本で練習していたらしい。写真は、ジェイムス・ゴールウェイさんの著書にしてもらったサイン。へへへ。


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