日曜日は、午前中のレッスンを終えると、私が通う、ソシアルダンススクールの、若き先生二人が出ている、B、C級ダンス選手権大会を観戦に、後楽園ホールへ。
ソシアルダンスには、二つあって、スタンダードといって、いわゆるイブニングドレスと、燕尾服、タキシードで踊る、ワルツとかタンゴの類と、もっと軽快で活発なラテンダンスがある。
音楽とダンスは元は同じものであり、姉妹のようにお互いに触発して発展してきたと言える。遅くなりすぎないように、最近入門したのだが、こういう大会を見るのは初めて。
B、C級とはいえ、私のような超初心者から見ると、みなさんうまい!当たり前か?衣装も華やかで、くるくる回るワルツやタンゴ、ラテンの各スクールの先生たちだろう、素晴らしい魅力的な動きは圧巻。
そう言えば、ビートルズよりも、ペレス・プラドのマンボに凝っていた小学生時代。私のラテン好きは、音楽、ダンスを問わない。
http://blog.livedoor.jp/nsds1966/archives/51095682.html?1193930752#errors
翌日は、そういえばと、目黒の結婚式場としても有名な、目黒雅叙園(実は20数年前にお世話になったことが・・・)
で、有名な華道家、假屋崎省吾
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%87%E5%B1%8B%E5%B4%8E%E7%9C%81%E5%90%BE
の展覧会を鑑賞。
http://www.megurogajoen.co.jp/event/071027.html
雅叙園が誇る国の登録有形文化財指定の「百段階段」に飾られた、假屋崎氏の作品は、普通の生け花の範疇を軽く越えていて、舞台美術のアーティストに思える。天才的な人に共通の、イマジネーションの豊富さ、作品量の多さを思った。一緒に飾られた、豪華な打ち掛けなどの衣装と、室内装飾の豪華さも物で
見ていて飽きることはない。
さて、つい最近、原宿の明治神宮
http://www.meijijingu.or.jp/
に参拝したときに(実は、明治神宮に足を踏み入れたのは生まれて初めて)、偉大な明治天皇と、明治の元勲などに想いを馳せながら、参拝。また大祭の情報を仕入れて置いたので、今日は、大祭に奉納の、狂言と能を鑑賞。
ちょうど七五三の時期でもあり、晴れ着を着た子供たちも可愛い。
今日の出し物は、酢はじかみ、酢売りと、はじかみ(生姜売り)が互いに自分の商品の由緒正しさを自慢し合うというもの。最後は駄洒落の応酬ではないか?西洋のオペラもそうだけど、志村けんと本質的には同じ部分は多いにあるから好きである。
能は、猩々(しょうじょう)というもので、内容は省略するが、衣装の素晴らしさと、バックバンドの演奏は素晴らしい。
ああ、忙しい(笑)、その後は、不世出の歌手エディットピアフ伝記映画を見てきた。壮絶な人生だ。
それにしても、自分の娘に、働かないと、売春させるぞと言う親が本当にいるのだろうか?しかも、生まれたのは、パリの路上、育ったのは父方の売春宿だった。
この境遇は誰かに似て居るぞ??と思ったのは、R&Bの帝王、ジェームスブラウンだ。こちらは、極貧の家に生まれ、やはり売春と密造酒の家に里子に出され、5歳で、客引きをしていたという。15歳で自動車泥棒で刑務所へ。そこで音楽の才能が花開き、保護観察付きでデビュー。
http://www.piaf.jp/
はて、本業の音楽はやって居るの?と思われた貴方(笑)。今やっていることが音楽の勉強なのである。音楽家が音楽しか知らないと世界が狭い。ますます色々なことに興味を持ちたいと思う私なのであった。(笑)
写真は、2007年3月、韓国、ソウルにて、ソウルナショナルオーケストラをバックに、オリジナル曲サンバ東京横浜のフルートソロをする私。それと明治神宮に奉納展示されていたお花。

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