こちらは、植物のカーネーション、ケーキに乗ってたホワイトチョコではありません。
先日、「逆子の治療に鍼灸がいいと知人から聞いて」、と33週に入る妊婦さんが来られました。この方は、翌日の検診で、無事逆子が治っていることが確認されました。
28週で逆子と診断され、そのまま治らなければ帝王切開になります。
あまり知られていませんが、逆子を治すのに鍼灸治療がとてもお役に立てるのです。
100%鍼灸で治るわけではありませんが、何もしないよりは、やってみる価値は充分に有ると思います。かなりの確率で、治っているからです。
逆子のお灸は足にそのツボがあるのです。安心安全です。
私の場合、鍼は刺さない鍼(ていしん)を使って、お灸も、熱い!のよりは温かいと感じていただけるようにしています。恐くありません。
先日のように、一度の鍼灸治療で、治ることもありますが、何回か回数をかさねて治ることもあります。
東洋医学では、おなか(下焦)に冷えや虚弱な状態があることで、赤ちゃんが下を向くに向けない状態が発生していると考えています。
鍼灸治療でお母さんの気血を整えてあげることで、赤ちゃんが喜んで下を向いてくれる環境にするのです。
冷えないようにすることは、逆子の予防にも大切ですね。