2006/12/16

母校の校歌  

仕事で母校に行った。
校舎が新しくなっていたり、
木が増えていたり、
校庭の「ひょうたんやま」がなくなっていたり、
だから、あんまり母校という感じもなく…。

小学校3年生の秋に転校してきた学校。
田舎の学校で、
お友達が全員運動着で通学してた。
それが、嫌で。
言葉も少し違ってて、それも嫌で。
なかなか馴染まなかった。

今でもこの学校は運動着で通学してる。
いっそ制服にすればいいのに。
放課後、元気よくサッカーをしたり、なわとびをしたり、
家の近くではもう見られない光景。
家の近くの小学校は、
集団下校のうえに、おまわりさんと、
ボランティアと、先生のお見送りで、
常に非常時態勢だから。

通された部屋の窓から、
下校の、
子供らしい子供たちの姿。
あの木の影で、お友達を待っていた私。
通せんぼされた、裏門。
ランドセルを置いて、鬼ごっこした裏庭。

部屋に大きく張り出されていた校歌を読んでみる。
なかなかいい詩。
そういえば、おばあちゃんの代から
この歌で、
校歌を覚えない私は、
おばあちゃんに教えてもらったんだ。

「わが学章に光あれ」
卒業式の最後、
声にならなかった一節。
二度と歌うことはないだろうと、
思いながら歌った校歌。

私は確かにここにいて、
ここの土地で育ってきたと、
初めて思った。

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