2007年も慌しく過ぎて、年が改まったところで新たな気持ちで仕切り直しをしたい思いがいつにもましてあるように感じる。今年は、節目の年と思っているからだ。
1948年の≪世界人権宣言≫、そして≪イスラエル建国(=パレスチナ難民大発生)≫という、2つの国連決議から満60年になる。個人的には、あ暮れの26日に50の誕生日を迎えたこともある。
植民地主義や人種差別主義から、自由と平等の民主なグローバルスタンダードをめざした第二次世界大戦後の誓いが、あくまで西欧戦勝国主導であった矛盾と綻びが顕著になってきた。混沌とする世界を再び一部の国でコントロールしようとする[G8]が、今年日本で開催される。
年等につとめる法要を≪修正会(しゅしょうえ)≫とはよく言ったものだ。この節目の年、思いを持って臨みたい。

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