仏教の「縁起」の思想は、一人ひとりが世界を変え、一瞬一瞬の行動が未来を変えていくと説きます。平和・人権・環境にかかわる活動を通し、足元から、そして現場主義をモットーに、言いたいことを言わせていただきます。
2010/2/5
「「もんじゅ」の必要性を問う 院内集会」
核と原子力
2007年11月に「江戸川NGO大学」でも話をしていただいた、福井・小浜市の名刹・明通寺の住職である中嶌哲演師から電話が入った。
「10日に院内集会があるので、東京近辺の関係者に知らせてほしい」
私も主催事務局の「ストップ・ザ・もんじゅ」からすでに案内を受け、出席の予定であることを伝えた。
再稼働が予定された一昨年の10月を前に、当地敦賀で「原子力行政を問い直す宗教者の会」の大会を開いた。その時は、またしても不具合が発覚して再開は延期になっていた。というより、やたら複雑な構造のもんじゅを、これ以上止めたままにしておくわけにいかない限度が、その年の10月だったと言われる。
遅れたことにより、さらに莫大な経費をかけて、危うい代物をまたまた動かそうという。それを控えての院内集会となる。
時間のさしくれる方は、ぜひ参加してほしいと思う。
以下、ご案内の転載です。
≪「もんじゅ」の必要性を問う 院 内 集 会 ≫
ナトリウム火災事故を起こして14年間停止していた「もんじゅ」が、いよいよ運転再開されようとしています。すでに関連経費2兆円をつぎ込んで、何の役にも立たず、今後実用化の目処も全くなく、壮大な浪費の典型「もんじゅ」。しかも危険性は普通の原発よりも遙かに高い。炉心崩壊すれば風下に四大都市のがある日本はチェルノブイリよりも深刻な被害となり、政治も経済も根底から崩れます。
超ムダで超危険な「もんじゅ」の運転再開に何の意味があるのでしょうか。核燃料サイクル政策を問い直すため、下記のような学習とヒヤリングを行いたいと思います。ぜひご参加ください。
■日時:2010年2月10日 13:30〜16:30
■場所:衆議院第二議員会館 第4会議室
●第一部 学習講演会(13:30〜15:00)
★講師:小林圭二さん
★テーマ:「もんじゅ」を運転する事に何の意味があるのか
◇夢と消えた高速増殖炉計画
◇「もんじゅ」はポストもんじゅにつながらない
◇最悪事故の場合の被害想定
◇運転再開を強行する意図は何か
●第二部 財務省・原子力機構・保安院へのヒヤリング(15:00〜16:30)
◇「もんじゅ」の位置づけと予算について・・・財務省
◇重大事故を予想した防災訓練について・・・原子力機構
◇耐震問題について・・・・・・・保安院
※第一部は決定ですが、第二部は予定です。
■呼びかけ議員
服部良一(衆)、近藤正道(参)、川田龍平(参)、平山誠(参)
■主催:脱原発政策実現全国ネットワーク
【事務局】ストップ・ザ・もんじゅ
〒573-0028 大阪府枚方市川原町1-5
TEL/FAX 072−843−1904

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