「東京湾でライトタックルアジ釣り(2010.2.20)」
船釣りで大漁!!
今日は久しぶりにアジが食べたくなり、好釣果が報じられているライトタックルアジに金沢漁港の忠彦丸さんに行って来ました。
久しぶりの遠征です。自宅から片道約110キロありますが、道中はほとんどが首都高速ですので渋滞さえなければ、まあまあ許せる範囲ですね。
朝の首都高は順調で、1時間半もかからずに宿に到着しました。
早速受け付けで釣り座の番号札をとり、受付開始の6時を待ちますが、流石に大きな船宿さんですね。後から後からお客さんが続々とやってきます。
6時半過ぎには船に乗り込み準備を始めますが、時間の経過とともに、釣り人がドンドン増えてきて、ライトアジの船は2艘出しとなりました。
定刻の7時30分いよいよ出船です。八景島の脇を抜けて港を出ていきます。
釣り場までは15分弱ですので、この時期とはいえ船室に入る人もほとんどいません。
自分の家の庭で釣っているようなものでしょうか?羨ましい限りです。
到着したのは、所謂“赤灯沖”といわれるところです。
期待の第1投・・・流石に空振りです。
暫くしてから待望のアタリが・・・18cmのアジが上がりました。
その後もポツポツ追加しますが、今日は状況があまり良くないようで、マメに流し替えます。北よりの風と下げ潮から、釣り座もベストな席という事もあってそんな状況でも、ダブルも何回かあって久しぶりのアジ釣りが堪能できました。
この辺の船宿は釣り場も近い事から半日船が主流となっていて、ここ忠彦丸さんも午前船は11時の沖揚がりです。それでも実釣時間3時間強ありますので地の利というのはものすごいですね。午前の部の釣果はアジ31匹、イシモチ1匹となりました。
港へ戻り、しばし休息です。久しぶりのアジ釣りですので、40号ビシと言っても、夢中で振っていますのでかなり堪えます。後半戦に向け軽く昼食を採り、体力の回復を期待しますが・・・歳ですね・・・。
さて、後半戦は1艘での出船となりましたが大勢のお客さんを乗せて、12時半の定刻に出船です。
午後戦も釣り場は同じです。
午前中よりもかなり渋めで、忘れた頃にポツ・・・・・ポツという感じです。
暫くの間、ツ抜けも難しいのでは?といった感じでした。
コマセ釣りの場合は釣り座の位置も釣果に大きな影響を与えますがそれにしても厳しいです。自分のコマセで寄せて誘って喰わすまでの一連のプロセス・・・厳しい時こそ修行になります。コマセを振ってアジを振り向かせ、針に寄せて、喰わす。水中のコマセ煙幕の状態と、仕掛のなびき具合アジがどのあたりまで来ているか?竿先を凝視していますが、心の中では海底30mに居ないと・・・。船長のお話ですと喰わす時に必ず仕掛がジッとしてないといけない訳でもないので、コマセを振ってからジッと待ち続けるのは、折角振り向かせたアジをそのままスルーさせてしまう事も多いようです。
それには、潮が速ければ、ポロポロとコマセが落ちて自然に針のほうへ寄ってくるのでしょうが、特に潮の緩いときはチョッとだけ竿を動かしてコマセポロポロの状態を作ってあげると良いようです。誘いも今日は意識してやってみましたが、たまに仕掛がチョッとだけ不自然に動いたり、アタリまで行かないまでも、竿先に微妙な変化があった時には竿先を5cmほどピョンと跳ね上げて、針先を少しだけ躍らせるイメージで誘いを入れると、ほとんどが喰いつきました。コマセ煙幕まで魚が来ていて針まであと一息といったところで有効なのだと思います。
後半戦では、アジのアタリは遠く、その代わりにイシモチが盛況です。
自分も後半だけで6匹釣りました。後半戦は見せ場もなくこのまま終わってしまうのか?と思っていたらやっと3時半ころから良くあたるようになって少し残業もしていただいた結果、やっとツ抜け+αが達成できました。
今日は疲れましたが、船長のアドバイスを中心に大変勉強になりました。
さて、今日の釣果は16cm〜23cmのアジ(31・16)で47匹、イシモチ18cmから24cm(1・6)7匹、コノシロ18cm(午後船)1匹となりました。
筋肉痛が心配です・・・。


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