今日の晩御飯は「七草粥」でありました。
小人さんAが作ってくれていました。
お粥は苦手なんですが、なんだか「七草粥」なら食べれちゃう。
一緒にいただいた「奈良漬」も「昆布巻き」も「ブリの煮物」も美味しかったよ。
きゅうりの奈良漬なんて、とぐろを巻いてるんだ・・長ーいキュウリ野郎でしたよ。
この「とぐろ」っていう単語を子供のころ知らなかった、まちがえて「どくろ」と覚えていたんですねえ・・「蛇がどくろを巻いている」と使っていました。ある時間違いに気がついて、こっそり修正したんです・・こっそり修正できてよかったわ。
これを、思い出すと付属して思い出すのが、小学6年生の時のH君。
終わりの会(ホームルーム)の時でした、何の話をしていたのか忘れましたが、先生が「・・では、いいアンを持ってきてください。」とおしゃって授業は終わったのでした。
次の日の終わりの会で先生が「いいアンを持ってきてくれましたか?」
わたしなんぞ「何の話だったっけ?」とぼんやりしておったんですが・・
同類だと思ってた、ぼんやりしたH君が・・すくっと立ち上がって
「はい。持ってきました!」
一体何の話であったかを、思い出そうとしていた私は、心密かに(H、なんだか知らんけど、今日はいつもの、おまえらしくないぞ・・)と思っていたのでした。
(ぼーっと系だと思ってたのに、カッコイイ系かよ・・はよう、何かしゃべれよ)
しかし、H君は突っ立ったままでぼーっとしているんだ。
そして、ポケットから何やら取り出した、
「はい、先生、これ」
なにやら、ビニール袋に入れた・・小さな固まり・・
先生も、不思議な顔をして、そのビニール袋を受け取った。
先生「H君・・」
H君「先生、いいアンじゃ。」
先生「これどっから持って来たん?」
H君「饅頭からほじくってきた。」
そう、先生のは「案」H君のは「餡」
(そうじゃ、そうじゃ、H君、あんたのキャラはそうじゃないとね、同類意識でほっとした、終わりの会の締めくくりでした。)
「いいアンを持っていく」時にはご注意を・・

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