2012/7/21

ダックス子犬 大について  Happy Paws

ハピポHPの保護犬一覧ページにダックスの子犬が掲載されたのをお気づきでしょうか?
仮名は『大(だい)』

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ハピポの活動は、埼玉センターからの引き取りを主としています。
ときどき廃業ブリーダーからの引き取りもしますが、継続ブリーダーからは引き取らないことにしています。なぜなら、ブリーダー・・いや『繁殖屋』と言うべきですね、繁殖屋は要らなくなった犬を処分(保護団体に渡す)した後また新たに犬を仕入れ繁殖を続けるわけで、これではキリがないばかりでなく、保護団体が繁殖屋の手助けをしているようなものだと考えているからです。
この考えは今も今後も変わりません。

しかし・・・

先日日頃お付き合いのある保護団体から、どうしても今引き取らなければ処分になってしまう犬がいるので助けて欲しいとSOSが入りました。
どうやらそれは廃業ではない繁殖屋もしくはその関係筋からの引き取りであるらしいことは薄々わかっていました。
私たちの理念からすればお断りすべきだったかもしれません。でもできませんでした。
切羽詰った緊急性を感じ、今にも殺されそうな犬を見放すことができなかったのです。

そうして2頭のパピヨンを引き取りました。

その数日後、同じ現場からまたしてもSOSが・・・

この現場にはハピポは一度も行っていないのですが、話によると複数の団体が引き取りに入っているようでした。
しかし各団体とも引き取れる数に限りがあります。また、引き取れる『状態』にも限度が・・・
結果、どこからも引き取られずに残ってしまった犬が居ました。
そうしてハピポにやってきたのが、ダックス子犬の大とポメラニアンの男の子です。

どちらも『状態』が悪く、特に大の方は明らかにおかしな動きがありました。
電話で聞いていた話では、てんかんかもしれないと・・・
子犬でてんかんなら生まれつきでしょう。里親さんが見つかるか心配はありましたが、幸い預かるよって言ってくれたスタッフが居ました。
でも診察の結果、てんかんではなく『ジステンパー』だと・・・絶句

ジステンパーは狂犬病についで死亡率が高いと言われる、犬にとって大変恐ろしい伝染病です。
しかしワクチンの普及で、病院でも最近は滅多にお目にかからないものになっているようです。
大はその病気に罹患していたのです。

現在大は、そのまま病院の隔離病棟へ入院しています。
ネットで調べてみるとおわかりになるかと思いますが、ジステンパーは安楽死も考えなければいけないような病気です。
病気が進行して苦しむのなら、そうなる前に安楽死をさせたほうが大のためになるのではないか?いやいや待てよ、生きられる望みがあるのなら安楽死などできない・・・と、ボードメンバースタッフで毎日議論を重ねました。
でもなかなか結論が出せないまま日にちが過ぎていきました。
そして先日、みんなで病院へ行って直接先生に話を聞こう、それから判断をしよう、ということになり集まったのでした。

最悪、今日この場で安楽死・・・という事態も想定しての来院でした。
しかし、なんということでしょう!悪化の一途をたどると言われるジステンパーですが、大の状態は多少持ち直していると! 

私たちは奇跡を信じることにいたしました。

ただ、ここで大きな問題が・・・医療費のことです。
入院には当然のことながら多額の医療費がかかります。
何ヶ月入院することになるかわからないので、ハピポにその体力があるかどうか、それを無視することなどできません。
皆で悩んでいた所、浅田美代子さんから大の医療費支援をしていただける旨、ご連絡をいただきました。
大とポメ♂をハピポに託したのは浅田さんなのです。
浅田さんがどういう経緯でその現場に関わられたのかは私は知りませんが、保護活動を熱心に取り組んでらっしゃる方なので、今にも消えそうな小さな命を見捨てることができなかったのだと思います。
そして、決して丸投げはしなかった! あとは頼んだわよ、という人ではなかったわけです。

隔離病棟なので私たちは中に入ることはできませんでしたが、先生がドアの外から大を見せてくださいました。

そのときに撮った写真です
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大はこの病気によって視力を失い、足の自由も奪われました。
でもわずかずつですが成長をしています。

今後も安心はできません。いつ急変するかもしれません。
私たちにできることは祈ることだけです。奇跡を信じて・・・



一緒に引き取ったポメラニアン♂は別の病院にて検査中です。
まもなく検査結果が出るものと思われます。
どうか病気が移っていませんようにと祈るばかりです。

・・と、そこで考えてしまうんです。
一緒の場所に相当数いたと思われる他の犬たちは、果たして大丈夫なのだろうかと・・・
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タグ:  里親募集 保護犬



2012/8/16  21:18

投稿者:はなくるみ

Kobさん

おかげさまで大は奇跡の生還を果たしました。
一時はどうなることかととても心配な状態でしたが、協力病院の先生ほかスタッフの皆様ががんばってくださいました。
そしてなによりも大の生命力が病気に勝ったんだと思います。
正直、晴れて健康体、となったわけではありませんが、一般家庭生活を送れるようになったことは本当に奇跡だと思っています。
浅田さんも大変喜んでくださっています。ありがたいことです。

2012/8/16  16:32

投稿者:Kob

ダックスの大ちゃん ジステンバーを乗り越えて8月14日に退院されたとのこと 心配してましたがホント良かったですね まだしばらくは通院が必要だそうですが・・・
退院当日は 浅田美代子さんが会いに来てくださったとか・・・
美代子さんは やっぱり有言実行の素晴らしい方です よかったですね 見捨てられてしまわれちゃいそ〜だった命が助かりました 幸せに一歩前進です
浅田美代子さん 先日(8月10日)Summner Night パーティー in 高輪にご出席されて
「犬が好きな人はたくさんいても センターに保護犬があふれていることを 知っている人はまだ少ないのが現状 だからこのイベントをきっかけに もっと多くの人に知ってもらえたらと思っています」など語られたそ〜です 
Kobもこのパ〜ティ〜に駆けつけたかったんですが どうしても行けなくて・・・ 残念でしかたありませんでした
でも いつでもどこでもいつまでも美代子さんの活動に賛同して応援したいと思っています
思ってるだけではダメですね 美代子さんのよ〜に実行しないと・・・
Kobは 未だ 美代子さんのよ〜に強くないです

http://kobmiyo.jimdo.com/

2012/7/23  0:29

投稿者:はなくるみ

Kobさん

はじめまして。
浅田さんは、女優というお忙しいお仕事の中、精力的に保護活動をされていて本当に頭が下がります。

大ちゃん頑張っています。
応援して下さいね。

2012/7/21  23:46

投稿者:Kob

はじめまして 大くんの奇跡を信じます
浅田美代子さんは 尊敬できる方です
言動が一致していらっしゃるので 信頼できる素敵な方です
Kobも 微力ながら応援しております
美代子さんのエッセー「犬と私:浅田美代子」が
「クリネタ」という季刊誌に連載されています
Kobの運営するHP
http://kobmiyo.jimdo.com/%E3%81%94%E5%87%BA%E6%BC%94%E6%96%B0%E7%9D%80%E6%83%85%E5%A0%B1/%E9%9B%91%E8%AA%8C-%E6%9B%B8%E7%B1%8D/
で 紹介しております
ご覧頂ければ幸いです

http://kobmiyo.jimdo.com/

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