「増税は国をほろぼし、支出の増大は増税にいたる。歳出拡大は経済の向上になんの貢献もしない。」
素人経済考
よくぞ言ってくれた、という気分だ。
イタリア、増税裏目の兆候 徴収額が06年以降最低に・破綻危機国家の消費税はギリシャ23%、スペイン18%、イタリア21%・歳出を減らす方が良い・一体改革、民自公が合意 消費増税法案は成立確実に
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4684.html
増税で税収を確保しよう、というのが間違ってるという良い証拠。
税率を上げても、ある一定の水準を超えると逆に税収は減っていく。
イタリアはこれを証明してくれた。
そもそも、税収を極端に上げるというのは社会主義・共産主義そのものである。
これが失敗してるのは歴史が示している。税率の高い政府が長続きしたためしはない。
それでも世の中には歳出増加・インフレ誘導を求める人間がいるから恐ろしい。
歳出増加→増税につながる。
インフレ誘導→物価上昇で国民生活困窮。
そもそも、政府が金を回すというのは社会主義・共産主義でやってる事。それが上手くいったためしがあるのだろうか?
日本人は経済的には左翼だからこのあたりが理解できないようだが。
そして、経済における左翼政策は政治の左翼化にもいたる。
これはハイエクが1944年に指摘してるのだが。いまだにこれを認めない方々が多いようで。
左のサイドバーにある、
「隷属への道」
「増税が国を滅ぼす」
にちゃんと書いてあるので、購読することをおすすめしたい。
もっとも、三橋貴明あたりを信じてる人は読もうともしないだろうし、読んでも否定するだろうけど。
だが、冒頭で紹介した記事にもあるように、増税は何一つ経済を上向かせない。
支出を増やしたって無駄である。
そもそも「赤字国債を出して経済刺激を」というのを日本はここ20年ほど実行している。
累積赤字の1000兆円がその結果である。
で、成果はあがってるだろうか?
何一つ上がってない。
これが現実である。
言うだけ無駄なのは分かってるが、それでも言いたい。
「日本人よ、いい加減目を覚ませ。政府支出を増やしたって経済は上向かないぞ」
「それより最高課税率を下げて、相続税などの資産税を廃止し、政府支出を税収内におさめる事が経済回復・向上の唯一の手段だ」
まあ、どうせ聞かないだろうけど。
それどころか偉そうなセッキョウすら飛んでくるだろう。
ばかばかしい事このうえない。
説得力のない屁理屈より、現実で何が起こったのかをしっかり見つめてもらいたいものだ。
一応お勉強用の書籍を紹介しておく。
ちゃんと読んでおくように。
そして、しっかり納得するように。
増税が国を滅ぼす 保守派が語るアメリカ経済史
隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】
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