<H24/4/18追記>
現在captain_nemo_1982よりトラックバックが届いている。
同時に、示されたURLからこちらにとんできている方もいると思う。
captain_nemo_1982の述べてる事への新たな見解などについては以下の記事を掲載してるのでそちらを参照していただきたい。
http://angel.ap.teacup.com/grnahtgasgra/599.html
<H24/4/18追記以上>
児童ポルノ規制は犯罪抑制に役立ったのか?
むしろ児童ポルノ規制は犯罪を助長させてるのではないか?
などという考えをどうしても抱かざるえないのが、現実が示している情報だったりする。
2004年あたりまでのイギリス犯罪推移
http://www.homeoffice.gov.uk/rds/pdfs/100years.xls
その後2008年間あたりまでのイギリスの犯罪統計データ
http://www.homeoffice.gov.uk/rds/pdfs09/hosb1109chap2new.xls
他にも様々な要因が絡んでくる、というご意見もあるだろうが、それならそれで何がどう結びついてるのかを説明してもらわないと。
また、児童ポルノ規制が「様々な要因」から外される理由についても述べてもらわないと。
この単純所持規制によって性犯罪の被害者が減ったのかと言えばそんな事はない。
上記の表を見る限りでは、これらの規制が犯罪抑制に何の貢献もしてないとしか言えない。
もしこれらの規制が犯罪抑制に貢献してるならば、ではどうしてこれらの規制によって犯罪が減らなかったのだろうか。
もし、児童ポルノ規制の摘発対象になり、犯罪者予備軍が実際の犯罪を犯す前に捕まっていくというならば、多少なりとも犯罪件数に影響するとは思うのだが。
児童ポルノ単純所持規制などによる摘発者・逮捕者などがどれくらいなのか分からないので何とも言えないが、これらの摘発数が向上するに従って、性犯罪なども減少、そこまでいかなくても抑制されていくものと思うのだが。
現実には強姦件数の増加や強制猥褻が増加してしまっている。
既に述べたが、強姦件数の増加はそれに伴う犯罪者の増加無くしてはありえない。それは強姦に限らず、ありとあらゆる犯罪について言える事だが。あるいあ限られた特定の者達が、件数増加を発生させるほどの悪さをしてるのかもしれないが。
しかし、そんな者達によって数百件とか1000件余りも件数が増加していくとは思えない。
単純極まる考えかもしれないが、加害者が増えない事には被害が拡大するわけがない。
まして警察なども摘発・逮捕につとめているはずだ。サボったり手を抜いたりしてるのでなければ。
なおかつ、まだやってない犯罪者予備軍を児童ポルノ規制などで摘発し、おこってしまった事件については犯罪者を逮捕する事で社会から排除してるならば。どこかで釣り合いがとれるから、さもなくば減少傾向に入っていっても良いのではなかろうか。
取り締まった者達がどれくらいになるのかは分からないが、そうやって頑張って取り締まっても、次の年にはまた増加していっている。
どこかで犯罪者の供給が行われてるのではないか、と考えてしまう。
では、こういった犯罪者は、特に児童ポルノ規制以後に増加した犯罪はどこから増えていくのだろうか?
何に影響されたのだろうか?
少なくとも表だって児童ポルノは存在してない。
ヒントになるのはこちらのブログ↓
鬼ノ目発進号の書斎☆〜男性への差別行為を根絶せよ〜☆
http://blogs.yahoo.co.jp/oninomehassingo
こちらのブログに書いてあったが、
「この手の規制は、裏社会が供給源になってしまう。
結果、裏社会の肥大化を招く」
というような事が書いてあったかと。
同じような事はアメリカの禁酒法でも発生した。
規制されても欲しいと思ってしまうものがあれば、それを提供して儲けようとする連中というのはあらわれるんだねえ。
となるとここに規制についてのもう一つの問題が出てくる。
犯罪被害の減少・抑制を促せないどころか、犯罪組織の拡大に貢献してしまう。
規制されてるから入手は難しく、当局の眼を誤魔化すために色々と手間もかかる。
必然的に調達までの手間は増大し、それが値段に反映される。
しかし競合相手はいないし、いたとしても少数。
何よりも需要は莫大にある。
「この値段がいやなら他にいけよ」
というのが成り立つ。
なるほど、当局と渡り合えるだけの能力があれば、規制はむしろ裏社会にとって莫大な利権なのかもしれない。
規制、とはちょっと違うが、日本においては田沼時代とその後の松平時代が近いだろうか。
田や沼やよごれた御世を改めて 清くぞすめる白河の水
白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき
面白い事に、賄賂政治家として有名な田沼意次だが、実際にはそうではなかった、という説もある。
なぜに田沼の悪評が高まったのかと言うと、単に政敵からの悪評が資料として残った、というだけらしい。
詳しくは知らないのでここに書いた事が正しいというわけではない。
(参考)
政治家・田沼意次の真相
http://homepage2.nifty.com/kenkakusyoubai/zidai/tanuma.htm
さて、児童ポルノなりエロ本なり、そういったものが本当に事件発生に影響を与えているのか?
実際に件数の推移を見てみればそのあたりも明らかになるだろう。
影響を受けて事件を起こした連中がいたとしても、エロ本やエロ漫画、エロ小説にエロアニメ、エロビデオ、そしてエロゲーが蔓延している日本で、なんでこれだけ事件が起きないのやら。
日本の犯罪率は昔より実は減っているみたいですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116900456
(引用)
日本殺人認知件数
S30 3,066
S35 2,844
S40 2,379
S45 1.989
S50 2,024
S55 1.684
S60 1,780
H01 1,308
H05 1.233
H10 1,388
H15 1,452
H18 1.309
H19 1.199
昭和三十年代にはなんと現代の3、4倍の年間6000件前後の強姦が認知されています。
まるで強姦が最近増えたみたいに思ってる人が多いですが、実際は強姦なんてものは古典的犯罪の典型みたいなものです。
日本強姦認知件数
S30 4046
S35 6342
S40 6648
S45 5161
S50 3704
S55 2610
S60 1802
H2 1548
H7 1500
H10 1878
H15 2472
H18 1948
H19 1766
(引用終了)
影響を受けて犯行に走った輩もいるだろうが、それ以上に犯行に走らない者の方が多い。でなければこんな風に件数の減少が起きるわけがない。
それとも、強姦などが減少していった1960年代後半頃から、ポルノ関連で規制が発生でもしていったのだろうか? それが性犯罪減少に貢献してるとか?
しかし、ビデオの普及でエロビデオソフトが蔓延していったという話しも聞くし。
むしろ、「自宅で日活ポルノが見られる!」とがんばってビデオを買った人が多かった、と言う冗談も聞く。
実際は日活どころか様々なエロビデオ制作会社がいっぱいできてるようだが。
それらが供給するエロビデオが、性犯罪増加の原因になったのだろうか?
上記のグラフや件数推移を見るととてもそうは思えないが。
また、殺人件数だが、これも減少傾向を示している。
エロの普及と関連性はないかもしれないが。
平成15年頃に一度増大しているが、そこからまた下がってきている。
不思議なもので、平成15年ころは景気が今より良かったはずだが。
その後のリーマンショックやらサブプライム問題などで世界的に景気が後退していってる時期の方が殺人も減っている。
いったい何があったのだろうか。
必ずしも景気が良い事が犯罪の増大・減少に関わらない、という事だろうか。
窃盗・盗難などはまた違った推移を描いているのかもしれないが。
もちろん、実際にどれだけのエロ関連物が刊行・販売されてるのか、流通してるのかをしっかり調べなくてはならない。
それらは実際には減少しているのかもしれない。
ただ、そういった刊行物がどの程度出回ってるのかを調べるのは難しいとは思うが。
単純に出版点数や刊行物の種類や数などを調べるのは簡単かもしれないが、その中にどれだけエロが含まれてるのかを見つけるのは困難だとは思う。
一番単純なものをとりあえず見つけてきたので、多少なりとも参考になればいいのだが。
新刊点数の推移 (書籍)
http://www.1book.co.jp/001274.html
(引用)
年 新刊点数 対前年増減率
1958年 11,693 -
1959年 11,614 ▲0.7
1960年 11,173 ▲3.8
1961年 11,476 2.7
1962年 10,642 ▲7.3
1963年 12,157 14.2
1964年 13,928 14.6
1965年 14,728 5.7
1966年 15,808 7.3
1967年 17,460 10.5
1968年 17,644 1.1
1969年 18,487 4.8
1970年 19,226 4.0
1971年 19,518 1.5
1972年 20,760 6.4
1973年 20,138 ▲3.0
1974年 19,979 ▲0.8
1975年 22,435 12.3
1976年 24,162 7.7
1977年 25,808 6.8
1978年 27,150 5.2
1979年 27,132 ▲0.1
1980年 27,709 2.1
1981年 29,263 5.6
1982年 31,523 7.7
1983年 33,617 6.6
1984年 35,853 6.7
1985年 35,920 0.2
1986年 35,762 ▲0.4
1987年 36,346 1.6
1988年 37,064 2.0
1989年 38,057 2.7
1990年 38,680 1.6
1991年 39,996 3.4
1992年 42,257 5.7
1993年 45,799 8.4
1994年 48,824 6.6
1995年 61,302 -
1996年 63,054 2.9
1997年 65,438 3.8
1998年 65,513 0.1
1999年 65,026 ▲0.7
2000年 67,522 3.8
2001年 69,003 2.2
2002年 72,055 4.4
2003年 72,608 0.8
2004年 74,587 2.7
2005年 76,528 2.6
2006年 77,722 1.6
2007年 77,417 ▲0.4
2008年 76,322 ▲1.4
2009年 78,555 2.9
(引用終了)
出版不況と言われているが、これだけ多大に雑誌が刊行されてるならばそりゃ共食いにもなるわな。
コミック誌は“子ども”を対象としていないものが、実は、多い。
http://www.1book.co.jp/002842.html
2007年 書籍新刊 販売対象別データ
http://www.1book.co.jp/002636.html
さて、エロ漫画やエロ本・エロ小説はどこに分類されるのやら。
そして、エロ漫画雑誌やエロ本はコンビニでも販売はしている。ビニールテープで中が見れないように留めたり、ビニール袋に包んであったりはするが。
何にしろ刊行物は増加傾向にある。
1958年以前はどうだか分からないが、年々刊行物は増加している。
その中にポルノ・エロもあるだろう。
エロ本・エロ漫画雑誌・エロゲー雑誌だって存在している。
それらが見たければ書店のその手のものが置いてある棚を見に行ってみればよい。
どれだけの種類の雑誌が刊行されているかが分かると思う。
また、一般書店には置いてないマニアックな雑誌もかなりある。
上野だったと思うが、そういう本を扱ってる書店に行ったときは唖然として。
「よくもまあ、こんだけの種類のエロがあるもんだ」と。
SMや同性愛など様々な種類の俺の知らないエロ世界が広がっていた。
蔓延してるというならば、そこらにエロは蔓延しているだろう。
古本屋に勤めていた知人が言ってた言葉が思い出される。
「中高生とかに大人気だよ、『ふたりエッチ』」
今から何年も前の話だから現在どうなってるのか分からないが。
そういえば、電車の中で中学生くらいの子が表紙を裏返しにして読んでる漫画とかあったな。
何を読んでるんだろう、と思ってちらっと中身を見たら、ふたりエッチだった。
びっくりしたよ、本当に。
これも何年も前の話で、今の子供達が何を見てるのかは知らないが。
そんな日本でおきてる現実が、強姦減少。
強制猥褻も減少。
年による上下はあるが、おおむね以前より低い水準で推移している。
児童ポルノ規制が青少年に悪影響を及ぼすというならば、なんでこれが犯罪件数に反映されないのんか。
不思議でしょうがない。
また、インターネットではエロイ画像などがあちこちに溢れている。
それらがどのように規制されているのやら。
この手のエロの蔓延が何らかの影響を世の中に与えてるとは思うが、それが性犯罪の増加とはとても思えない。
むしろ何らかの制限を加えた後の方が強姦が増加してる。
1997年がそれだ。
他にも大小様々な規制やあるいは規制緩和などがあるかもしれない。
だが、エロの蔓延が何らかの悪事につながるとしても、それが強姦や強制猥褻などにつながってるとは、件数の推移を見る限りでは信じられない。
はっきり言えば、あり得ない。
むしろ年々減少している、減少傾向を見せる、かつてとは比べものにならないくらい低い水準で推移している事を考えれば、エロの蔓延はこれらの抑制につながってると考えた方がまだ自然だ。
でだ。
エロの蔓延が、ポルノの蔓延が強姦や強制猥褻などの犯罪を減らしてくれるのならば、これらに手を着けない方がよっぽどましだ。
蔓延していても犯罪件数は増えてないのだから。
不思議な事に何らかの規制があると
強姦件数は増加した。
その当時に他の犯罪も増加しているので一概には言えないが。
だとしても当時何があってここまで犯罪が増加したのか。それが分かるまで迂闊に「ポルノ規制は関係無い」などと言うことも控えるべきだろう。
原因が分かってないのだから。
また、こういった規制にかかる手間と費用がどれくらいになるのか。
それも少しは考えるべきだろう。
人を使えばそれだけで金がかかる。調査用の費用、必要な機材などを揃えるのも金がかかる。
犯罪が減るならばそれは当然かけるべき手間だが、実際にはどうなのか。
少しは過去の事例や外国の事例などを参考にして考えるべきだろう。
イギリスでは単純所持規制後にも強姦などは増加した。
歯止めをかける事は出来なかった。
日本の凶悪犯罪は減少してます。
http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/515564/
少年犯罪データベースドア
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/
平成22年上半期の犯罪情勢
http://www.npa.go.jp/toukei/seianki/h22hanzaizyousei.pdf
日本の犯罪率は昔より実は減っているみたいですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116900456
新刊点数の推移 (書籍)
http://www.1book.co.jp/001274.html
少年犯罪データベース
http://kangaeru.s59.xrea.com/
もし、児童ポルノ規制法が成立して施行された場合、性犯罪率は本当に減少するので...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1327796248
性犯罪含め少年の犯罪被害が減少している件
http://maruko.to/2010/03/post-82.html

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