子供に「日本」をどう教えるか  5) 日本との適応

子供に「日本」をどう教えるか TB040

海外での滞在も長期に及んだ場合、子供にとっては「多感な時期」の殆んどを海外で過ごす事になります。海外では親が努力しない限り、「日本」は自然には入って来ません。「子供に日本を教える事」は「片親だけが日本人の家庭」だけでなく、「両親とも日本人の家庭」にとっても、重要な課題となります。

日本のグループに参加する
我が家でもイギリスに住んでいた頃は、「子リス文庫」という「読み聞かせのグループ」に参加していました。子リス文庫では「日本の行事」に因んだ活動も入るので、子供達も子リス文庫の活動を通して日本を知る事は多く、今でも「ああ、それって子リス文庫でやったねえ」と、よく覚えています。


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近所の日本人と仲良くする
イギリス時代は私もご近所の日本人家庭の方々と一緒にお茶をしながら子供達を遊ばせたものでした。

親や親類を当てにできない「海外」で子育てをするには、お互い「いざ」という時に助け合える「近所の親しい友人」を確保するのは大切な事です。

ただ海外での問題点は「日本人である事」以外に何も共通点がなく、「日本にいたら絶対にお友達にならないような人」でも「日本人だ」という事だけでお付き合いする事にもなる点です。後から関係が変にこじれないようにするには、なるべく「一定の距離を保ってお付き合いする事」だと思います。

アニメの威力を利用する
最近の「日本発のアニメ」の海外進出は目覚しいものがあります。DVD等は色々な言語を選択できるので、我が家では日本語で見ながら英語のサブタイトルを付けて日本語力の不足を補いながら楽しんでいます。

アニメは日本語だけでなく、日本の生活習慣や文化なども自然と入って来るので、我が家でも大いに利用しています。

日本で体験入学をさせる (フラウHさんの体験談)
私の子供達が学校に通っていた頃は、夏休みに日本に里帰りをするのが楽しみでした。日本では7月の中旬迄学校があるので、子供達が2、3週間、体験入学をする事も可能でした。

子供達は日独のハーフで、毎週日本語補習校に通っており、一応日本語には不自由はしていませんでした。

日本での子供達の体験入学は、希望する学校に直接手紙などで連絡をとり、校長先生の許可が取れれば可能です。

地域にある帰国女子指定校などにあたってみるのも良いのですが、毎日通うので、近くの学校が便利でしょう。

我が家の場合は、子供達が毎年のように、学区内の小学校、中学校に通う事ができたので、子供同士でもお友達が出来、日本の友達も夏にドイツから子供達が来るのを楽しみに待っているようになりました。

学校も7月は短縮授業、プール、野外学習など楽しい行事も多いのですが、それだけ先生の負担も大きいので、体験入学中は私も出来るだけ学校に顔を出し、協力するように努めました。

その子供達も既に成人し、次男は今、京都大学大学院に留学していますが、「子供の頃の体験入学に感謝している」と言っています。 筆:フラウH

子供だけを日本に送り込む
我が家では長男が10才の時、長男だけを日本に送り込みました。「エスコート・サービス」のある航空会社を利用すれば、「子供の一人旅」は空港に迎えに来た両親に子供を引き渡すまで、ちゃんと面倒を見てもらえます。

1ヶ月もいたのは、ちょっと長すぎたようで、退屈したり、ホームシックになったりしてしまい、預かった両親も気を使って大変だったようです。

とは言え、長男はこの体験で随分と日本語が上達しました。私の両親との親しみも増し、日本の事も随分と理解したようで意義は大きかったと思います。


筆:滝つぼ

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