職場では、次々と共に過ごした仲間を見送り、
櫛の歯が抜けていくような、淋しさ。
そしてその淋しさにひたる間もなく
人手不足という現実に、追いまくられる日々。
職場は今、大きなうねりの中にあって
わたしもいずれ、否応なく巻き込まれていく。
いろんな感情が、指先からこぼれ落ちて
とっ散らかったままの心を、持て余しながら。
家に帰ったら帰ったで、家事とみみにゃんの世話と
遅々として進まないフランス語に追われて。
10回覚えても、10回忘れるもどかしさとの格闘で
夜が更けるのなんて、本当にあっという間。
1日が24時間では、全然足りないなあ。
したいことの半分も出来ない、もどかしさばかり。
こんなとっ散らかった日々に、自分でもあきれつつ、
今年の年初に、
神さまから頂いた言葉は
このような日々のためにあったんだなぁ、としみじみ。
いつの間にか、ひつじ雲でいっぱいになった秋空の下で。

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