今日は、第九のレッスンをお休みして、
京都の蹴上にある、ウェスティン都ホテルへ。
かつての職場の同僚だったAちゃんが
わざわざマカオから家族ともども来日して、
息子さんの3才の誕生日パーティーをするのに招かれて。
鴨川沿いを北に上がり、南座から八坂神社へ向かい、
そして平安神宮の鳥居の前を通って、東山へと。
東山は少し色づき始め、秋へと衣替えしつつある風情。
抜けるような秋空の下、その東山を一望しながら
おいしいフレンチにいちいち感動しつつ、
Aちゃんや、懐かしい友だちと旧交を温めあえた、
にぎやかで楽しい、心温まるひととき。
Aちゃんは息子さんのパーティを口実に、
ともすれば時の流れとともに途切れてしまいがちな
わたしたちの縁を、つなぐ役割をしてくれている。
ありがとうね、Aちゃん、行って良かった。
この縁が、これからもずっと続いていけますように。

(色も素敵な栞付きのブックカバー、右下藤柄がカードケース)
その帰り、ルーブル美術館展は45分待ちだったので諦め、
久しぶりに再会したCさんと一緒に
三条まで和小物のお店を巡りながら、そぞろ歩き。
Cさんは、10年来お茶をやっていて、
着物や、着物の織、柄などにも詳しく、
お店の人とも、かなり通な話に花が咲いて
わたしも勉強させて頂きながら、ちゃっかり
正絹の訪問着の生地と、振袖の生地で出来た
ブックカバーや、カードケースを買いました。
柄ゆきだけでなく、裏地にまで心を配られた品は、
小物と言えども、品があってとても美しくて。
かつて住んでいた京都だけれど、
わたしにとっても、ここは古くて新しい場所。
懐かしい友だちとの縁を結んでくれる場所みたい。

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