ダラダラ中につきカメ更新 感想など、ちょろっとでも書き込んでいただけましたら泣いて喜びます🎵

 

■更新履歴■  そらごと


2月28日 更新
「小説」→「本編」→「マーガレットの祝福」up
「小説」→「ごちゃまぜ」「短編集」に過去拍手SS再掲
結構なつかしい!15〜が今回掲載分です。




そらちゃばこぽけっと。


過去の更新
202

2021/2/23  17:30

まったり  そらごと

別に私が実家に帰りたいわけではなく、たまには誰も泣かない、誰も傷つかない話が書きたかったのです。

スパサイト(  ̄- ̄)

と言うのも、年明け過ぎからどうにも体調がすぐれないことが多くて、自分自身、平和的な気持ちになれたらなぁと。

私にしては珍しく食欲もおち気味でした。あ、でも、今日のお昼はごはん二膳いけたのでもう大丈夫だと思われます。


以下、ネタバレ。



ネタバレを読む
5

2021/2/21  22:16

捜し物  そらごと

過去拍手SSが結構な量になってきたので、サイトに掲載しようと思っているのですが、どうにも1つ見付からなくて

いつも新しいのを載せるタイミングで、代わりに下げるヤツをローカルにコピペしておくのですが…ないんです。

タリパパが棚の上にパドルを出しっぱなしにしてて、シェールが怖がるっていうそんだけの話。ですが、一応これ以降、パドルはシェールの引き出しにしまうってことになっています。

タリパパ的に、パドルはお仕置きする人ではなく、お仕置きされる人のものという認識らしい。それでもシェールが勝手に捨てたり、隠したりしないのは、そんなことをしても無意味だし、むしろエライことになるとちゃんとわかっているからです。

でも、もしもしこれがケインだった日には、うっかりを装って折ろうとして、変に曲がっちゃって、焦ってめっちゃ頑張って直したりするのかな、なんて妄想したりしていますw

まあ、タリウスはシェールに対して、絶っっ対ケイン使わないけど。何故って、ケインの痛みと恐怖に慣れさせたくないから(←オニ)。

私の中で、ケインはファイナルウェポンなので、この世界でもフツーの学校ではまず使わない、みたいな設定です。あっても飾りというか、それこそ抑止力にするみたいな。

もしかしたら、トォーズとかストラップとかのが痛いのかもしれないけど、私自身あんまり経験がないのと、ビジュアル的に萌えないので、この先も出てこないと思います。

しっかし、どこに行っちゃったんだろ。PCには元の原稿あるかな…。どうせなら全部一気にやりたいので、目下作業が出来ません。


ついしん
ジョージア先生(またの名をアグネスのパンツ)にたくさんの拍手とメッセージをありがとうございました!お陰様で終始楽しく執筆出来ました!

次回は、タリウスの実家話とか、結婚話とか、ミゼットの昔の上官の話とか、いろいろ書きたいネタはあるし、ちまちま書きもするのですが、まだちょっと充電されず。満充になるまでもうちょいお待ちください。
8

2021/2/14  23:26

ジョージア先生の長い長い夜3.5(オマケ)  小説

クリフ=ドーンは思い詰めた面持ちで教官室の前に立っていた。

一体全体どうしてこんなことになってしまったのだろう。彼はここへ来て、これまでのことに想いを馳せていた。

つい数ヵ月前、自分は幸福の絶頂にいた。国内最難関と言われる中央士官学校に合格したのだ。それもその筈である。

だが、幸せなときはそう長くは続かなかった。彼は入校してすぐに、上には上がいることを知り、そしてまた、努力ではどうにもならないことがあると思い知らされた。

それからは、とにかく失敗だけはしないよう、ひたすら目立たぬよう、細心の注意を払って生きてきた。それが何故。

「開いている」

震える手でノックをすると、扉越しに無機質な声が返された。クリフは意を決してドアノブに手を掛けた。

「先生にお話したいことが、あります」

緊張に声が上ずった。教官は椅子に座ったまま、静かにこちらを見上げてきた。まるで自分がここに来ることを知っていたかのようだった。

「お前の知っていることを包み隠さず話せ。但し、今度は本当のことだけを言え」

教官と目が合ったが最後、逸らすことが出来なかった。

「昨日の夜、たまたま見てしまいました。その人は、風呂場から出てくるところでした」

「その人?」

「本科生…です。名前は…」

自分には血縁はもとより、親しくしている上級生もいない。通常なら知り得ない筈だが、クリフはその名を知っていた。

「アーサー=ウィルキンス」

「そう、です」

知らぬ人間などここにはいない。それは彼が常に首位の成績をおさめているからでも、類稀な運動神経をもっているからでもない。目をつけられたら終わりだからだ。

「ウィルキンスは風呂場で何を?」

「はっきりとはわかりません。ですが、ラサークたちが使っている時間だったので、驚いて二度見しました。そうしたら、呼び止められて、黙っているよう言われて」

そこでクリフが大きく息をした。

「端からそのつもりだったので、そう伝えましたが、信じられないと言われ………ました」

クリフが何事かを呟くが、声が震えてよく聞き取れない。

「何だ。何をされた?」

「く、くびを…」

強く握りしめた手がじわりと汗ばむ。

「首?」

教官が立ち上がり、机越しにクリフの襟元に手を伸ばした。首元には圧迫されたと思しき指の跡がうっすらと浮かんでいた。

「何故黙っていた」

「誰かに話したら、ここにいられなくすると言われて…」

「それで?」

「昨日はそれで終わりました。でも、今日になって、また風呂場に来るよう言われて、着替えを盗ってくるよう言われました。もちろん、最初は断りました。でも、断りきれなくて風呂場に入りました」

教官が吐息した。自分に失望したのだと思った。

「そうしたら奥から物音がして、見付かると思い、咄嗟にオーデンの制服を全部持って風呂場から飛び出しました。そのまま三階まで走って届けました。物凄く迷惑そうな顔をされましたが…」

その場に居合わせた別の本科生が、アーサー自身の洗濯物だと勘違いし、クリフはそれを良いことに無理矢理置いてきたのだ。

「お前が脅されていたということはわかった。報復を恐れたことも。だが、それでもどこかで引き返せた筈だ。それをしなかったのは何故だ」

クリフは答えない。代わりに教官からすっと目線をはずした。

「クリフ=ドーン!」

教官の厳しい声にクリフは再び視線を戻した。

「い、言うことを聞けば守ってやると、言われました。自分の他にも子飼いがいるようでしたし、それで…」

「本当に守ってもらえていたら、お前は今ここにはいない筈だ」

教官の言う通りだった。それ故、すぐには言葉が出てこない。

「オーデンの制服のことで怒らせたと思いました。それに、このままでは自分が犯人にされる、そう思いました。とにかく退校になるのだけはどうしても嫌で、ここに来ました」

「状況は理解した。だが、あの二人はどうだ。オーデンに何か落ち度があったか。それとも、お前はあいつらに恨みでもあるのか」

「あ、あの二人には何の恨みもありません。もちろん、落ち度だって…」

「何の落ち度もないのに、いわれのない辱しめを受けた挙げ句、オーデンにいたっては熱にうなされている。たとえお前の意思ではなかったにしろ、それがお前のしたことだ」

クリフが大きく目を見開く。

「申し訳ありません。オーデンにも、本当に悪いことをしたと思います」

「謝って済む問題か」

「違うと、思います」

教官は小さく溜め息を漏らし、それから執務机に掛かっていた藤鞭を手に取った。

「机に手を付け」

クリフは促されるまま、罰を受ける姿勢になった。初めにこの部屋の前に立ったときから覚悟はしていた。

「いっ!!」

だが、予想を遥かに上回る痛みに、すぐさま声が漏れた。まるで身体が切り裂かれるようだった。

ピシッという僅かな音に似合わず、鋭く強烈な痛みに、回を追うごとに身体が逃げた。きちんと起立しなければならないと頭ではわかっているが、ひとつ打たれる度に、思考がバラバラになった。

「動くな!」

教官は容赦ない叱責に合わせ、激しく身体を打擲(ちょうちゃく)する。いつの間にかクリフの目から涙が溢れだし、幾筋も頬を流れていった。

「お前の言っていることがすべて出鱈目の可能性だってある」

意地の悪い台詞に心臓がドクンと音を立てた。

「恐らくあいつはすべてを否定するだろう。どうやって証明するつもりだ」

「それは…多分出来ません」

「出来ない?」

「でも、それでも良いです。自分が盗ったことに変わりはないですし、退校にさえならなければ、自分のせいでもう良いです」

「呆れたな」

教官は鞭を下ろし、クリフを解放した。

「教官を恐れるのも良いが、ときには頼れ。少なくともあいつよりかは守ってやれる筈だ」

「先生…」

「しばらくそこで反省していろ」

教官は苦笑いをひとつし、それから顎をしゃくった。





やっと終わった!!何気にオマケが一番時間掛かったり。
思った以上に達成感があるので、しばらく休憩します

読後の感想とかリクエストとか、何かございましたら、ここでもweb拍手でもメールでも。

メールは字数制限があるようなので、長文のときは、お手数ですが何度かに分割してお送りください。

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2021/2/13  0:50

ジョージア先生の長い長い夜5  小説


翌朝、ゼインは一連の騒ぎについて部下から報告を受けていた。

「一週間の謹慎?」

タリウスがクリフ=ドーンの処分について言及したときのことだ。ゼインは唖然として、部下の言葉をそのまま返した。

「その一週間も、出来れば訓練には出させたいと考えています」

「如何に脅されていたとは言え、窃盗の実行犯だ。それではいくらなんでも甘過ぎる」

冗談じゃないと即座に却下するが、部下もまた引かなかった。

「確かに先生のおっしゃる通りだとは思いますが、元を正せば、ウィルキンスの愚行に気付けなかった私の落ち度です。昨夜私からきつく指導し、本人も深く反省しています。どうか…」

「ジョージア」

平身低頭する部下を前に、ゼインはため息を吐いた。

「全く君は人が良いと言うか何と言うか。そんなことでは、いつぞや君にやった鬼を、返上してもらうことになるよ」

ほんの一瞬、部下の瞳孔が開くのをゼインは見逃さなかった。

「今、惜しそうな顔をしたね。いくら口ではいらないいらないと言っても、一度手に入れたものを取り上げられるのは、やはり不快に感じるか」

「いえ、そう言うわけでは。そもそも私は、オニに向いていないのかもしれません」

「私は向いていると?」

「そうですね、少なくとも私よりかは」

同じ質問を部下の教え子、例えばキール=ダルトンあたりにすれば、恐らくは同じことを答えるだろう。ゼインは堪えきれずにクスリと笑った。

「まあ良い。こちらの予科生については君に任せる。問題は、姦しい娘たちをどうやって黙らせるかだ」

「それならば、私が…」

「いいか、ジョージア。この世の中に、婦女子のおしゃべりほど恐ろしいものはない」

ゼインはそう言って、身震いした。


数日後、主任教官の執務室に黄色い歓声が上がった。

「まさかこんなに早くまたお会いできるなんて、感激です!」

「そう?」

ミゼット=ミルズである。今日は非番らしく、略式の常装に、長い黒髪は下ろしたままだ。

「本当はこちらからお伺いしたいと思っていたんです。でも、ジョージア先生が…」

「ジョージア教官がどうかした?」

「いえ、お会い出来たので、もう結構です。それより、今日はどうされたんですか」

「お見舞いよ」

「お見舞い、ですか?」

アグネスとイサベルが互いに顔を見合わせた。

「とんでもないことに巻き込まれたのでしょう。イサベル、風邪はもう良いの?」

「はい。ノーウッド先生から万病に効く薬をいただいたので、もうすっかり」

「何よそれ。怪しすぎる。本当に大丈夫なの?」

「だ、大丈夫ではないのですか?!」

「え?ま、まあ病は気からと言うし、元気になったのなら何よりよ」

不安げに顔色を変える少女を前に、ミゼットが慌てて執り成した。

「そんなことより、二人に受け取ってもらいたいものがあるのよ。気に入ってもらえると良いけれど」

言いながら、ミゼットが手のひらほどのサイズの包みを二つ、テーブルに乗せた。二人は、頭にはてなマークを浮かべながら包みを開いた。

「え?」

「あ!」

それから、またしても顔を見合わせた。どちらも頬を上気させている。

「どこの馬の骨ともわからない男に触られたパンツなんて、気持ち悪くて使えないでしょう。そうかと言って、おいそれと買いには出られないでしょうし。言っておくけど、最高級品よ」

「ありがとうございます!」
「ありがとうございます!」

満面の笑みで包みを覗き込む後輩たちに、ミゼットもまた上機嫌である。

「良いのよ、私も昔同じようなことをされたことがあるから、気持ちはわかるもの。でも、もう済んだ話。いろいろあったけれど、私は今でもここが好きだし、卒校したことを誇りに思ってる」

二人はミゼットが話すのをコクコクと頷きながら聞いていた。

「だから、妙な噂が立つのは本意ではないの。嫌な思いをさせた上でこんなことを言うのは心苦しいのだけど、今回のことは墓場まで持っていってくれない?」

「それはもちろん、かまいません」

「私もそれで大丈夫です」

いくらこちらに落ち度がないとは言え、自分たちにとっても不名誉な話である。その上犯人は捕まり、相応の処分を受けたと聞けば、あえて吹聴するような話ではない。

「良かった!下着が足らなかったらいくらでも買ってあげるから、遠慮しないで言って頂戴」

ミゼットはとびきりの笑顔を少女たちに向け、席を立った。


「そんな顔をするな」

「私は別に…」

一方、こちらは執務室前の廊下である。

「名誉のためだ。致し方ない。だいたいいくらでも買ってやるのは妻ではなく、私だ」

ぼやきが止まらない上官と、いつもに増して仏頂面の部下が扉の前で聞き耳を立てていた。

「あ、そうそう。ノーウッド先生には気を付けなさい」

そろそろ引き上げようというところで、俄に気になる台詞が耳に入った。

「どさくさに紛れて、平気な顔してお尻を触ってきたりするから」

「えぇ?!」

「ホントですか!!」

たちまち少女たちの目が点になる。

「やさしそうに見えて一番厄介だから、絶対に気を許しちゃだめよ。あの人はね、中央士官の闇よ」

良いわね、そう念押ししてミゼットは扉に手を掛けた。外にいた男ふたりが慌てて廊下に身を潜める。

「あの老害が…」

沸々と静かに沸騰する上官から、タリウスはそっと離れた。これ以上の厄介事はもう御免である。


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