さてさて、これまたずいぶん止まってた時間を再開して。
伴奏ピアノの巻の続きです。。。
大学になって、今までピアノを主軸にしていた私が、
声楽を専門とするようになりました。
楽器は、「無伴奏バイオリンのための・・・」とか
いう曲があって、その楽器だけで単独で演奏するってこと
あるんですけれど、歌は歌のみ単独でっていうのは
ソロではないんですよね。必ず何かしらの伴奏楽器が
必要となります。
それまでの声楽のレッスンでは、私の声楽の先生が
ピアノ伴奏を弾いてくださって、レッスンをつけて
くださるのが常だったのですが、大学の声楽のレッスンでは
ピアニストを帯同させないといけなくなりました。
とりあえず、私は同じクラスのピアノ専攻のお友達に
伴奏ピアノをお願いしました。
彼女は、とてもまじめな性格で、繊細なピアノを弾く
ピアニストでした。
もちろん、練習もちゃんとしてくるので、私のレッスンの
時に、
「全然譜読みしてません、今日は初見です!」
なんてことはなく、きちんとしてもらっていたのですが。。。
いざ、レッスンになると、な〜んか、歌いにくい(><)
伴奏部分の音は全く間違ってないし、私とタイミングも
ちゃんと合わせて弾いてくれてるのに何で???
3回目くらいのレッスンで、やっぱりどうしても
うまく歌えない、歌いづらいな〜と思っていたところ、
私のレッスンを聴いていた同郷の声楽専攻のお友達が、
「あっちゃん、あの伴奏では歌いにくいんでしょ?」
とズバリ聞いてきました。
彼女は、中学、高校と合唱に力を入れている学校の
出身、おじいさまも、おじさまも声楽家という
スペシャルな環境に育ってきた人で、私の大親友でも
ありました。
話を聞くと、彼女もずっと伴奏ピアニストに悩んで
きたようでした。彼女の歌の先生は、伴奏ピアノにも
すごく精通されている方らしく、
「歌い手は伴奏ピアノ一つでどうにでも変わる!」
といわれたそうです。
それで、私たちがとった結論。
お互いの伴奏をし合おう!
また大変なことを思いついたもんですが・・・。(--;;;
でも、これが後にかなり功を奏す結果になるのです。
しか〜し、その前に私たちの前にはばかる棘の道が
待ちうけているとは2人とも全く気づきません
でした・・・。(* *)

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