2017/9/26  15:34


このブログが始まって以来、初めて長い夏休みをいただきました。

皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

仕事が終わり外に出ると、鼻をくすぐる甘い香り。*^_^*

キンモクセイ…

重たい夏の空気に漂うその香りはまだ淡く、遠く、
どこから香って来るのかすらよくわかりません。

季節の変わり目、微妙な空気感、夏と秋がせめぎ合っているようでした。

さて…

昨年末悪夢の梅酒事件から半年がたった6月初旬、
 
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/445.html

梅酒を作り直しました。

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今回はローズマリーを入れたハーブ梅酒。カクテル

抗酸化作用のあるローズマリーは「若返りのハーブ」と呼ばれています。
強い香りは脳の働きを活性化、
主成分シネオールが脳の血流量を増やし
記憶力、集中力を高めると言われています。

抜群の透明感を持つホワイトリカー、
3カ月が過ぎ、透明だった瓶の中は少しずつ琥珀色に変化しています。

やわらかい梅の香りを個性的なローズマリーの香りが引き立て相乗効果を発揮。
梅だけよりもメリハリの効いた立体的な香りがしています。

その香りはまだ若く、かたく、角があり、少々やんちゃな雰囲気。
10代の少年少女って感じでしょうか。

ここに時間というスパイスが加わり、まろやかで深みのある味、香りへと変化、
落ち着きのある大人の雰囲気に熟成していくのです。

街中に漂うキンモクセイも、時間とともに花の数を増やし、深みを増し、
喉がかわくような強く、甘い香りへ。

街がその香りをまとうのももうすぐです。


過ごしやすい季節になりました。

暑い夏はお休みをいただいている健脚シリーズお散歩レポ

今年の後半戦が間もなくスタートします。

ローズマリーの香りで頭スッキリ、爽快、夏の疲れをやっつけてパンチ^▽^

2017年後半もアクティブに動いていきたいと思っています。
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2017/2/5  14:30


事件は突然起こる。
何の前ぶれもない。

年内の仕事も大掃除も終わり、年末を静かに過ごそうと思っていた私の頭に
ふと浮かんだ考え。

それが全ての始まり。No.1!´_`

キッチンの流し台の下に梅酒が置いてある。
味付け海苔が入っていた大きなガラス瓶で作られたお酒は
作ってから3年〜4年経っているため、色も味も深みが増し、
市販のものよりかなり美味しく仕上がっている。

作るのは好きだけれど、あまり自分で飲むことがないため、
出来上がるといつも母に送っていた。
今回もボトルに詰め替えて、母にあげよう。

「よいしょっ」とビンを取り出し、テーブルの上に置いた。

ここで予想外の展開。

置いた瞬間、ビンが真ん中で割れ、上下真っ二つに。クラッカー´Д`
当然、梅酒は全て流れ落ちた。
テーブルも床も梅酒の海。

母さん、梅酒なくなりました…一滴も。

普通なら「あ゙ぁぁ〜」と慌て、タオルを探し…となるのだけれど
その時の私はやけに冷静だった。

ビンを見つめ、足元に広がる甘い香り漂う海を見つめ、立ち尽くした。
中身がこぼれたことよりも、なぜビンが割れたのか、そこが不思議でならなかったから。'_';

「何で…テーブルに置いただけなのに…」

考えてみれば耐熱用でもないのに作る度に熱湯消毒をされ、
味付け海苔ビン君には過度のストレスがかかっていたに違いない。

我慢し、耐え続け、限界が来れば、ほんの小さな衝撃でも壊れる。
人間と同じ。

作る楽しさに気を取られ、ビン君がかかえていたストレスに
目を向けることもしなかった。
彼の苦痛も知らず、自分の趣味を楽しんでいた。
申し訳なかった…m(_ _)m

反省、すでに遅し。

足元に海広がる。

年内のガラスごみの収集は数日前に終わっている。
ごみは全て回収してもらい、きれいな状態で正月を迎えようというごみ出し計画も
年末をゆっくり過ごすため早めに終わらせた大掃除計画も一気に崩れた。

振り出しに戻る。あ〜ん

梅酒には1キロの氷砂糖が入っている。
それだけの糖分が入っているということは、拭いても、拭いても、ベトベトは続くのだ。

気長にやるしかない。
あきらめよう。

それから3日間、一日に何度も何度も拭き続けた。

ベトベトさんっていう妖怪がいたな…

「ベトベト」と「ベタベタ」はどっちがより程度が上かな…
「ベットベト」の方がより上かもしれない。

どうでもいい様々なことが頭に浮かんでは消え、
気付くと大惨事の前よりも床がきれいになっていた。

そうなると、

「これはこれでよかったのかもしれない…」

とさえ思うようになった。

「部屋の乱れは心の乱れ」と言うけれど、掃除をすると心にも変化が起こるのだ。

それから数日、部屋中に爽やかな梅の香りが漂っていた。

年明けのごみ回収日まで、ビン君はキッチンの片隅にたたずみ、正月を過ごし、
やがて旅立って行った。

形ある物いつかは壊れる。

梅酒も年月も無駄にしてしまったけれど、悪気はなかった。
仕方ない。

「あの時、もっとこうすればよかった…」

いつまでも後悔したところで先には進まない。NG

ビンが割れた衝撃とともに、私の中で燻ぶっていた古い何かが
解き放たれたような気がする。

年の始め、もう一度、一から出直そう。○

気持ちもビンも新調し、今度はシソ酒を作ってみた。
どんな味に出来上がるのか、初めてだからよく分からない。

分からないから、興味も、期待度も日に日に増し、

またひとつ自分のレパートリーが増えるかもしれない喜びに包まれている。
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タグ: 梅酒 シソ酒 年末

2016/9/13  15:34

変化とともに  しっぽコラム/エッセイ

夜、外に出てみたら蚊取り線香の匂いが漂ってきました。
どこからか流れてくるその匂いに違和感を感じました。
そして気づいたのです。
空気の匂いが少しだけ変わってきたことに。

蒸し暑く体にまとわりつくような厚みのあったヤンチャな空気が
落ち着いた大人になってきたような肌触り。

夏の定番である蚊取り線香の匂い、秋に向かう落ち着いた空気の匂い
鼻から吸い込んだ時に完全に混ざり合わない違和感。'_';

もうすぐ季節が変わるのです。

この夏、ハーブの資格を取得しました。
植物の資格をひとつ取りたいと思い、半年かけて勉強しました。

ハーブは4種類の気候型に分かれます。No.1!*^_^*

@地中海沿岸タイプ
Aヨーロッパ中緯度地帯タイプ
B東南アジア&中米タイプ
C東アジア&日本タイプ

それぞれの原産国の気候に合わせた土壌、育て方が必要になります。

例えばラベンダー、ローズマリー、セージは地中海沿岸タイプ。

地中海沿岸は偏西風の影響で冬暖かく夏は涼しく乾燥しています。
風化した石灰岩の炭酸カルシウムが溶け出した弱アルカリ性に近い土壌です。
高温多湿の日本で育てるには土に石灰を混ぜて弱アルカリ性に近づけ、
雨に当てないように軒下に避難させるなど注意が必要です。

時代が流れても、植物は遺伝子を受け継ぎ、自分のルーツを記憶しているのでしょう。
人間ととてもよく似ています。

植物にとって土壌は大切な要素。
植物の性質にあった土を与え、手間・時間を惜しまず、健康に育てることが大切。

学び得た知識を自らの土壌に加え、芽を出し、
世のため人のためそして自分のためによい花が咲く日を夢見ています。

学問の秋がやってきます。

お昼寝のつもりが起きたら夜が更けていました。
本気で寝てしまったようです。
目がさえてしまった私は、キッチンのテーブルで本を読むことにしました。

辺りは寝静まり、聞こえてくるのは虫の声と時折鳴り出す冷蔵庫の音だけ。
私ひとり、静かで穏やかな夜です。*^_^* 夜

どれだけの時間が経ったのでしょう。
冷蔵庫が突然「ブォ〜ン」と音をたてました。

はっと現実の世界に戻された私は窓を見ました。
空の向こうが少し明るみ始めています。

朝の気配…朝日

新しい一日が始まります。
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タグ: ハーブ 季節 

2016/7/17  22:36

白ゆりの思い出  しっぽコラム/エッセイ

あわただしい朝、
風を切って歩く私の鼻が甘い香りをとらえました。

ふと見ると、道の脇に白いゆりが数本。
風にのってまとわりついてくる甘く、エレガントなその香りは

「ちょっとお待ちなさいな」

と呼び止めているようで、時間ばかり気にする私の足を
少しだけゆっくりにしてくれました。

そして、遠い昔の懐かしい出来事を思い出す余裕を与えてくれました。*^_^*

アメリカでホームステイをしていた頃、大学の先生の家でお世話になっていました。
お母さんは静かな雰囲気で、優しい人。
以前受けた呼吸器の手術によりあまり外出ができないため
いつもソファーに座りパソコンで書き物をしていました。

私はとても不思議に思っていました。
体調が悪いこともあるのに、なぜホームステイを受けてくれたのだろう。
他人を家に入れるなんて面倒なことをなぜ引き受けてくれたのだろうと。'_';

日に日に暖かくなり、春の花が開き始めたある朝、
何気なくカレンダーに目をやると、その日お母さんの誕生日だと書いてありました。

こりゃいかん、プレゼントを買いにいかねば。

たいていの物が揃っている大型スーパーへ行き、
何がいいかしらと歩きまわっていると
花売り場に白いゆりの鉢植えがたくさん並んでいるのが目に入りました。

小ぶりで、白く清楚な雰囲気。
ひと目で気に入った私は鉢にブルーのリボンを巻き、
小脇に抱え家に帰りました。

お母さんはいつものようにソファーに座り、書き物をしていました。

「お誕生日おめでとう クラッカー

私が誕生日だと気付いていたことに驚いたのでしょう。
思いがけず渡されたプレゼントにお母さんはとても喜んでくれて

「ハグしてもいい?」

と言って、私をぎゅっと抱きしめてくれました。
体に問題を抱えている人とは思えないくらい、それはそれは力強いハグでした。

触れ合った体から伝わる温かさと
子どもがお母さんに身をゆだねるような信頼感。
滞在期間も残り3カ月となり、少し疲れを感じていた私は
何とも言えない安心感に陥っていました。
不思議なことに今でもその感触がはっきりと記憶に残っています。

「これ、イースターリリーって言うのよ」

お母さんがそう教えてくれました。

イースターは春に行われるキリストの復活を記念する復活祭。
イースターリリーは祭事に飾る白いゆり。

白ゆりは「純潔」「貞操」のシンボルとされ、聖母マリアを象徴する花です。
キリスト教の宗教画にはヨーロッパに自生する「マドンナ・リリー」と呼ばれるゆりが
描かれてきましたが、19世紀に日本の「テッポウユリ」が紹介され人気となり
祭事に導入されるようになったのだそうです。

それでか、お店に白ゆりがたくさん並んでいたのは…
清楚な雰囲気が日本ぽかった…
わからないことだらけの海外生活では後から合点がいくことが多いものなのです。

お母さんはキッチンの窓辺に飾ってくれました。
時折差し込む日差しが、ゆりをさらに白く輝かせていました。

おおらかな家族だったため家の中はいつもごちゃごちゃ散らかっていたけれど
そのおおらかさによって私はあの家族と出会い、お世話になることができたのでしょう。
問題があるから、大変だからできないんだと決めつけず、
ゆったり、広い心で、おおらかに受け入れる、そう教えられました。

あれから15年が過ぎました。
白ゆりを目にする度、あの日のお母さんのハグを思い出します。
他愛のない日常のやり取り。
何てことはない出来事。

長く心に残る出来事は特別なことではなく
日常の中で起こるほんの些細なことなのかもしれません。

お母さんが今日も元気で、幸せでいてくれればいいのだけれど。
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2015/8/16  21:42

小さな窓の物語  しっぽコラム/エッセイ

もう15年ほど前の話になりますが
1年間、アメリカで生活をしたことがありました。

はじめの4か月間ホームステイしたのは老夫婦の家で、
二人は清潔な部屋を用意して待っていてくれました。

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                        〜ホームステイ先・私の部屋〜

部屋には窓がひとつ。

白い枠で上下スライド式。
窓辺に小さな机が置かれていて、
私はここに座り日本の友人たちにメールを打ったり

「今日も英語がよくわからなかった…」

と気休めに辞書をめくってみたり、
何かと心の折れる海外生活のスタートを
ひとりになれる静かなこの窓辺が癒してくれました。

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                    〜右から2つめの窓が私の部屋〜

私の部屋は家の前の庭に面していたので、
小さな窓枠から家の前を通る人や
お父さんが芝を刈る姿がよく見えました。

貨物列車が通る音、鳥の鳴き声、長閑な風景をながめながら
言葉や習慣に慣れる日が来ることを待っていたのです。

大きな窓からながめる風景も開放的、絵画的で素敵だけれど
小さな窓枠から見る限られた世界はとても人間的で、心くすぐられるものがありました。

大きな絵画の中の一ヶ所にカメラがズームして寄っていくように
小さなフレームの中で繰り広げられる他愛もない日常の映像には
ストーリー性が感じられたのです。

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        〜大学のキャンパスからホームステイ先の住宅街を望む〜

クリックすると元のサイズで表示します
                             〜大学のキャンパス〜

アメリカ南部の田舎町、
緑に囲まれた町にはいつも芝の匂いが漂っていました。

日本の公園にある芝とは違い、とても力強い匂いを放ち
窓を開けると風にのって部屋に入り込んで来ます。

時にむせ返るようなその匂いは息苦しく感じることがありました。
今でも芝の匂いを嗅ぐと胸が苦しくなるのは
当時の失敗や楽しかった思い出がグチャグチャになって
フラッシュバックするからなのでしょう。

我が家にも窓辺の書斎が欲しい。
緑の匂いが漂う小さな窓辺に座って書き物がしたい。
そう思い続けてきました。

我が家の2階に小さな窓があります。
そこからは隣りの家の庭が見下ろせるようになっていて
目線の高さに なんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)が見えます。

書斎をつくるならここしかない…

そう思い、数年前、長机を購入。

こっち向きかな、それともこっち向きかしら…

ああじゃない、こうじゃないとレイアウトが決まらないまま疲れて
結局、取り込んだ洗濯物の置き台に。

ところがこの夏、なぜか急にやる気になり書斎づくりにとりかかることにしました。
思い立ったが吉日
猛暑の中、

「おりゃ〜」

っと机を持ち上げ、物置部屋を大改造。

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机にはアメリカのキャンパスで撮った写真を飾りました。
大学のアリーナで行われる卒業式を見に行く際、知人に撮ってもらった写真です。

新緑の時期、フレッシュな緑の芝に囲まれたキャンパス。
1年の滞在期間が間もなく終わり、帰国を間近に控えた私は
とてもすっきりした笑顔を浮かべています。

大都会の東京でもあの芝の匂いと緑色の風を感じていたいと思い
数ある写真の中からこの一枚を選んだのです。

この部屋はエアコンがないので夏は蒸し風呂状態。
暑くて今はまだ座れません。

もう少しして秋になったら、ここに座って書き物をしたり
デザインをしたり、何かを作ってみたりしてみよう。
きっと楽しいアトリエになることでしょう。

若く、こわいもの知らずだったあの頃のように
また何かにチャレンジしてみよう。
そんな気持ちが湧いて来るのを感じています。

夜になると「リン、リン」と虫の声が聞こえるようになりました。
昨日まではまったく聞こえなかったのに。
秋が近いのだと知らせてくれているのでしょう。

涼しい風がこの窓辺にやわらかな空気を運んでくる日を待ちわびています。
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2015/4/29  15:44

8周年のご挨拶  しっぽコラム/エッセイ

我が家で一番日当たりがいい場所、それはベランダ。
カニ歩きをしてようやく一人通れるくらいの狭く小さな空間です。

お日さまの光がいっぱい当たるのでプランターを置き、花を育てています。
暖かな日差しとやわらかい風を浴びて、彼らはとても気持ちよさそうです。

休日になると窓辺に座り、彼らの様子を確かめます。

芽は出そうかな。
成長しているかな。

お隣りの庭にやって来る鳥の声と
明るく暖かな光が差し込む窓辺、
そこに流れる穏やかな時間。

洗濯物が風に揺れる度、その光は揺らぎ、
静かなひとときに、時折変化をもたらしてくれます。

至福の時

ペースを落とし、ゆっくり楽しむ、
刺激を求めた若い頃とは違い、静かで穏やかな生活に喜びを感じるのは
少し年をとったからでしょうね。

近頃、ブログの更新も少しゆっくりになってきました。
このページも我が家のベランダと同じ、小さな空間です。

美味しいお茶とお菓子を用意して、
何にも追われることのない、ゆっくり流れるささやかな時間を
楽しんでいただけたらと思います。

このブログを始めてから、嬉しい出来事が舞い込むようになりました。
たまに吹いてくる予想外の風が、
平凡な生活に小さな変化をもたらしてくれています。

可能性で満たされ、美しく花開く蕾のように
またいつか ポンッ とはじける心地よい瞬間が訪れる日を心待ちにしています。

また1年よろしくお付き合いください。

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昨年、挿し木に挑戦したバラが蕾をつけました。
 
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/394.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/396.html

日に日に数を増やし、ふくらみ、

美しく花開いたその姿を皆さまにご披露できる日も、

さほど遠くはないようです。

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2015/3/2  0:00

ひと雪ごとに  しっぽコラム/エッセイ

今年に入り、東京でも何度か雪が舞いました。

やがて暖かな日差しが雪を照らすと、
やさしく温められた空気の中にふんわりと花の香りが漂います。

ひと雪ごとに春の気配。

雪解けを経て、少しずつ新しい何かに向かっていく足取りを感じています。

雪の朝、電車の窓から外をのぞくと、真っ白な世界が広がっていました。

でも、よく見てみると、まだ薄っすら土が顔を出している所もあり
白と茶がまだらで、中途半端な姿を見せていました。

「不完全ね ´_`

あなたダメね…とでも言いたげに、小さくつぶやいてみました。

雪が降り続けば、茶色い部分も姿を消し
完全で芸術的な白銀の世界が出来上がります。

不完全とは発展途中、伸び代と余白の塊。

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春に向け、我が家のプランターガーデンにも蕾が顔を出し始めました。

その姿に華やかな春を思い描くけれど、はやる気持ちとは裏腹に、
成長はとてもゆっくりしていて、春というにはまだ不完全な世界。
あともう少し時間が必要なようです。

不完全なこの私も、まだまだ伸び代ありますよ。

芽吹きの春、生まれ変わりの春。

新しい何かを見つけて、喜びへと続く余白を歩いてみようかしら。
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タグ:   不完全

2014/4/20  15:19

7周年のご挨拶  しっぽコラム/エッセイ

「面白い」には、ざっくり大きく分けて2つあります。

fun 」 と 「 interesting

funは、ただ無邪気に楽しいけれど、

interestingは、やや前のめりに見つめる知的関心とともに興味深い感情。

私にとって園芸は interesting なものです。

庭というものはすぐに出来上がるものではありません。

テーマを作り、理想の空間をデザインし、植物を選び、手間をかけ、
そこに時間という魔法が加わって成長し出来上がるものです。

上に向かって伸びていく植物もあれば、
地面をはうように伸びるものもあります。

空高く咲く花もあれば、下に枝垂れて咲く花もあります。

年に2度咲く花もあれば、1度しか咲かない花もあります。

ひとつの茎に1つしか花を付けないものもあれば、
複数の花を付けるものもあります。

それぞれの性質を知り、組み合わせを考え、配置を考え、
成長した時のベストな風景、完成図を頭に描きながら造り上げていきます。

当初の予想とズレてしまったら、切ったり、植え替えて調整します。

そのズレが意外とよく、想像していたものより良いものになることもあります。

色も、形も、性質も異なる植物を使い、心和む空間を作り上げるには
その状況に応じた試行錯誤が必要です。

スカスカだった空間にはやがて葉が茂り、たくさんの花が踊り、
言葉にならない喜びが訪れます。

成長の速度が違う者達が時間差で咲き続け、
計算され描かれた庭は、より長く楽しみを与え続けてくれます。


ブログは庭のようなもの、そこに描く記事は種のようなもの。

毎回、毎回、ひとつずつ種を置いていきます。

その種に時間という魔法をかけていきます。

その魔法が、発芽を促し、

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いつか、たくさんの花を咲かせることを願っています。

皆さまには、小さな種に水をあげるお手伝いをいただければと思います。

水のやり過ぎは様々なバランスを崩し、根を腐らせます。

疲れた時、まったりしたい時、

ジョウロにほんの少しの水を入れて、

私の庭に遊びにいらしてください。

小さな小さなこの空間で interesting な何かが見つかるかもしれません。

時間という魔法が、ここに和みの空間を造り上げてくれますように。

そんな庭となれる日を夢見て…

これからも Small Garden「四谷のしっぽ」をよろしくお願いいたします。
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2014/3/26  23:59

柔く 優しく  しっぽコラム/エッセイ

わたくし、園芸好きを公言しておりますが、

実は…

ジョウロを持っていませんでした。m(_ _)m

ペットボトルで水をあげたり
ペットボトルがない時はキッチンのボウル、
ひどい時には鍋であげていました。

鍋で水をあげているなんてご近所さんに見られてははずかしい…と
ささっとあげて、ささっと家の中へ。

「鍋はないわ…女子力なさ過ぎ…  ̄ー ̄

自分でもそう思いつつ、でも仕方がありません。
気に入ったジョウロが見つからなかったのですから。

水がたっぷり入って、大きすぎず、使いやすいジョウロ。
それでいてかわいく、素敵なビジュアルを兼ね備えたジョウロ。

探し続けること数年、とうとう見つけた理想のパートナー。
もうすぐ春だからとパステルカラーのピンク色をチョイス。
 
http://item.rakuten.co.jp/merci-p/sp-ups802/

水がたっぷり入るのに見た目がスリムでコンパクト。
持ちやすく、使いやすく、たたずむ姿形がかわいい…GOOD!´з`いいね、いいね。

ペットボトルで水をあげると ゴボゴボ っと音を立て、
水が激しく土をたたきつけ、溝ができたり、土が一方へ流れたり、
泥が足元にはねて
「わ゙ぁぁっ ◎o◎
と飛び跳ねたり。

ガーデニングなんて優雅な響きとは程遠く、痛みと激しさが伴います。

新しいジョウロは少し傾けるだけでシャワー口から水が軽く流れ出し
広く、大きく、緩やかな弧を描いて葉や土の表面にやさしく当たります。
流れ出る水は軽く繊細で ふわっ とした優しさを兼ね備えています。

ただそれだけのことなのに、
ストレスでカチンコチンになった心と体から
余計な力が解き放たれてゆくのを感じます。

ジョウロの先から詰まりなく軽やかに流れる感覚、
ささやかに響くサ〜っという音。

ただそれだけのことなのに、
胸の詰まりまで解消していくような気がして
かたくなだった自分の心に気付かされます。

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昨年、所沢ゆり園で購入したユリが、今年も芽を出しました。
      
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/365.html

数日前にはまったく姿を見せていなかったのに
急に ニョキッ と。

新芽は若い力を蓄えた やんちゃ坊主。
やわらかく、柔軟性があるから、
有り余る力とともに、上に向かってぐんぐん伸びていきます。

ただそれだけのことなのに、
見ているだけで心がうずき、
新しい何かに出逢えるような気がしてきます。

花が咲いたらどこへ飾りましょうか。

他の花と一緒にどんなレイアウトで並べてみましょうか。

あれこれ想い描きながら、あせらず、怒らず、
暖かさにうたた寝をしながら、のんびり、まったり、余裕を持って、

待つ楽しみ を感じていたいと思う春でございます。
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2013/9/1  15:44


そういえば、最近あれって見かけないなぁ。

ふと思い出し、まわりを確認しながら歩いてみてもやっぱりない…
今はそんな時代ではないのだと昔懐かしい光景に想いを馳せてみました。


毎年咲いているマーガレットの花、今年はいつもより少し花が少なかった気が。
 
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/181.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/255.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/360.html

土も古く、栄養不足で植物には厳しい環境になりつつあるのかもしれない。

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ということで園芸用の肥料を買いました。

土の上にまく化成肥料と、土にさす点滴タイプの2種類。

普段は

「君はそんなに弱い子じゃないよ。
 水をあげるからあとは自分でがんばれ。」

スパルタというか放任主義。

化成という言葉が 人工的 というイメージであまり使う気にもならなかったのです。

人間と同じで、身も心も栄養が足りなければ
植物だってやさぐれてしまうに違いない。
たまにはいたわってあげるのも大切。

「はい、ちょっとチクッとしますよぉ〜 

点滴を土にブスッと刺してみました。


子どもの頃、近所の植木鉢には必ずといっていいほど卵の殻が置いてありました。

2つに割れた殻を土の上にかぶせておくと肥料になるからと
我が家でも料理で使った卵の殻をあっちこっちにかぶせていました。

殻は土に吸収される気配もなく、日に日に薄汚れていくだけ。
細かく砕いて土に混ぜるならわからなくはないけれど
殻をそのまま置いて、いったいどれだけの効果があるのだろう…

子どもだった私は不思議に思いながら指で突いてみたものでした。¬_¬→ つんつん

殻をかぶってカワイイのは カリメロ だけ。
 
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%AD


実際、殻をそのまま置くだけでは吸収されにくく効果は期待できないのだとか。

それでも、お金がかからず、洗練されていないその感じが
狭い路地裏の風景にとてもよく似合っていた気がします。

最近すっかり見かけなくなったなぁ…

夕方のぬる〜い空気の匂いと、空を染める夕やけが
懐かしむ心をさらにかき立てるのでした。夕日


肥料の袋にこんなことが書いてあります。

少しずつ溶け、ゆっくり効きますので植物にやさしい肥料です

乾いた空気に少しずつ秋の気配。
暑くせわしない毎日に、何だかちょっと疲れたな…

痛んだ心身を癒すため、私自身も土壌改良をしてみようかな。

即効性というものは栄養ドリンクのようにあっという間にその効果が薄れます。
長い時間をかけてじわじわ、ゆっくり、やさしく、効果が長く続く方法をみつけて。

もうすぐ夏が終わります。晴れ ヒマワリ
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2013/4/29  12:54

6周年のご挨拶  しっぽコラム/エッセイ

ブログは 平面的 な世界です。

平たい画面に写真、記事が貼り付けられ
クリックするとまた同じような平たい画面が現れます。

この平面的な世界を、どう立体的にしていくか…

そんな事を考えながら、この一年シコシコ記事を書いてきました。

今までは同じサイズの写真を載せていたものを
一枚一枚サイズを変えて載せてみたり、

今までは縦に一枚ずつ載せていたものを
横に並べて載せてみたり、

写真を撮る時もその物だけを撮るのではなく
少し引いて、周りにある葉や、花などを入れ、
全体の風景に奥行きが出るように撮ってみました。

単調な掲載方法に変化をつけて、見た目に凹凸をつけてみようと思ったのです。

記事についても考えてみました。
どこかへ出かける時、様々なブログを参考にしますが
知りたい情報が載っていないことが多いことに気がつきました。

このブログにアクセスしてくださる皆さんがどんなワードで検索をして
私のブログにたどり着いたのか毎日研究をしてみると

そこへ行くにはどう行けばいいのか。
その場所はどんな所なのか。
花を見に行くとしたら、何日の時点でどのくらいの開花状況なのか。

すでに足を運んだ人だから持っている情報を読者は求めているのです。

楽しかったです
きれいでした
というだけのものではなく、

写真と文章を駆使して、躍動的に立体的に情報を届ける。

公園で例えるならば、

平たく、だだっ広い新宿御苑より
            
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/273.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/291.html

高低差のある旧古河庭園のような立体感が欲しい…
            
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/318.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/339.html

時に、崖を登り、上から見える風景を想像して心を躍らせ、
時に、下に見えるあの場所に何があるのか好奇心に駆られ、
時に、平らな芝生でのんびり平和にゴロリ〜ンと穏やかな時間を楽しむ。

登ったり、下ったり、読者が私と一緒に歩いているような錯覚に陥る
動きのある世界を描きながら

立体的なブログが作りたい…

そう願って、またシコシコと更新を続けていくのであります。

クリックすると元のサイズで表示します

都わすれ、マーガレット(白・ピンク)、ガーデンシクラメン

毎年恒例、我が家の小さな花畑は今年も満開です。

小さな町のどこかにある、ささやかな花畑。

見た目は似たような花たちを
高く、低く、高低差を使って立体的に配置してみました。

ほんの些細な変化で、見た目も、世界も変わるものです。

よく、

平凡な毎日…

なんて言いますが、

平凡があるから、ほんの少しの凹凸に驚き、心躍り、

凹凸があるから、平凡に心の穏やかさを感じます。

春、新たな一年のスタート。

これからも「四谷のしっぽ」をよろしくお願いいたします。
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タグ: ブログ 立体的 花畑

2012/12/19  23:30

重曹で大掃除  しっぽコラム/エッセイ

だいぶ前の話なのですが…

離れて住む母が重曹を持ってやって来ました。

「洗濯に重曹を使うと真っ白になるから、お父さんが持って行けって。」

また要らぬ物を持ってきて…と文句を言う娘。

それからしばらくしてまたやって来た母は

「お父さんに重曹のことどう言ってたかきかれたから
 きれいになるってすごい喜んでたって適当に言ったら
 お〜そうか、そうかってご機嫌だったよ。」

母はそう言ってペロッと舌を出しました。

まぁ〜何と言いますか…

人間、知らないということは幸せなことなのでございますよ。


重曹くんはそのまま我が家の片隅に置きっぱにされ、
けなげに出番を待ち続けました。

そして、その時は来たのでございます。


先日、情報誌を読んでいたら重曹を使った掃除法が載っていました。
重曹と水を混ぜスプレーを作り、換気扇、キッチンの流し台、お風呂の掃除に使うと
きれいになると。
しかも洗剤を使うよりエコ

重曹くんが重曹としての役割を果たせぬまま一生を終えるなんて哀しすぎる。
大掃除に使ってみるか。
でも…
重曹を使った掃除法はよく耳にするけれど、ほんとうにきれいになるのだろうか。

半信半疑のまま換気扇を取り外し、
スプレーを作るのは面倒だったのでそのまま重曹をふりかけ、
濡らした歯ブラシでこする…

何ということでしょう。
こびりついた油が重曹の粉と一緒にポロポロ落ちていくではありませんか。
クレンザーでこすってもこんな風にはなりません。

いつもならつけ置きして、何度もこすって、
しまいにゃスポンジが油でベトベト。

でも今回はそのままこすって、すぐ落ちて、汚れた歯ブラシはポイッ。
これは楽でいい。


先日、母から届いた荷物の中に5s入りの重曹が。

重曹の威力はよくわかったけれど、
あんなに要らないと言ったのにまた送ってくるなんて…ボケたかな。

しかも…5sも要らないだろう…
私はどんだけ掃除しないといけないのでしょう。

新しい年をスッキリした心で迎えるためにも
大掃除に重曹くんの力を借りてみてはいかがでしょうか。

あ〜、でも…

重曹を5s送るなら、米を5s送って欲しかった…かも。
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タグ: 大掃除 重曹 エコ

2012/11/11  16:34


細い路地が入り組み、古い家が軒を連ねる町でお隣さんは親戚のような存在です。
老後は海の近くでと両親が引っ越して行くと、ひとり残った私の所に
隣りのおばさんが度々顔を出してくれるようになりました。

彼女はいつも玄関からではなく我が家の出窓からやって来ます。
少しのお菓子、庭で咲いた季節の花を持って窓をコンコンとたたき、
窓越しに植木の話をして「じゃあね。」と笑顔で帰って行きます。
ひとりで暮らす私をさりげなく気にかけてくれていたのでしょう。
私が幼い頃から、数十年のお隣りさんです。

そんな彼女が亡くなりました。
いつかはこういう日が来ることをわかっていましたが
私には突然のことでした。

長い通院生活の中、

「お加減はいかが?」

なんてことはききませんでした。
会う度にそれを尋ねられることがどれだけストレスになることでしょう。

植木の手入れをしながら聞こえてくる彼女の歌声で
今日は元気だな、よかった…
最近声が聞こえてこないな、大丈夫かな…

もう長いこと、母も私もそうやって彼女の体調を判断していました。

亡くなったとの知らせをもらい母と二人、最後のお別れをしにおじゃましました。
お隣りにおじゃまするのは小学生の時以来。

廊下はこんなに狭かったかしら…

そうではなく、私が大きくなり過ぎたのです。
その感覚は長い月日が経ったこと、彼女が年をとったことを物語っていました。

「眠っているみたいね…」

ベットに横たわる彼女を見て、母がそうつぶやきました。
彼女の名前を呼びながら泣き出す母の横で私も感情がこみ上げ涙を流しました。

すべすべした肌、穏やかな顔で眠る彼女を前に
いつもと何ら変わりないような雰囲気を感じながら、
でも間違いなくその時が来たのだ…
冷たい彼女の頬がそうおしえていました。

母と私が泣く横で、ご家族は穏やかな表情を浮かべていました。

ここに1枚の写真があります。
子どもだった兄と私、犬を抱えた彼女が写っています。
母が玄関先で遊ぶ兄と私を撮っていたところに彼女が犬を連れて通りかかったのです。

彼女は今よりもずっと若く元気で、兄と私は幼く…
子どもは成長し、大人は年老い、
それが時の流れ、世代交代というものなのでしょう。

もうこの窓をたたいてくれる人はいないのです。

心にぽっかりと穴があいた、今年春の出来事でした。

それからしばらくして、プランターの花に水をあげようとした私はハッとしました。
彼女がいつもたたいてくれた出窓の真向かいに一本のオニユリがたたずんでいたのです。

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「おばさんだ…」

見た瞬間そう思いました。

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細く、長く、我が家の出窓を見つめながら咲くその姿が
スレンダーだった彼女の姿と重なったのです。

こんな所にユリなんてあったかしら。
あれば気づくはずなのに…

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不思議に思いながらも、花が好きだった彼女がユリになって
今でも私を気にかけてくれているのかもしれないと心強く思い、
アスファルトの隙間から生えるその根元にそっと水をかけました。

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タグ: 路地 お隣り ユリ

2012/3/12  23:50


わたくし・・・
いい歳にもかかわらず人生の伴侶はまだおりませんが
相棒がおります。
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メタリックなビジュアルがカッコよかった・・・
ただそれだけの理由でスカウトし、彼は私の所に来ることになりました。
このブログを始めた時に知り合ったので
かれこれ5年の付き合いになります。

出かける時はいつも彼と一緒。
きれいな風景、美味しい物、
彼が撮った写真に私が言葉を添え、
2人でタッグを組んでこのブログを続けてきました。

600万画素、
さほど画質はよくもなく
5段階評価でいったら3くらい、
可もなく不可もなく、いたって普通なヤツです。

ところが、彼は度々フォトコンテストで賞をとり、
私にミラクルを運んできてくれました。
あの画質でどうして賞がもらえるのか不思議でならないのですが
いつしか「彼がいればぜったいにいい写真が撮れる」
そんな安心と信頼を感じるようになりました。

賞をもらうということはとても嬉しいことだけれど
自己満足で終わってしまうことに不完全燃焼を感じていました。
行き止まりの路地に入り込んだような、なんともスッキリしない気分。

私が求めているのは自己満足ではありません。
もっと生産的で広報的なことに使えないだろうか・・・
このブログを見た人から写真を使わせて欲しいなんて連絡は来ないかなぁ・・
しょせん素人の写真だからなぁ・・・

なんて思っていたら、

先日、某会社から連絡をいただきました。
情報誌に桜の写真を使わせてもらえないかと。
迎賓館周辺の桜の写真を探していて、
たまたまこのブログの写真を見てくださったようです。

想い続けると現実になるのかな・・・とビックリ。

そして、ふと思ってみました。
もしやこれは・・・先日参拝した王子稲荷神社のご利益か
 
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/301.html

芸事の上達を願い参拝して1か月もたたないうちに・・・ってご利益早っ◎o◎
近々、お礼参りに行ってまいります。

ということで、ホテルニューオータニ内のショッピングエリア
「サンローゼ赤坂」の情報誌「from SUNROSER AKASAKA 春号」のコラムに
写真を2枚掲載していただくことになりました。
(配布期間:平成24年3月12日〜4月末 ※なくなり次第配布終了)

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配布初日、ちょっくらもらいに行き、
ほんとうに載っているのか、そろぉ〜りめくってみると・・・¬_¬

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載ってました・・・(涙)
(あっ、でも、ちっちゃいですけど・・・ど素人にしては上出来拍手

「たとえ小さな写真でも胸をはって、誇りを持って、
 多くの人の手によっていろんな所に飛んでいきなさい。
 多くの人の目にふれて、皆の心を癒しなさい。」

棚に並ぶ情報誌にそっと魔法をかけました。

このブログを初めてもうすぐ5年。
とうとうここまで来ましたか・・・感慨無量、感謝、感謝でございます。

この日の夜、相棒と酒を交わしました。

彼と一緒なら私の心は腐りません。
創作意欲を無くしません。
こうありたいと願うことをやめません。

ただ・・・
さらなる高みを目指すのならば、いつか他の誰かとタッグを組む時がくるかもしれません。
もしそうなっても私は彼を手放すことはしないでしょう。
共に歩み、同じ時間を共有し、私をここまで連れてきてくれた仲間ですから。

時にゆる〜く
時に頑固に、こだわりを持って
あせらず、のんびり、前向きに、よい運をつかみながら
これからも誰かのために、質のよい物を発信できることを願っております。

わたくし・・・

いい歳にもかかわらず人生の伴侶はまだおりませんが、
相棒がおります。

私は彼を愛しております。
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タグ: 相棒 デジカメ 写真

2012/2/19  15:35


「どうやら春が来たらしい。」

本屋で何気なく手に取った小説がそんな書き出しから始まっていた。
何の変哲もないその一行がなぜか私の頭に強く焼きついた。

ついこの前までとは何かが違う・・・

その気配に気づく時、人は「どうやら〜らしい」そう思うのだ。

スーパーには雛あられが並び、ピンク、黄色、緑、色とりどりのあられと
桃色のパッケージが春の訪れを告げ、
ところ狭しと積まれた商品の一角で明るいオーラを放っている。
まだ寒く殺風景な冬の世界にそっと彩を添える桃の花のようだ。

野菜コーナーでは菜の花がほろ苦い春の記憶を呼び起こしていた。
店のあちこちで新しい季節がちらほら顔を出し始めている。

どうやら春が来たらしい。晴れ

職場の同僚と話をしながら
妊娠6か月の彼女のお腹を静かにさすってみた。
妊婦のお腹に触るのは初めてのことかもしれない。

まぁ〜るくて、やわらかくて、温かくて、
とても繊細な感じがする。

春に向け蕾を膨らませる花たちのように
お腹の中ですくすく育つ新しい命はまだ発展途上。
出て来るにはまだ早いのでもう少しお水の中で
プカプカしていてくださいませね。あかちゃん

仕事へ向かう私の前を手をつなぎ歩く父娘の姿。
お父さんはスーツ姿、仕事前に子供を保育園に送っていくのだろう。

歩く度、二つに結んだ女の子の髪がピョコン、ピョコンと跳ね上がる。
寒さに身をすくめ憂鬱そうに歩く大人たちの中で、
彼女の髪が作り出す軽快なリズムが楽しい春のイメージと重なった。
ふと見上げると桜の蕾がまた少し膨らんでいた。

重いコートを脱ぐ日もそう遠くはないだろう。

どうやら春が来たらしい。
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タグ:   気配



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