2009/8/29  23:26

しっぽ通信 Vol.29  しっぽ通信

何だか急に・・・
肌にあたる風がやさしくなった。
空気の匂いが切なくなってきた。
秋が明子姉さんのように電柱の影でたたずんでいる気がする。

実は僕・・・もう来てまぁ〜す  的な。

四谷中学校の柵沿いに白い彼岸花が咲いていました。

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この場所はもうすぐ真っ赤な彼岸花で埋め尽くされます。
また季節が変わるんだな・・・

さて・・・
昼休み、職場近くの店でランチ。
カウンターに座りしばらくすると、お財布を片手に1人の女性が入ってきました。
私の隣りに座ると、ため息をついたり、テーブルに突っ伏してみたり。
仕事で腹の立つことでもあったのだろうか。

定食が運ばれてくると、体を斜めにヒジをつき、
右手に箸、左手に携帯、時折ためいき。
子どもだったら、
こらっ、お行儀が悪い!!
と親にひじカックンされてるところです。
厨房で作っている方もさぞかし無念でしょうね。

一言で言うと、美しくない
隣りに座っていて不快・・・

そこで、私はわざと背筋を伸ばし、彼女を横目にお行儀良く食べてみました。
彼女は気付くわけもないけれど、お店の人もしくは他のお客さん1人くらいは
その違いに気付いたかな。
もしそうならば、私の株は急上昇↑、彼女の株は急降下↓

数日後、別の店に行くと、客が帰ったテーブルの食器を片していました。
ガッチャン、ガッチャン
そりゃすごい音をさせながら。
ありえない。

「おばちゃん・・・隣りで客が食べてるんだけど!! 

心の中で叫んでみる。
お店はとても素敵なのに・・・
客をもてなすポリシーというものはどこ行っちゃった???

かなり 不快・・・
おばちゃんは片付けることに頭がいっぱいで
今日もガッチャンガッチャンやってるのかしら・・・

以前、バスツアーに参加した時のこと。
後方に5〜6人のマダムグループが座っていました。
他の人たちはガイドさんの話を聞いているのに、
マイクを通したその声が聞こえないくらい
マダムたちははしゃいでいました。

添乗員さんもチラチラ後ろを振り返り、
私も不快な顔で何度か振り返ってみましたが・・・
マダムたち気付かず。
自覚なし・・・残念 

他人は意外と見ているんです、冷静に、その姿を。
自分は気付いていなくても、見られていないと思っていても、
他人は見ているんです。
そして不快感を感じているんです。

だって・・・
電車で頑張って化粧直しをしているお嬢さんを見ると
「あ〜あ・・・」
って思うでしょう。

地べたに座っている人を見ると、
「あらあら・・・」
って思うでしょう。

でも皆、自分の世界に没頭。
周りがぜんぜん見えていない。
自分も見えていない

3歩進んで2歩下がる  うんにゃっと
そのぐらいが丁度いい。

3歩進んだ所に自分を置いて、意識だけ2歩下がってみる
ちょっと引いて見てみれば全体が見えてくる。
そこに自分も見えてくる

テレビをみていたら、美容家のIKKOさんが、

どんなに外見ばかり飾り立てても、
字を書かせたらすっごいきたない字だった。
そんな人がっかりでしょう
?!」

そう言って、さらさらっと筆で素敵な字を書いていました。

内と外のバランスって大事だなとつくづく思います。
内面が優れていても、身だしなみに意識が行かない人は残念だし
外見は気にするけれど、内面がいまいちでも薄っぺらくみえてしまうし

内だけでもダメ、外だけでもダメ。
そんなに優れた人である必要もないけれど、
人間はバランスと自分を戒める少しのプライドかな。

私もちゃんとしなければ。 きらり〜ん

家ではダラダラしたいけれど、せめて外では普通にちゃんとしよっと。
(でも家では築地のマグロでいさせて-_ゞ ゴロリ〜ン)

夏の終わりにそんなことを思ってみたりして。

季節が変われば気持ちも変わる 

新たな決意がいつまで続くかは・・・また別の話。

大丈夫、またすぐ季節の変わり目はやってきますから。

やり直しは何度でも *^_^* ホホホ
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2009/8/23  12:13

微笑がえし  分類なし

何かを贈って返ってきたお礼の言葉は、

微笑がえし 
(ほほえみがえし)

私はそう呼んでいます。

職場の同僚の一人娘ゆうこりん、1年生。
学校が終わると学童保育へ。
毎日楽しく通っているとのこと。
よかった。
お友達と仲良くできることほど楽しいことはないですもんね。

水族館で買ったイルカのストラップに手紙を添えて、ちょっと遅めの入学祝い。
(全てひらがなで書くのがあんなに大変だったとは・・・

あげたこともすっかり忘れた頃、

微笑がえし From ゆうこりん

どぉ〜ん!!

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職場の昼休み、同僚が「どうぞ」と渡してくれました。
やけに膨らんだ封筒の中には、何やらいろんな物が。
何だ?何だ?とのぞいてみると

手紙、折り紙、自分で作ったと思われる工作に七五三の時の写真を添えて
                         ↑
(ゆうこりん、これ何でしょう?とりあえず飾っておけばよいですか?)

折り紙がややしっとり、ヨレッとしているあたり、努力の跡が。
一生懸命折ってくれた感じがするなぁ。
ぬくもりが伝わってきますねぇ。
シコシコ折っている姿が目に浮かぶようです。

昨年、クリスマスプレゼントをあげた時も、ゆうこりんはクリスマスカードと
絵をくれました。
ゆうこりん、お母さん、そして私が仲良く並んでウィンクしている絵。

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作品名は「キャンディーズ微笑がえし」・・・かな?

私は10歳、いや、20歳は若返っちゃったのではないかというこの絵。
いいね、いいねぇ
(ちなみに真ん中が私らしいです。ってことは、伊藤 蘭ちゃん役かしら)

とっても嬉しかったので、パソコン台横の壁に貼り付けて、
いつも眺めながらこのブログを更新しています。

ついこの間「入学式なんです」と言っていたのに、もう夏休み。
はやっ・・・
伊豆旅行へ行く朝、先日の大地震。
踊り子号は復旧の目処がたたず、翌日一日遅れで出発、
3泊4日が2泊3日に、
怒って、ゆうこりん わめく がぉ〜 

子どもにとっては一大事ですねぇ。
気持ちは痛いほどわかるぞ。

でもさ・・・
人生は予期せぬことが起こるものなんだよね。
備えあればというけれど、備えててもダメな時があるんだよねぇ。

それに耐えながら、心の免疫を作っていくのだよ。
きびしぃ〜 がるる
ゆうこりん、この夏ひとつ大人になった・・・かな?

ゆうこりんは書くことが好きだとか。
いつもメモ帳にカキカキしているらしい。
書くということは頭の中で物事を順序だてて整理すること
とっても大事なことです。

大きく、しっかり、まとまりのある堂々とした字。
字はその人となりを表すというけれど、
大らかで、豪快で、それでいて芯の通った
そんな女の子になりそうかな・・・

眺めていると字の奥に、はじける若さと、夢と、希望と、
可能性に満ち溢れた未来が見えてくるような気がします。

自分の夢を見つけるため、何かを成し遂げるため、
まだまだ時間はたっぷり、いいなぁ、ゆうこりん。 
笑顔がまぶしいわ・・・

笑顔って嬉しい時だけでるものではありません
つらくても、寂しくても、不安でも、哀しくてやりきれなくても、
笑顔でそれを隠しながら皆今日も生きてみたりして。

遠くを見つめ、寂しさが見え隠れしているそんな笑顔が、
とても素敵にみえる時があります。
そんな笑顔になぜかとても癒される時があります

哀しみを経験した人にしか出せない
その人の中から静かににじみ出る何かが伝わるから。
横にそっと座って、同じ時間を共有したくなります。

笑顔をもらい、笑顔を返し・・・
そうやって人と人はで繋がっていくのかな。

人が自分のために手間と時間をかけてくれるって嬉しいですよね。
ゆうこりんが手紙を通して笑顔を返してくれたことがとっても嬉しい。

返してくれたのは

だから・・・
何かを贈って、返ってきたお礼の言葉は、

微笑がえし 

私はそう呼んでいます。
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タグ: 微笑 笑顔 手紙

2009/8/15  23:40

ベルギーに住んでいます 〜四谷・聖イグナチオ教会〜  四谷

朝、テレビを見ていたら、  
日本国内で海外を味わえる場所特集
というのをやっていました。
各国の大使館員に日本で母国を味わえる場所を調査。
そしたら・・・
四谷はベルギーらしい。

四ツ谷駅の横に、聖イグナチオ教会があるのですが、
ここの鐘の音がベルギーなんですって。
ベルギーはいつも街中に教会の鐘が鳴り響いていて、
四谷の街に鳴り響く鐘の音がとてもよく似ているから・・・って。

※教会の近くにベルギー大使館があります。

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鐘の塔、四谷のランドマーク的な存在。
街中に平和の音色を届けます。

私はこの鐘の音を聴きながら育ちました。
教会を背に家路へ急ぐ私の後ろで、今でも変わらない音色を響かせています。

朝、この鐘とお寺の鐘が同時に鳴ります。
仲良くコラボっちゃってます。

異質な物が交わって共存する街 

四谷ってそんな街。

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塔を下からのぞくと、こんな感じ。
この上に鐘が付いています。
この下で鐘の音を聴いたら、すごい響きそう 

このブログを始めてから、いつかこの教会のことを書こうと思っていたのですが、
なぜか「タイミングは今じゃないな」と思って、延ばし延ばしにしてきました。

がっ、とうとうその時が来たようです。
今日、とても嬉しい再会がありました。

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現在の建物は老朽化により建て替えられたものです。
建て替えが決まった時、私はとっても寂しかったのを覚えています。
できることなら同じ物をもう一度建てて欲しいと思いました。
なぜかというと・・・

子どもの頃、ここは私達の遊び場でもありました。
教会へ遊びに行こっ!!」
と気軽に行く、そんな場所でした。

教会の前には小さな芝生があって、隣りにある上智大学の学生が集っていて、
そこで私たちも遊んでいたんです。

古く味のある木の扉を開け聖堂の中に入ると、木の椅子が並び、
座るとギュッときしみました。
それが何とも言えず子ども心をくすぐったんだよねぇ。こちょこちょ

祭壇の左右にはマリア様とイエス様の像、
振り返るとパイプオルガン、両サイドの窓にはステンドグラス。

放課後に行くと西日が差して、床一面にブルーのステンドグラスがパア〜っと映り、
それはそれはきれいだったんです。

私たちはいっちょ前にひざをついてお祈りなんぞをしてみたり、
教会内の装飾や厳粛な雰囲気をよい子で楽しんでいました。

【当時はこんな建物でした】
http://yma2.hp.infoseek.co.jp/TokyoArch/Photo/01/Ignatio.html

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主聖堂入口の聖水に指をつけ、十字をきって中へ入ります。

【中の写真はこちらからご覧ください】
http://tokyokaiyu.blog5.fc2.com/blog-entry-241.html
http://lumiere-luce.seesaa.net/article/10444578.html

外の喧騒が嘘のように、主聖堂の中はシ〜ンと静まりかえっています。
ここは私の隠れ家的な場所。

とかくこの世は雑音が多すぎる
何が本当で、何が嘘なのか、
何が正しくて、何が間違っているのか。
さっぱりわからなくなる時がありますよねぇ。
心もフラフラしてしまいそうになりますよねぇ。

だから、様々なことを静かに振り返り、
その雑音に流されないように、
自分を戒める時間を持つことは人間にとってとても大切


ストレスが溜まった時、ふらっと立ち寄って静けさの中で心を浄化する、
私にとって、ここはそんな場所。

この日、主聖堂では特別なミサが行われていました。
(ミサ、結婚式、葬儀が行われていても自由に見学できます)
後ろで見学して外へ。

外を歩いていると一面のステンドグラスが見えるのですが、
そこへはどこから入るのかがいまいちわからず。
今日こそはその在りかを知りたくて、建物の裏へまわってみるとドアが。
怪しい者ではございませんよぉ・・・」 ←かなり怪しい
と、そろ〜りドアを開けると、

あった・・・

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螺旋階段の壁に一面のステンドグラス。
キリストの一生が描かれています。
右側の絵は「最後の晩餐」ですね。

昔、西日が床に映し出したのはまさにこのステンドグラス。
また会えた・・・素晴らしいこのステンドグラスに 
しばらく見入ってしまいました。

階段の上から眺めるステンドグラスは迫力あります。
(ここへは主聖堂後ろにある扉からも入れます)

帰ろうと外へ出ると、ミサのお手伝いで通りかかった信者の女性が
声をかけてくださいました。

 「よかったら、螺旋階段の下もご覧くださいね」と。

下に何があるのかと尋ねると、

 「下は納骨堂になっているのですが、建て替え前の教会に
    置いてあったイエス像とマリア像があります。」
 「えっ?!昔の建物の祭壇の左右にあった、あの像ですか?」
 「はい、そうです。」

実は、建て替えの時、この2体の像が姿を消したんです。
私は子どもの頃からきれいなこの像が大好きで、
「教会のどこかにぜったいあるはず。もう一度会いたい 
と思い続けて十数年。

いたぁ・・・
再会は突然に・・・何の前ぶれもなく。
帰ろうと思ったけれど、Uタ〜ン  えっさほいさ・・・

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螺旋階段をおりるとクリプタ地下聖堂。
その一角にお二人はいらっしゃいました。

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十数年ぶりの再会
長年探していた人にようやく会えたような、
子ども時代に戻ったような、不思議な感覚。
「はぁ〜」ってため息が。
何かから解き放たれたような感じで胸がいっぱいになりました。

ここでは子どものミサが行われているようです。
右に見えている白い物が納骨用のロッカー式ボックスです。

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きれい・・・ 
美しさはあの時のまま。
やさしげ 
私には生きているように見えます。

子どもの頃も、私たちはこうして見上げていました。
あれ、でもこんなに小さかったかな? 
当時はすごく大きい像に見えたんだけれど。
子どもだった私が小さかったからかな。

それがこんなにデカ女になってしまって・・・
すっかりいい年になった私の姿に、お二人はビックリしちゃったかな。

納骨堂の上は主聖堂。
ミサの賛美歌「MARIA」がきこえてきました。
映画「天使にラブソングを」でウーピーゴールドバーグたちが
ノリノリで歌っていたあの歌。
私も歌いながらノリノリで教会を後にしました。 へいっ

教会向かいにある土手に立って聴く鐘の音は格別です。
今日も背中で聴きながら、お家へ帰る私でございます。

教会入口横には小さな売店があって、
かわいいカードや便箋などがたくさん。
四谷にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

「お住まいはどちらですか?」
ときかれたら
ベルギーです 
と元気に答えてみようと思う、そんな夏でございます。

本日は終戦記念日

鐘の音色に様々な願いと祈りを込めて・・・

【桜とイグナチオ教会はこちらからどうぞ】
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/119.html
http://angel.ap.teacup.com/yotsuyanoshippo/56.html

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