私が高校生の頃、おもに、兄の家庭内暴力と進学校になじめないこと、そして出始めていた強迫性障害の症状に苦しんでいました。
でももう一つ、すごく悩んでいた事があって、それは、親の親・・・すなわち父方の祖父母の介護の事で、親戚間で繰り広げられるゴタゴタでした。
このゴタゴタだけなら、そうでもなかったのかもしれませんが、兄を殺そうか・・・とまで追い詰められるなど、上記に書いた事があったうえでのゴタゴタなので、それが重なりあい、余計つらかったのです
でも、私は、この事に関して
´自分はおかしい´
´自分は大げさなのかも´
´でも苦しい。この気持を どう説明すればいいの?´
とすごく思い悩んでいたのです。
このブログやメインブログで ちょこっと触れたかと思うのですが、何度も何度も担任の先生や 養護の先生に助けを(兄の事で)求めようとしていたのですが、どうしても、その事を、言う事ができなかったんです。
理由は、大きく二つに分けると
言う事で余計に兄が暴れる事となり、母が殺されてしまうかもしれない事を、恐れたのと、
母が家庭の恥と隠している事を 絶対言ってはいけないと 思っていた事
でした。
だから、いつも 悩みがあるけど言えない・・・進学校が合わなくて苦しい・・・だけしか 話す事が出来ず、とうとう 話せない事を 養護の先生からまで、責められてしまう悲しい事態になっていました。(あー ちなみに 保健室に入り浸っていました)
で、ある日、介護に関するゴタゴタの事で、すごく苦しいということを、話した事があるんです。だけど
「それは、お父さんと、お母さんの問題だから、あなたが悩む事ないわ」
と言われてしまい、ほんとに、苦しかった私は、
介護問題なんて、どこの家でもある事なので 、そんな事で、これ程までにダメージ受けている私は、きっとおかしいんだ・・・・弱い人間なのかな?と自分をすごく責めてしまったんです。
でも、今大人になり思い返してみた時、そうじゃなかったんだなぁと思うのです。
介護問題は 確かにどこでもある事なのだけど、でも私があれ程まで苦しかったのは、私の存在が当時の家庭では、母の苦情のはけ口に なっていたというんだろうか・・・・
私が、いつもニコニコして、何でもOKのゴミ箱のようになり、家庭の表面に現れた苦しさを全部吸収する役割を担っていたからだなぁと 思うのです。
親が被るべきだった 苦しみを みんな真っ先にかぶっていたんだなと思います。
当時は もちろんそんな事に自分は気がついていなく、どんな場面でも母の味方をし続け、介護での悩みなんて口する自分は、おかしいと、思わざるを得なかったのです。
養護の先生に一度だけ 話したきり、もう誰にも この事は口にする事ができなかったんですよね。
介護で悩むなんて、 どこにでもある事で、恥ずかしい事で、どうこの思いを 説明し、分かってもらったらいいか分からなかったからです。
しんどい事って、ちゃんと理由があるし、自分の限界って 人間感じとっているもんなんですよね。
ほんと、私は無理し続けたなぁって思います。
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